特に報告することはないので、本文見てください。
では、どうぞ。
「どう責任とってくれるのよ!このユリカさまの、む...胸を触るだなんて!?」
「......恥ずかしいなら言わなきゃいいだろ」
「なんか言ったかしら?」
「いえ、何も」
ただいま正座中。
言われてしたのではなく、自主的にやっている。もちろん理由は警察を呼ばれないようにしてもらうためだ。
「な、なぁ」
「はい?!」
恥ずかしさと怒りがいれ混ざり、何とも言えない反応をする。
「あの、な。言い訳とかじゃなくて、本当に事故だったんだよ。確かに俺も周りを見てなかった、そこはもちろん謝るし、その、お前の胸を触ったことも、土下座でも何でもする。だから、警察沙汰にするのだけは....」
「....知ってるわよ」
「え?」
「だから、知ってるって言ってるの!!私も私で、色々と戸惑ったのよ。さっきされた事とか、学園内に男子がいるだなんて思わなかったの」
「....すまん、助かる」
....ふぅ。一先ず安心。話がわかる奴で助かった。
これが意地の悪い奴だったら、一生俺の事をこき使ってくるからな。
「だからいいわよ。別に警察を呼ぶだなんてしないわ。.....ただ、一つだけ聞きたいことがあるんだけど」
「な、なんだ?飛び降りろとか言われても、流石に出来ないんだが....」
「そんな事しないわよ!というか命令じゃなくて、ただ聞きたいことがあるだけ。...どうしてここにいるのかしら?」
まぁ、当然の疑問だな。こんな所に見知らぬ怪しさ満点の男性が歩いていたら、まず最初に警察に電話する。
それをしてこないだけ、ありがたい。
「~~~っていう訳だ」
「....何か、所々不自然な点があるようだけど...。まぁ、いいわ。とりあえずはそれで許してあげる」
「お、おう。すまん、助かる」
「じゃあ私は行くわ。....もうするんじゃないのよ」
「しねぇよ」
からかうように言った後、落ちていた傘を手に取り、雨が降っている訳でもないのに、さしたままそのままどこかへ行っていった。
そういえば、ぶつかった時も傘をさしていたな......その後の展開のせいで、違和感を感じることも出来なかった。
でも、まぁ....
「....はぁ..助かった。流石にここで警察沙汰は、勘べーー「だ、誰なのですぅ!?」うぉう?!」
驚き過ぎて変な声が出てしまった。恥ずかしいが今はそれに構っている暇はない。
「ふ、不審者ですぅ!誰か、誰かぁ!」
「ちょ、ちょっと待て。俺はちゃんと許可証をーー」
そう言い、俺は首元にかかっている許可証を...。
.........待て。
手を首元に何度も許可証を掴もうとするが、なぜか空を切る。
「.....おいおい」
........待て待て待て。
「う、嘘までつくなんて...」
「いや、嘘じゃーー」
「ひぃ!ち、近付かないでください!」
「わ、分かった。近付かないから、せめて俺の話を...」
「い、嫌ですぅ!だ、誰かぁ....」
.....ヤバいヤバいヤバい。
許可証は多分さっきのぶつかった勢いで、どこかにいったっぽい。
「...これは、積んだというやつじゃ」
「も、もうイヤですぅ!」
俺は二度目の危機に襲われていた。
そして、今回はダメな空気しかない。
星宮、あおい、小町悪い。
「警察、警察って何番なんですかぁ!」
「...マジか」
...意外と何とか、なりそう、か?
どうでしたか?面白かったら幸いです。
では、また。