アイカツ!with俺ガイル   作:クロジャ/時々シロジャ

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どうも、クロジャです。

特に報告することはないので、本文見てください。

では、どうぞ。


023 サイン

一時間の土下座と、今度の休みの日に星宮と(あと何故かあおいと蘭。さらに寝ていた筈のおとめも)どこかへ行くという約束をつけた結果。俺はなんとか許しをえた。

 

一応、理由を説明したが、本当に一言一句間違わずに言わないと、殺されそうだったので、嘘も抜いた所もなく言ったところ、俺は先程のような刑罰を受けた。

 

一言いうと、死ぬかと思った。

 

一刻も早く忘れたかったので、怒られていた時の記憶はほとんどない。

 

まぁ、そんなこんなでいつも通りの一日がまた、始まった。

 

これまた授業が終わって、掃除をしていると星宮が走ってこちらにきた。

 

俺に頼まれて出来ることなんて、限られてるぞ...。

 

「ハチくーん!」

 

「今度はなんだ。俺に頼まれても、無理だぞ」

 

「えぇ?!な、なんでわかったの?!ハチ君って、もしかして、天才?!」

 

「んな訳あるか。お前の動向はなんとなく分かるんだよ」

 

後ろを見てみるが、今度はあおいも蘭もおらず、星宮だけだった。

 

「う、嘘..?私ってそんなに分かりやすい?」

 

「あぁ。物凄く単純だ」

 

「そ、そんなぁ...」

 

ガクリと膝から崩れ落ちる星宮。もう、放っておいていいか?

 

「じゃ、そういうことで」

 

「ままま待って!!お願い!話だけでも聞いて!」

 

「えー....」

 

「そんな嫌そうな顔しないでよ!!」

 

まぁ、掃除も一通り終わったところだし、別にいいが...。

 

「で、なんだ?」

 

「き、聞いてくれるの..?」

 

「....まぁ、話だけはな」

 

「うぅ...ありがとう...」

 

「それで、なんだ?」

 

そう聞くと、星宮はどこから出したのか、サイン色紙とサインペンを出して、俺に出してきた。

 

....ん?なに?これ、俺にサインしろと?

 

「ハチ君が考えるサインを書いてみて」

 

「やだ」

 

さて、掃除を再開...

 

「だから、待ってって!」

 

「なんだよ。俺にサインを書けと?はっ、そんなこと出来るわけないだろ。だって、俺だぞ?」

 

「なんの根拠もないのに、分かる気がする...」

 

「つーか、そもそも何で俺にサインを書かせるんだよ」

 

「その、ね。ジョニー先生に、宿題で、自分の考えたサインを出さなきゃいけなくて....」

 

「で、分かんなくなって、俺の所に、きたと」

 

「そ、そう」

 

そんなの、俺じゃなくて、蘭とかに聞けばいいだろ。俺に聞く意味が理解できない。

 

「じゃあ、蘭に聞けばいいんじゃないのか」

 

「い、いや、その、蘭とかあおいとかは、何か別の用事があるとかで...。も、もうハチ君しか頼む人がいないの!お願い!」

 

両手を合わせてお願いされてもなぁ...。

 

.....いや、頼める人なら、もう一人だけいる。おとめではない。

 

ただ、あの人に頼むのは気が引けるんだが....。魔王というか、なんというか。

 

でも、ここまで悩んでいる星宮を見ると、どうにかしなければと思ってしまう。ただ、俺の力ではどうしようもないので...やっぱり、あの人に頼むしかないか...。

 

「あー...すまんが、俺は無理だ」

 

「そ、そんなぁ...」

 

先程のように膝から崩れ落ちる。悲嘆の声も出す。

 

「...でも、それを頼める人が一人だけいる。それも、かなり信用できる人が」

 

「...だれ?」

 

しょぼんと落ち込んだ様子で、聞いてくる星宮。いつも元気だから、ギャップがあって、可愛いと思ってしまう。

 

「ちょっと待ってろ」

 

俺はそういって、携帯を取り出して、ある電話番号にかける。俺は交換した覚えはないが、勝手にされていた。気付いたのは、本当についさっき。

 

「....」プルプルプル

 

「...?」

 

「....」

 

中々出てこない。さすがに、忙しいかと、切ろうとした瞬間。携帯から、あの人の声が聞こえてきた。

 

「ーーもしもし八幡君?!なにか用かしら?!」

 

「...えぇ、まぁ」

 

「...?」

 

星宮には、聞こえていないが、声を聞かせてやったら、おそらく驚くだろう。だって、俺が朝に怒られた原因のあの人が、いま電話に出てるんだからな。

 

「ゴホン...それで?私も忙しいのよ。でも、八幡君が電話してくれたから、出てあげたのよ?」

 

「それはどうもです...神崎さん」

 

そう、電話に出たのは、昨日一悶着あった、神崎さんだった。

 

「でも、本当に時間がないから、五分で終わらせてね。あ、私はもっと電話したいわよ?でもーー」

 

「それ以上は、勘弁してください。それにすぐさま終わらすので」

 

「それは、それで、何か嫌だけど...まぁ、いいわ。それで?用件は何かしら?」

 

もう一度咳払いをした、神崎さんがそうといてくる。

 

「その、ですね。いま、星宮と一緒にいるんですけど、星宮がサインに困っていまして...。ただ、俺だけじゃどうしようもないので、神崎さんに頼みたいんですけど...」

 

「.......」

 

無言になる神崎さん。あれ、やっぱりダメか。

 

でも、こっちだって引き下がれない。何としてでも、神崎さんに手伝ってもらわねば。

 

「これは、神崎さんにしか、頼めないんです」

 

「..................それは、本当?」

 

大分間はあったけど、この調子でいけば....

 

「えぇ、そうです」

 

「.....なら、いいわ」

 

「ありがとうございます」

 

「でも」

 

了承をしてくれるも、少し雰囲気が変わった神崎さんが、こんな事をいってきた。

 

「.....今度、また私と出掛けてくれる?」

 

「....まぁ...そのくらいだったら」

 

「本当?なら、休みがとれたら、すぐに言うわね?!」

 

「は、はい....」

 

頼むから、この前のような事は起きないでほしいんだが...。

 

「じゃ、星宮と少し話したいから、変わってくれる?そこにいるんでしょう?」

 

なんで、分かるんだよ。怖っ。

 

「分かりました....星宮、ほら」

 

「え、あ、うん」

 

ハテナを浮かべながら、携帯を受け取り、耳に当てて少し話すと、すぐさま驚いた様子で話す。

 

ま、これで良かったろう。

 

そこで、俺は安心しきっていた。

 

またもや、星宮がきて、こうなったということは。

 

またもや、何かが起きるだろうということを、完全に忘れていた。




どうでしたか?面白かったら、幸いです。

では、また。
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