鯖へ転職 魔女のパンツは最高だぜ   作:生肉トング

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コメントに嬉しくなって書き上げました。


変態ってなんだっけ

召喚されたルーデウス・グレイラットの心境はなぁにこれぇだった

部屋には見渡す限りのパンツの山が詰まれている。近くに居る女性の手には自身が敬愛した師の下着と寸分違わぬパンツがある。

なるほど。自分を狙って呼び出したということか。

決して正規のサーヴァントでもこの世界では存在しない自分を。

聖杯の知識により今どんな状態か、何をなさねばならぬのかルーデウス・グレイラットは理解した。

 

正規に召喚が成されたわけでなかったが目の前の女性がマスターだと繋がっている細いパスを伝って分かる。

正面には敵と思しきサーヴァント。

ここは戦場。ならば敵は打倒すのみ。

 

 

 

 

ルーデウスは決してパンツの気配に誘われ召喚されたのではない。

一人の女性の叫びに応じて応えたのだ。

 

ルーデウス・グレイラット彼は人一倍パンツに敏感だった

ル-デウスは女性の下着はそう分からぬ

分からぬが尊いものだというのは知っている

女性を柔らかく包むものだとはしっている

包みを開く心躍る瞬間をしっている

生前扱ったことのある商品なのだから構造は解っている

付けてみたこともある、若気の至りだが盗んだこともある

 

真理とはパンツ パンツとは真理

これぞ宇宙

 

なんか若干トリップしていたが先に動いたほうが有利じゃね?先手必勝と目の前の全身青タイツの変態に向かって無詠唱による魔術攻撃を放ったがしかし、

-あ、やべ これはまずい

予見眼を発動

”礫は無効化され飛散する”

目の前の変態は魔術師の苦手な接近戦を行う戦士であった

予見眼のとおり魔術は無効化された。

敵サーヴァントの次の行動は当然反撃だろうに今だ目の前の変態青タイツは動かない

 

前門の変態、後門の変態

見渡す限りのパンツの山の中、3基のサーヴァントは動かない

パンツを被っている人物をランサーとキャスターは変態だと思っており

全身青タイツの人物をパンツを被ったルーデウスは女性にそんな恰好で迫る変態だ思っている。

 

第三者が見れば何このカオスと思うところだろう。

 

キャスターはパンツを折りたたみハンカチのような形で口に持ってきて震えており、ランサーも頭痛がしたらく顔を手で覆って俯いていたが

「俺が言うのもなんだがキャスター。そいつは戦えるのか?戦場でそんなふざけた格好真っ先に殺しているぞ」

ランサーの見立ては戦士の恥だと思う一方、魔術は一級。油断ならない相手だ。

「失礼な!俺にとってはこれは正装です!」

ボロボロのローブのことを言われたと思い咄嗟に言い返すがこのルーデウス、多分自分がどんな格好をしているか分かっていないようである。

理由として生前知らない人の前ではパンツは被るものではないという常識はあったが召喚されて早々戦闘になったため

自分が今どんな格好をしているのか客観視できていなかった。

多少息苦しさはあるものの動くことに支障はない。自身の恰好など優先すべき事柄ではなかったために起きた悲劇であった。

「マスターに仇成すサーヴァントは俺が打ち取ります。安心してください。」

にこやかにキャスターへ伝えるがキャスターは正直腹筋がどうにかなりそうな状態で言葉が返せない。念話も同様、震えた笑い声しか出せないだろう。

「ハハ。よく言った坊主。

キャスターよ、この戦闘中に使い魔を呼び出すとはなかなかの気概だ。

すでに死んでる俺達が呼べるのは悪霊か亡霊だってのに、いいの引き当てるじゃねーか。せめて全力で相手してやろう。」

先ほどまでやる気のなかったランサーから殺気が膨れ上がる

 

ルーデウスとランサーは対峙する

「剣を持ってはいるがセイバーって柄じゃないな。キャスターというならそこの女狐だ。

アサシンというにはおまえさんの気は素直すぎる。名乗りな坊主」

「坊主という年でも無いのすが...俺はそこそこ剣に自信がありますよ。なんたって生涯剣を朝昼晩と振っていたので。まあ振ってただけですが。

俺は今も剣を持っている。ですからセイバーかもしれません。

しかし魔術も使えますからキャスターかもしれません。もしかしたら魔法使いかも・・なんてどうでしょう?」

ルーデウスは剣を構えながら涼しげな笑顔を心がけたが内心ヒヤヒヤしている。

後衛の魔術師に前衛の相手をしろって無理すぎる!!助けてエリス!!

しかしいまここで頼りになる前衛はいない。

槍という接近専門の使い手と相性の悪い魔術で乗り越えるしかないのだ。

 

「俺の剣試してみます?」

予見眼”青タイツは槍をかまえ瞬間ルーデウスの目の前に現れる”

ルーデウスは敵の足元を泥沼化する

それはレジストされず敵は驚愕しつつ後ろへ距離を取る

畳み掛けるように『岩砲弾(ストーンキャノン)』を全方位から放つ

「効かないっての」

ランサーは岩砲弾に意識を向けることなく離した距離を詰めてきた

 

呪いの朱槍を腰の剣と杖で防ぎ魔術で応戦する

予見眼にて先読みしなんとか対等に打ち合う。

「すいぶんな当たりを引いたなキャスター」

再び距離を取り対峙する

「あら、ランサーあたなも大したことないのね。3騎士でもないサーヴァント相手に泥まみれじゃない」

ふふと正気に戻ったキャスターは嗤う。

確かに当たりを引いたと。

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