特に報告することはないので、本文見てください。
では、どうぞ。
「ハチ君?どうして一緒にいるの?なんで私とじゃないの?どうして学園長先生に私かあおいと一緒にって言わなかったの?」
「ハチマン、ごめん」コゴエ
「なんで私が....」
「いや、お前らと一緒なんて尚更...」
星宮がハイライトを消し、あおいが星宮の後ろで両手を合わせ謝り、紫吹はベッドに倒れ込み疲れきった顔でぶつぶつと呟いていた。
俺とはいうと、星宮の今日何度目かの恐怖の質問に、心が廃れていた。
「尚更...?尚更なに?そんなに私達が嫌なの?」
さらには疲労もあり、体は既にボロボロ。最終的にはなんとかなったとはいえ、こう何度も災難にあっては、精神的にしんどい。それに、星宮からのビンタもあったことで、肉体的にもきつかった。
まぁ、そりゃ、こっちに来るきっかけになった、あれに比べたら全然楽な方だけど.....。
「嫌とかじゃなくてだなーー」
「じゃあなに?私達に一声掛けてくれれば、学園長先生にもちゃんと聞くよ?言ったでしょ?私達に相談して、って」
「いや、それとこれとは、違うんじゃ....」
「なんで?」
相変わらずハイライトを消して、問いただしてくる星宮。
そこで俺は沸々と怒りが沸いてきた。
今日一日。俺は何もしていないのに、ずっと星宮に疑われ、さらにビンタはされる、
目が覚めたと思えば、この有り様。
考えると、さらに怒りが溢れ、理性を乗り越えて出ていこうとする。
頼むから、一日待ってくれ。疲れが取れれば、何とかなるから...!
「...とりあえず、明日にしないか。もう俺も体力がない。星宮も明日から、また色々とあるだろう。だから、今じゃなくて、またあしーー」
「明日に延ばすってことは、何かまた後ろめたいことでもあるの?ねぇ」
「....だからもう疲れてんだよ」
心なし、ピリピリとした空気が流れ始める。
それを敏感に察知したあおいが、止めにかかる。
「ふ、二人とも!落ち着いて!お互いに少し時間を置いてから、また話そう?いちごも!ハチマンも慣れない土地で、疲れてるし、本人もこう言ってるから、ね?」
「.....分かった。ごめん。...ちょっと私も慌ててて...」
「...別に」
「.......その、また、ビンタしてごめん」
「...はぁ......。俺もお前のことを考えずに言ってたからな。別にいいっての。......ただ、ビンタは勘弁してくれ。お前のビンタ、超痛いから」
「...ごめん」
「だからいいっての」
星宮はしょぼ~んと見るからに落ち込む。
「..とりあえず、どっか座れよ。あおいも。星宮を止めてくれてありがとな」
「....うん」
「う、うん。どういたしまして」
そう言って、二人は座る。がーー?
「....なんで、星宮は俺の隣に座るんだよ。あと、おい。あおいはどさくさに紛れて頭を俺の肩に乗せるな」
「その....、ハチ君のことを二回もビンタしたわけだし....。ちゃ、ちゃんとお詫びをしなきゃ、って...」
「....私。今日は凄く頑張ったよ?だから、それ相応の報酬の貰ってもいいと思うんだけどな~?」
理性総統!攻撃を受けています!即死級の大ダメージです!襲っちまえゲージが上昇!かなり危険です!
何?どうにかならんのか!?
ダメです!原因となる二人の女性を離さなければどうにもなりません!
.....現実逃避をしている暇ではない。
いま、確実に俺は危機に陥っている。
星宮は隣に座りながら、「お詫び..お詫び。あんな腫れるほど痛いビンタをしたんだから....。そ、そうだ、せ、責任を取るって言えば...!」と言っている。聞こえてます。そして、かなり危険なことを言わないでください。
あおいはあおいで、チラリとそちらの方を見たが、あちらもチラチラとこちらを見ていた。そして、俺が気づいていないと、思ったのか。そ~っと顔を。というか口を近付けてくる。
ちょっと待て。曲がりなりにも、お前らアイドルだろう。何してんだ。抵抗できない、俺も俺だが。
「....う、うん。は、ハチ君。わ、私。ちゃんと責任取るからね!」
「ハチ、マン...」
展開が急過ぎるだろ、もうちょっとゆっくりでというか、別に進まなくていい。
というか、本格的にそろそろまずい。誰でもいいから助けてくれーー。
「おおおおおお前ら!!なななななな何してるんだ!一体!」
異常な気配を察知してのことか。紫吹は勢いよく立ち上がると、俺から星宮とあおいを引き離す。
.......た、助かった....。
だが、助け方が間違いだった。
紫吹は勢いよく来たものだからーーってこのくだり何かデシャブ何だが。
いや、勢いよく来ても、引き離すために飛び込む必要はない。証拠に紫吹は一回止まって、星宮とあおいを引き離した。
だが、慌てすぎたせいで、足が絡まり、倒れる。しかも、よりにもよってこちらに。
「うわっ...!」
「おいこっちに倒れたらーー!」
案の定、俺とぶつかり、俺は紫吹に押し倒される形となる...と思いきや、星宮が倒れたのを助けようとし、間に入ろうとする。そしてそれをさらに気づいたあおいが、これまた助けようと、こちらに手を。というか体ごと助けにはいる。
「ハチ君ーー!」
「ハチマンーー!」
「ーー!」
「だから、こっちに来るなーー!」
ドシーン!!という音ともに。
全員がぶつかる形となった。
どうでしたか?面白かったら、幸いです。
なんか、中途半端ですね。すいません。
では、また。