ようやく、本編二十話突破。いえーい。
これからも、頑張ります。
では、どうぞ。
あの一件から数日....ではなく、次の日の朝。
俺は学園長に呼び出された。内容は分かっている。
「失礼します」
中に入ると、そこには学園長が一人いるだけで、他には誰もいなかった。ジョニー先生も。
「どうして、呼ばれたか....分かってるかしら?」
「はい」
どうせ、もうこの学校を辞めてくれ、とかだろう。当たり前だ。こんな奴をいれたい学校なんてない。あ、いや、ここは学園か。
「はぁ...その顔は分かっていなさそうね」
「どういうことですか」
「どうせこの学校を辞めてくれって言われるんだろうって、思っているでしょう?一応言うけど違うわよ?」
「え?」
あれ、違うの?強制退学じゃないの?
「...やっぱりね。はぁ...。とりあえず、これを見てくれるかしら」
「はぁ...?」
そう言って、パソコンをこちらに見せてきた。写し出されていたのは、どうやら何かの映像らしく、会見のような場所に、何故か神埼さんがいた。
「.....なんですかこれ」
「いいから見なさい」
「分かりましたけど...」
そうこう言っている内に、神埼さんが話始めた。
『皆様。今日は集まって頂き誠にありがとうございます。本日、記者の皆さま方を集めたのは、昨日からネット上で騒がれている件についてです』
「.....!これって」
「そうよ。昨日の出来事が、ネット上にアップされていたの。それが、色々と面倒な事になって...それで、美月自らが、緊急会見を起こすことにしたの」
「どうして...?」
「理由は見たら分かるわ」
そこで、話を切り上げて、もう一度画面を見る。
『私は昨日。ある男性の方と一緒にカフェにいました。それは、噂の通りで間違いはありません』
『その男性の方とは、一体どのような関係なんでしょうか』
『...私とその男性とは、そこまで付き合いが長いわけでは、ありません。まだ、二日しか会ったことも、話したこともありません』
『では、なぜその男性と、カフェにいたのでしょうか?他にも目撃情報がありましたが?』
『はい。確かに他にもさまざまな場所にも行きました。私がその男性と行ったのは....見定めるため、ということです』
『それはどういうことですか?』
『その男性には、アイドルの友人がいます。そのアイドルは、光るものを持っており、いずれ私を越えると思っていました。..その男性がもし害にあるのであれば、私はその男性に何らかの手を加えていたかもしれません。ですが.....』
そこで一回神埼さんは区切って、画面の向こう側にいる誰かに語りかけるようにして、話を再開する。
『ですが私は昨日。その男性に助けられました。そもそも、その男性と行かなければ、あんな事にはならなかったのかもしれません。ですが、あの時。もし別の人だったなら。一人でいっていたら。私はいま。この場所に、立てていられてないかもしれませんでした』
『それはネットの情報と違いますが、それはどう言うことでしょうか?』
『はい。その男性があんな事を言ったのは、私があの場面で、どんな理由があれ、一人の男性といたことに気付いてしまう。それを危惧して、その男性は私との関係を明確に否定することを言ったんです』
『ということはつまり、その男性は、悪くないと...そうおっしゃるのですか?』
『はい』
『では、今日はそれを伝えるだけに、これだけの人数を集めたのですか?』
画面越しだが、何十というカメラのシャッター音が聞こえる。もしこれだけなら、相当な事態だ。
というか、神埼さん。どうして、庇うんですか?俺、まだ二日しか話したことありませんよ?
「学園長。どうして、神埼さんは、俺のことを庇っているんですか?」
「庇うも何も、美月は事実を伝えているだけよ」
「いや、それでも...」
「だったら、今日。美月に聞きなさい。スターライトクイーン専用の寮に、今日は九時には帰ってこれる筈だから、その時間までに行きなさい」
「....いや、すいません。ちょっと、急すぎて何がーー」
その瞬間、学園長がパソコンをパタリと閉じ、そのまま俺の方を向いたまま話しかける。
「さ。私の呼び出した理由はこれだけ。さっさと戻りなさい。私も仕事があるの」
「いや、それはいくらなんでも理不尽では?」
「いいから早く行きなさい?」
「いや、あの」
「行きなさい?」
「いや、ま」
「行きなさい?」
「....はい」
どうして、俺の周りの女性は眼光が鋭いんだろうか。ハチマンそろそろ泣いちゃうよ?
「....失礼しました」
「授業には間に合うようにしているから、早く行きなさい」
俺はそれを聞いた後、扉を閉めて、学園長室から去っていった。
・・・八幡が去ったあと
「...流石に、ちょっと、無茶苦茶だったかしら?」
人知れず、珍しく反省をする学園長がそこにいたそうな。
どうでしたか?面白かったら、幸いです。
記者会見のときのセリフって、こんな感じですか?ちょっと、わからないんで、もしよければ、報告ください。
では、また。