アイカツ!with俺ガイル   作:クロジャ/時々シロジャ

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どうも、クロジャです。

もう十話に突破しました。ありがとうございます。

とりあえずまぁ、第0章が終わった、という感じでしょうか。

ここから本格的に、アイカツ!の話に入っていきます。

では、第0章の最終話です。どうぞ。


010 災難終了→悩みの種は増えた

こうして俺の災難は過ぎ去ったわけだが。

 

悩みの種は増えてしまった。

 

まず一つ目に、星宮からの監視が入ったこと。

 

今回の出来事から、何かを察したのか。星宮は気付いたら俺の近くにいる。怖い。

あおいに説得してもらおうと思ったが、「ハチマンもたまには困るといいよ。....フン」と何やら怒られた。

 

二つ目に、あの謎のユリカさま(仮)という人物の忘れ物を見つけてしまったことだ。

 

あの後に許可証を首元にかけようとしたら、何かが落ちてきた。

 

ハラリと風に揺られながら、長方形型の物が落ちてきた。

 

服の絵が書いてあるカードだった。

 

置いておくわけにもいかないし、もし星宮やあおいに見せたら分かるかもしれないが、さっき起きたことを考えれば必ず疑いの目を向けてくる。

 

学園長に渡すと、「もしこれを比企谷くんが拾ったのであれば、あなたが自分から渡すといいわ。..........フフッ」と言われて返された。最後に笑った気がする。この人、ドSだろ。

 

三つ目。これが一番おそらくまずい。何やらあの出来事で助けたことにより、懐かれてしまったらしい。

 

最初はあんなに拒絶をしていたのにも関わらず、今では、俺が離れろと言っても、離れず、満足するまで抱き付いてくるのだ。

 

俺はただ、転びそうだったところを助けただけなのに、なぜここまで懐かれるのかが、分からない。これくらい普通なんじゃないのか?

 

以上の三つが悩みの種である。

 

それであの後、結局その場で解散し、俺は学園長の所に戻りに。星宮とあおいは授業を受けに。おとめは、気付いたらどこかへ消えていた。

 

あの人は超能力者か何かなのだろうか。俺が戻るなり、一目見て、何かあったのかしら?と聞かれた。怖い。

 

嘘を言うわけにもいかず、全てを包み隠さずいうことになった。

 

話している途中に、こういうことだったのね...、と呟いていたのが気になった。

 

特に咎めることはなかったが、アイドルという立場上、あまり特定の男性と接していると...と言われたので、そうですよね?!と、逆に聞き返してしまった。

 

一瞬驚いていたが、不意にフフッと笑って、なるほどね、こういうところに...、とまたしても意味深な呟きをしていた。こういうところが一体なんなんでしょうか。私、気になります!あ、これは別のか。

 

ついでに、どうして俺を学校に入れたのかを聞いてみると、

 

「新しい輝き、新しいステージに立ってほしいからよ」

 

とまるで俺には関係のない話をされた。

 

そして、ようやくスターライト学園での初日を終え...るには、まだ早かった。

 

出ようとする俺に、恐怖の一言がかかった。

 

「そうそう。比企谷くんが泊まる所ですが、学生寮の一室を使ってもらいます。...まさか手を出したりしないわよね?」

 

「................はい?」

 

「冗談よ。..あぁ、後一緒にいる子もいるから、よろしくね」

 

「い、いや、ちょっと待ーー「何かあるかしら?」いえ、ございません」

 

冷たい眼光が俺を襲う。この人、実は化物なのでは?

 

「荷物は先に送っておいたわ。許可証もまだ一応預けておくから、無くさないようにね」

 

「あ、はい」

 

もし行った際に不審者呼ばわりされたら、これを見せれば何とかなるもんな。今回の出来事から教訓を得た。

 

これで話も終わりかと思いきや、少し溜め息をついて神妙な顔つきで話しかける。

 

「...くれぐれも、この学園で問題を起こさないようにね。思春期の男の子には酷な話かも知れないけど、例え幼馴染であっても。他の子であっても、アイドルである以上、恋愛はタブー。あちらから好意を見せてきても、あなたが好意を抱いたとしてもね」

 

...びっくりした。急に声音が変わるものだから、入るのを止めてくれとでも、言われるのかと思った。

 

「いや大丈夫ですよ。俺が誰かを好きになるなんてあり得ないですし、誰かが俺のことを好きになるなんて、万が一どころか、億が一にもあり得ませんよ」

 

「....ここまで鈍感だと、彼女たちがかわいそうね..」

 

「いや俺は鈍感なんじゃないんですけど...」

 

「あなたが鈍感じゃなかったとしたら、この世は終わりよ」

 

え、そこまで言うか?星宮たちにも似たようなことを前に、言われたような...。そんなに俺鈍感か?

 

「あと、まだ話は終わっていないわよ。確かに恋愛はダメよ。でもね、それは世間の目を気にしての事。だからもし、世間にも認められ、アイドルが恋愛をすることによって彼女たちに何をもたらすのか。そしてそれがもし良い効果なのであればーー.....私は止めないわよ?」

 

「いえ、ですからーー「それはあなたの意見よ?他の子達がどう思っているかなんて、分からないでしょう?」それは......」

 

「一概にないとは、言い切れないでしょう?」

 

「そうですけど....」

 

「はいっ!これで話は終了。私も暇じゃないの。これからの生活は、また後日。別の人に説明させるから、とりあえず今日は学生寮に行きなさい」

 

「分かりました。....その、俺をこの学園に入れてくださって。あ、ありがとうございます」

 

「.....ふふっ、あなた捻デレね。どういたしまして」

 

「なんですか、捻デレって....」

 

こうして俺は理事長室から出ていき、学生寮に向かうことになった。




どうでしたか?面白かったら幸いです。

では、また。
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