すいません、延ばしすぎですよね?
多分、これで終わるはず。
では、どうぞ。
「........」
静かな部屋に、一人の男性と十四人の女性。しかも、全員がアイドルという異様な事態。
とりあえず、現状報告。
星宮は、ニコニコと笑いながらもやっぱりハイライトさんが仕事放棄。
あおいは、アイドルの集結に驚きながらも喜んで貴重な写真を撮っている。
蘭は、何だかソワソワとしていた。何というか、落ち着きがなく、らしくない。
おとめは、ひたすらジーッとスマホの写真と俺を見比べている。で、たまにおとめの方を向くと、凄く可愛い笑顔で返される。やばい、癒される。
しおんは、キリッと澄ました顔をしているように見えるが、正座している足が少し震えている。先輩の前だから、緊張でか?
さくらは、星宮と同じくニコニコと笑っているが、こちらは普通の笑顔。癒される。
美月さんは、皆の手前、落ち着いてはいるが、なんとなく分かる。今あの人は、凄く心の中では落ち着きがない。証拠にたまに口元が歪む。あと、俺を見ると顔を赤らめる。なぜだ。
ユリカは、相も変わらずキャラを保っている。が、たまに、手が震えているのが見える。あれ、漆黒の辞書には緊張という文字がないんじゃ...?
かえでは、......楽しそうだ。うん、その一言につきる。
セイラは、星宮を見て...なかった。うん。俺をジトーッと見つめていた。目線をそちらにずらすと、慌てて手を顔の前に持ってきて、ふるふると振って誤魔化す。うん、可愛い。
きいは、何だかさっきから指を頭に当てて考え事をしていた。時たまに、ニヘラと顔を歪める。
そらは、......うん、八幡。何も言わない。だって、怖すぎるもん。
マリアは、おとめとかさくらのように、可愛らしい笑顔のまま、見守っている。こいつは聖母なのか...?
みくるさんは、かえで同様、楽しそうにしているように見える。が、よく見ると、たまに美月さんの方を見て心配そうな目で見る。
以上、十四人の状況です。え?俺?俺はいま、死地に立っている気分です。
そしてこの静寂を破ったのは、美月さんだった。
「...みんなは、どうして八幡に何のようなの?」
ポツンとそう呟くと、周りがそれに反応して、様々な反応をした。
それに真っ先に反応したのは、星宮だった。
「..私は、ハチ君がどうしてこんなところで踊っているのかが、気になって」
「だけじゃないでしょ?みんなもそう。八幡が別にこういうことをしたって、別にそれは個人の自由なんだから。....それ以外に、何かがあるから、しつこく聞いているんじゃないの?...まぁ、その中に私もいるんだけどね」
シーンと、またもや静まりかえる。
その時。セイラが勢いよく立ち上がり、俺を立ち上がらせ、威勢よくこう叫んだ。
「私は八幡がこういうことが出来るんだったら、興味があったんなら、一緒にやってみたいって思ったからだ!...な、なぁ、八幡。私と一緒に今度ギターでも引いてみないか..?」
「ひゃい?!」
最後の方は、上目遣いで言いながら、俺の手をギュッと握ってくる。普段とのギャップと相まって、破壊力がありすぎる...。
「ま、待つのです!お、おとめも一緒に八幡たんと踊ったり、歌ったりしたいのです!..八幡たん!おとめとじゃ、嫌...なのですか?」
セイラとは逆の手をギュッと握り、こちらも上目遣いで聞いてくる。止めろ。俺の理性を殺しに来るな。
「八幡..?」
「八幡たん..?」
二人に迫られ、たじろいでしまう。
「ふ、二人とも!流石にそれは、まずいんじゃないかな?!ほ、ほらスキャンダルとか、ね?」←あおい
「そ、そうよ!アイドルとしての自覚がないんじゃないの?!」←ユリカ
「「でも....」」
二人でセイラとおとめを俺から離す。それで終わりと思いきや、今度はあおいとユリカが迫ってきた。
「ま、まぁ、流石にここまではスキャンダルさん達も入ってこれないし。..だ、だからさ。ハチマン。その...今度二人でイケナイ刑事総監のドラマにハチマンが出れるように、二人でお願いして行かない..?」
「こ、今度。魔夜さんの所に行くのよ。そ、それで最近別の刺激も欲しいとおっしゃっていたから、八幡を連れていけば、いい刺激になると思って...別にあなたと一緒にいたいとか思ってなくもなくもないわよ!!」
普段だったらあまりないペアだが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
あおいは腰らへんを、ユリカはあおいとは逆の方の腰を持って、やっぱり上目遣いで聞いてくる。
だから、俺の理性を殺しに来るな。本気になっちゃうよ?告白して、フラれちゃうよ?いやフラれちゃうのかよ。
じりじりと追い詰められていくなか、助け船を出したのは、魔王とマリアだった。
「ん?誰が魔王だって?八幡?」
「いえ、何でもございません」
「ふ、二人とも近いよ!」
あっ、と声を漏らしながら二人が引き剥がされていく。
え、これ何。全員やるの?
...ということで、まだ続けます!
てか待って、後どれくらいこれやるんだろう。わからない。←おい。
どうでしたか?面白かったら、幸いです。
では、また。