特に魔女のパンツは万物万象我の更に上をいく。
持っているだけで心が躍り魔力量が、魔術の威力が上がる(当社比)
やっぱ魔女のパンツは最高だぜ!!
その男は生涯パンツを持っていた。
トイレの時も決戦のときも棺桶に入り家族に見送られた後も...
自分を導いてくれた人のパンツを生前お守り代わりに持ち歩いていた男が第5次冬木の聖杯戦争にサーヴァントとして呼びだされた
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メディアは困った。そうパンツだ。
現在彼女の下着は金の羊の毛皮を使った毛糸のパンツであった。
魔女メディア。彼女は聖杯戦争のためサーヴァントとして召喚されたものの、数日で召喚者に見切りを付け、殺害し、逃亡した。
その際、召喚の触媒として用いられた
召喚者の拠点に置いていくとまたぞろこれを見つけた魔術師に悪用されかねない。
自身で持っていてもほとんど利益は無いが放っておくのもよろしくない。
ならば持ち歩いて盗まれないようにすればいい。
さらに言えば身に着けて外したらわかるようなものがいい。
そうだパンツだ。
思い立ったが吉日。彼女は金羊の皮を加工し金羊毛パンツにした。
ただこの毛糸のパンツ欠点がある。羊毛なので履くとチクチクするし履き続けていると少々蒸れる。
暖かいというのは利点だがサーヴァントは温度の変化には強い。
そして最大の欠点だが「ダサい」
金羊毛のパンツはお腹すっぽり太ももぴっちり分厚さもったりで非常にダサかった...
履いては脱ぎ、履いては脱ぎ、溜息を付き履いては脱ぎを繰り返す。
もうなんだってこんな下着に悩まなければと思うものの、もうすでにことは成ってしまった。
聖杯の知識から羊毛なら腹巻もアリだよ!という情報も受信したがそれはそれでなんだか嫌だ。
というわけで魔力不足の回らない頭で考えたがとりあえず予備の下着をと召喚者をころしてから一番に探したのは羊毛以外のパンツであった。
召喚者の魔術師が拠点としていた工房には魔力に変換する用の触媒という名の
さあこれで快適下着ライフと羊毛パンツの下に履こうとしたところでエレベーターの扉が開いた。
メディア、ランサーとエンカウト!!
エレベーターの搭乗口から登場したのは首を振り溜息を吐くランサーだった。
ギルティランサー!!
情けない所を見られ恥ずかしいやら情けないやらいろいろな感情が瞬間沸騰したメディアはパンツを握ったままサーヴァントを召喚した。
ここで偶然が必然となって奇跡が起こる。
メディアが握っていたパンツは偶然にもとある人物が師と仰ぎ生涯を共にした人物が履いていたパンツと全く同成分、同製法、さらに繊維の一本まで縫製が一致。
何より肝心なことに”魔女の体液”が付着していた。
偶然は必然、運命となってパンツが触媒の英霊が召喚される。