十話いってんで、番外編を作ってみました。
あと、番外編なので、色々とおかしい点がございます。
都合上なってしまいました。すいません。
それでもよければ、見てください。
では、どうぞ。
八幡、アイドルになる?part1
「君!アイドルに興味はないかい?!」
突如、街中を歩いていたらそんな声が聞こえてきた。いや、話しかけてきた。
THE・プロデューサーとも言うべき格好で俺を引き留める。
...なに?新手のいじめ?
「い、いえ、興味ないんで...」
アイドルに興味があるも何も、普段、本物のアイドルを見ているからな。だからといって自分からなろうとは思わない。俺は見るだけで十分だ。
そう思い、断って立ち去ろうとすると、手を捕まれる。いや、諦めろよ。しつこい奴は嫌われるぞ。まぁ、しつこくなくても嫌われる奴もいるけどな、ここに。
「頼む!今、とあるアイドルグループのバックダンサーが、一人いなくなってしまったんだ!頼む!この通りだ!踊らなくてもいい!立っているだけでもいい!お願いだ!」
「い、いや、流石に立っているだけとかは、ダメでしょう。それに、俺踊れなーー」
いや、待て。ジョニー先生に強制的に教えてもらっているから、踊れるっちゃ踊れるんだけどな。うん、踊れた。
「ーーくは、ないか」
「ホントかい?!じゃ、じゃあ今すぐ来てくれ!!」
「いや了承した覚えはーー!」
そしてそのまま引き摺られるようにして、連れ去られていった。
・・・
「ーーということだ。分かったかい?」
「あぁ、はい。まぁ....」
あの後。一時間ぐらいかけて、みっちりと踊る部分を教えられた。意外にもすんなりと、覚えられた。初めて感謝します、ジョニー先生。
出るのは、一曲だけでいいとのこと。さらに、顔を出したくないと、言うと、「仮面かなんかつけてもいいから!」と、言われた。それでいいのか。
「....うん。君、覚えがいいね。ここまで早く覚えた子は初めてだ。...もしかして、以前誰かから教えてもらったとか?」
「ま、まぁ....。少しだけ」
出番まで少しだけあるので、しばらく喋っていると、出番ですよー!といわれる。
「じゃあ...頼んだよ!」
「まぁ、それなりにやりますよ...」
といって、俺は人生で一番の黒歴史を作りにいった。
・・・
結果から言うと、大成功だった。しかも、かなり。
仮面をかけた状態だったので、見ていたお客さんたちは最初は戸惑っていたが、曲が始まると、自然と気にしなくなっていった。
踊っている最中に夢中になっていたから、分かりずらかったが、声が聞こえなかった。
普通はアイドルがいたら黄色い歓声をあげるのだが、何故かその声が一切聞こえなかった。
あと、他の人も踊らず歌わず止まっていた。いや、踊れ歌え。それが、お前らの仕事だろ。
曲が終わると同時に拍手がかかる。普段とは違う緊張感の中だったので、すぐ出ていった。
それから一週間後。
星宮とあおいと蘭の、いつものメンバーが揃ってこちらに来たかと思えば、スマホを見せてくる。うつっていたのは、一人の男性。というか、仮面を被った俺だった。
「これ、ハチ君...だよね?どうしてここで踊っているの?」
「ハチマン、なんで仮面を被って踊ってるの...?」
「というか、どうしてここまで踊れているんだ?」
誤魔化しながら、避けて避けて、最終的には逃げた。
さらにその一時間後。
今度は、おとめ、しおん、さくらの三人が、これまたグループできた。
「これって...八幡たん、なのですか?」
「八幡先輩って、バックダンサーをしていたんですか...?」
「八幡様は本当にどんな事にも、長けていらっしゃるのですね」
さっきと同じく、誤魔化しながら、避けて避けて、最終的には逃げた。
そしてこの三十分後。
今度は、美月さん、ユリカ、かえでの三人がきた。
「ねぇ、これ、八幡...じゃない?どうして、こんなところに出てるの?」
「八幡。あなた、私の下僕なのに、勝手に行動するなんて....。血を吸われたいのかしら?」
「ワォ!器用なんだね、八幡は。ダンスも出来るなんて...」
これまた、誤魔化しながら、避けて避けて、最終的には逃げた。というか、美月さん。あなた、今日は忙しいと言っていませんでした?
流石にこれ以上は言われずにすんだ、が。あまりにも言われたので、スターライト学園から逃げて、少し出掛けることにした。
これが、フラグだったのだろうか。
・・・次回へ、引き延ばし。
ちょっと、時間が欲しいので。
どうでしたか?面白かったら、幸いです。
では、また。