そう言えば、良い忘れていたんですが、アイカツ!との時間列は、アイカツ!がだいたい現在三話ぐらいです。
理由は話数を増やしたいのと、ネタがたくさんあればもっと書けると思ったからです。
ですので、いちごは蘭にも会っていません。
そんな感じで行こうと思います。
さぁ、八幡は迫り来る恐怖から逃げることができるのだろうか。
では、どうぞ。
「ねぇハチ君どうしてすぐに答えてくれないの?もしかして私にも言えないことがあるの?ねぇハチ君聞いてる?」
「...き、聞いてる。聞いてるから、話をする余地をくれ」
「ん~♪」
頼むから今すぐ俺からどいてほしい。このままだと死人が出る。もちろん俺。
「その状況で話をする必要なんてあるの?」
「ある。だから、少し待て。いや、待ってください。.....おい、お前。そろそろ良いだろ。頼むからこの事態のヤバさに気付いてくれ」
「...むぅ。おとめの名前はお前じゃないのです。有栖川おとめ、って言うのですぅ」
「わ、分かった。有栖川、頼むから俺からーー」
「有栖川、じゃなくて、おとめって呼んでほしいのです。...ダメ、なのですか?」
こ、こいつ。上目遣いで目をうるうるさせてきて。実はあざといのか....?
「ぐ...お、おと、おと、め。これでいいか?」
「む~。まあ良いのです。よいしょ、っと」
ようやく俺から降りてくれた、が。今度は腕を組んできた。
おい、やめろ。おま「おとめなのです」、お「おとめなのです」....おとめは俺の事を殺す気なのか。
「ハチ、君?」
「おい、おとめ!降りたら良いっていう訳じゃないんだよ!腕を組むのを、やめ、っろ!」
無理矢理腕を抜き取ると、あ...、と大事なものがなくなったときみたいな顔になり、見るからに落ち込む。
「おとめ...邪魔なのですか?」
だから上目遣いでこっちを見つめるな!
「ねぇハチ君私の質問には無視してその子と楽しそうにお話するんだね。....どうしてか、教えてくれる?」
頼むからそうやって俺をじりじりと近付いてくるのは、止めてくれ。死期が近づいてくる感覚がするから!
「い、いや、その...」
「邪魔なのですか?」
「ハチ君?」
もういよいよダメかと思ったその時。
救世主が現れた。
「おーい、いちごー。急に走ってどうした、の.....って、有栖川おとめちゃん?!そ、それに、ハチマン?!」
「あ、あおい、か?」
俺のもう一人の幼馴染、霧矢あおいが走ってこちらに近付いてきた。
こいつには昔からアイドルの情報を、毎日のように俺に説明してくるほどの、アイドル好きなのだ。マイナーの物でも、有名なものでも。
それにしても助かった。今の場面であおいが来てくれたのは、かなりありがたい。
「い、いちごと有栖川おとめちゃんが、ハチマンに近付いて...。穏やかじゃないわね...」
「穏やかでも穏やかじゃなくてもいいから。頼む、助けてくれ!何でも言うこと聞くから!」
「え、えぇ?!な、なんでも、って...」
「あ、いや、何でもだから一回きりで頼む。流石に何回もは、俺も無理だ」
「そ、そういうことじゃなくて!ド,ドウシヨウイキナリーーーーーーッテイッテモ,ハチマンノコトダカラゴマカスニキマッテルシ...」
「お、おい?!あおい?!なるべく今すぐに助けてほしいんだが!」
一人でブツブツと何かを喋っていたあおいを呼び掛け、再度助けを求める。
そうすると気が付いたのか、ハッと顔を上げて星宮とおとめに近付いてくる。
「と、とりあえずいちご。一旦落ち着いて。ハチマンのことだから、きっと何か必ず理由があるはずだから。ね?有栖川おとめちゃんも、ハチマンが困ってるから。一回離れて離れて」
「...うん、分かった」
「...分かったのですぅ......」
二人ともあおいの一言で、離れてくれた。ようやく話ができる。
「で?ハチマン。色々と聞きたいことがあるけど、この二人にちゃんと事情を説明しないと」
「あぁ、分かってる。ありがとな、助けてくれて」
「どういたしまして。...そ、それで、後でちゃんと言うことを聞いてくれるんだよね?!」
ガッと顔を近付けて問いただしてくる。近い近い近い距離感考えて!そういう行動は男子が勘違いするんだよ!
「わ、分かってる。ただし一回な」
「う、うん。分かった。...じゃあ私はしばらく待ってるから。話しててね」
「おう。....で、お二人さん。どうして俺の手をつねるんですか、って痛い痛い痛い!」
「...」
「...何か嫌なのですぅ....」
「二人とも落ち着いて落ち着いて....」
それから約二分たち、ようやく話ができる体勢が再びできる。
さて、何から話そうか....。
どうでしたか?面白かったら幸いです。
では、また。