アイカツ!with俺ガイル   作:クロジャ/時々シロジャ

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どうも、クロジャです。

特に報告することはないので、本文見てください。

では、どうぞ。


016 ファンとカメラ目線

「カメラ目線を意識しすぎて困ってる?」

 

「うん、そうなの。だから、ハチ君。お願い!手伝って!」

 

「ごめん、ハチマン。私からもお願いしていい?」

 

「いや、そんなこと言われてもな....」

 

授業が終わった後、掃除をしていた所を急にダッシュで(しかも止まらず飛び込んで)来た。

 

それで、あおいはここまでの経緯を話し始めた。

 

今日のレッスンで、カメラ目線を意識するとのこと。

 

あおいはすぐに出来たのだが、星宮が一向に出来ず、かなり困っているのこと。ジョニー先生からもアドバイスをもらうも、言葉の意味が理解出来なかったのこと。

 

この時点で既に俺には無理だろうと、思いつつも話を聞き続ける。

 

そこからは関係ないのでは、と思ったが、一応聞いた。

 

あおいがファンからレターを貰ったり、星宮とあおいがオーディションを受けることになったり、星宮はオーディションの為に走っていた所で自分のファンの人に会うなど。

 

....まぁ、こんなに言われた所で協力出来るところが一つも無いんだが。

 

「....で、俺にどうしろと。ボッチな俺にはカメラ目線も何もないぞ」

 

「そんなこと言わないで、お願い~!」

 

「と言われてもな...」

 

どうしたものかと悩んでいると、あおいが耳打ちをしてきた。

 

「こんなこと頼んでごめんね。いちご、こういうのはとことん苦手で....」

 

「....とりあえず、考えてはみる。ただ、期待はすんなよ。なんせ俺だからな」

 

「そこは決まったように言わないでよ....」

 

・・・二人はどこかへ行き

 

「考えてはみる、と言ってみては見たものの、どうするか....」

 

掃除をしながら、頭を悩ませていると、丁度目の前に蘭が通りかかった。

 

「あ、おい。蘭」

 

「ん?あぁ、八幡?どうした」

 

ダメ元で聞いてみる。

 

「~~って事なんだが、何かアドバイスできるか」

 

「....アドバイス。というよりかは、それはもうきっかけ一つで変わることだから、あたしが何か言うことじゃないと思う。それにあたしの場合、昔から芸能界にいたし、そこら辺は小さい頃に慣れちゃったからな」

 

「そうか。悪いな、こんな所で引き留めちまって」

 

「別にいいよ」

 

そう言って手をヒラヒラと振って、立ち去っていった。

 

にしても、慣れ、か。今の星宮はできるまでやる気だから、きっかけを掴ませるしかない。

 

カメラ..カメラの奥にあるもの...ファン、か。....待てよ?確かあの時、話の中に.....。

 

いや、これは俺要らないな。

 

そうして俺はまた掃除を再開するだった。

 

・・・次の日

 

朝、目が覚めて教室に向かうと、星宮がこちらに走ってきた。...あ、後ろにあおいもいる。

 

「ハチ君、ハチ君!私分かった気がする!」

 

「何が...って、あぁ、カメラ目線が何やらっていう話のことか?」

 

「うん!」

 

両手を前に出して、喜びを露にする星宮。よっぽど嬉しかったのだろう。そして、凄く犬っぽい。

 

「い、いちご、速い...もう少し、落ち着いて...」

 

「ご、ごめん.....」

 

あおい(飼い主)が星宮(犬)に注意をすると、星宮はシュン...と落ち込んで、素直に謝る。

 

「..まぁ、何でもいいがーー、どうして分かったんだ?」

 

「あ、うん。昨日、会ったていう私のファンになってくれた人がいるでしょ?」

 

「あぁ」

 

「それでねーー」

 

話の続きを聞くとこういうことらしい。

 

先日、そのファン(太田というらしい)と約束をしていたらしく、一緒に走ったとのこと。

 

どうやら、陸上部だったらしく、星宮のオーディションを見てファンになったというが、ここは割愛。

 

太田が二人に合わせて走る、と言ったらしいが、むしろ二人がどこまでついていけるかを試したいと言って、なんだかんだで最後までついてこれたらしい。

 

太田は地区大会が星宮達とのオーディションと被ってしまったらしく、その場で応援の言葉を星宮に送り、それを聞いた星宮も太田を応援して、立ち去ったらしい。

 

そこで、星宮は気付いたらしい。地区大会で来れない太田に。つまり、カメラの向こう側にいる人達に伝えるということに。

 

「そうか。無事に分かったようで、何よりだ」

 

「うん!ハチ君もありがと!一緒に考えてくれて!」

 

「...別にいいっての。それよりも早く行かないと遅刻するぞ」

 

「あ、待ってよ!」

 

俺はなんだか気恥ずかしくなり、星宮から顔を背けるようにして、少し速めの速さで歩きだした。

 

その際に、あおいが耳もとで、「捻デレめ~♪」と言っていたが、無視。なんだ捻デレって。

 

特にその後はこれといったことはなく、通常通りに進んでいった。あるとするなら、おとめが昼食中に俺を見つけて、「はい、八幡たん。あ~んなのですぅ~♪」とか言ってパフェを差し出してきた。

 

ちなみに、比企谷とは言えなかったので、八幡たんとなった。いや、なんで?

 

その際に星宮がいなくて助かった。いたら、俺は今頃この世にはいなかった。

 

それはそれとして、星宮達はその後、オーディションを受け、見事に合格したらしい。

 

ただ、嬉しさのあまり二人とも抱きつくのは止めてくれ。その、お前らの成長具合が...だな?

 

蘭も二人が合格したことに喜んでいた。あと、おとめも「良かったのですぅ~♪」と言って喜んで、なぜか俺の手を抱きつく形で密着してきた。それに対抗して、蘭も逆の服の袖を掴んできた。

 

もちろん、星宮からのオシオキとオハナシが待っていた。

 

そんな形で話が終わった。...この調子でいくと、後何十回聞かれるのだろうか。

 

溜め息と共にそのまま一日を終えたのだった。

 

・・・とある場所

 

「...学園長が言っていたのは、あの子のことね..。少し、調べた方が良いかしら..?」




どうでしたか?面白かったら、幸いです。

では、また。
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