アイカツ!with俺ガイル   作:クロジャ/時々シロジャ

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どうも、クロジャです。

特に報告することはないので、本文見てください。

では、どうぞ。


024 展開が急

星宮と神崎さんが話すこと数分。

 

星宮は電話を切ると、未だ驚きを隠せない様子で携帯を返してくる。

 

「....びっくりした......」

 

「で、どうだった」

 

「う、うん。深夜に、待ち合わせして、そこで教えるって。今日中にだって」

 

「そうか」

 

どうやら話もちゃんと、決まったらしい。

 

めでたしめでたし、と終わると思いきや、

 

「...でも、何でハチ君。美月さんの電話番号知ってるの?」

 

「それは、あの人が勝手にやったんだ」

 

「勝手に..?」

 

ジロリと疑うようにして、俺の目の中を覗くように、数秒ほど見ていたが、すぐに笑みを漏らして、疑いの目を止める。

 

「疑ってばかりじゃ、ハチ君がかわいそうだもんね」

 

「なんだらその俺が常に、疑われるようなことをしたような言い方は」

 

「間違ってないでしょ?おとめちゃんの時もそうだったし、ね?」

 

「ぐ....」

 

こいつ、こういうときだけ頭がすぐ回る。

 

「ありがとうね、ハチ君」

 

「....別に。俺はあくまでお願いをしただけだし、教えるのは俺じゃなくて、神崎さんだろ」

 

「それでも、だよ」

 

「あのな....」

 

ため息をついて、星宮にもう一度同じことを言おうとすると、星宮は俺がまばたきする瞬間に、目の前まで接近してきた。

 

「私の、ううん。私達の為に、いつもありがとう」

 

「なーー?!」

 

お礼と共に、星宮が俺の顔と自分の顔を近付けたかとおもったら、俺の頬に柔らかい感触が。

 

「おまっ!なにを!」

 

「ふふっ♪じゃあね」

 

足早に立ち去る星宮。振り向いたその顔に朱がかかっていたような...。

 

俺はその後、十分の間。涼川さんがそこを通るまで、固まっていた。

 

・・・その日の夜

 

「ふぅ...これで、終わりっ、と」

 

掃除用具を片付け、手をパンパンと叩く。終わった後にこれをやると、何か終了したのが実感できるからいい。

 

「今日の晩御飯は...」

 

何だろうかと頭を悩ましていると、数メートル先に人が立っているのが分かった。

 

その人物は、紫色の髪...って、この時点で大分分かった気がする。

 

少しずつ近付くにつれ、その人物の正体が明らかとなる。

 

というか、神崎さんだった。

 

「....何してるんですか?」

 

「あ、八幡君。遅いじゃない。もう少し、掃除を早く終わらせないと」

 

「...どうして、俺の掃除が終わる時間を、知ってるんですかね」

 

「まぁ、いいでしょ。それより早く行きましょ」

 

そう言って手を引っ張って、走り出す神崎さん。心なし、顔が喜色満面な気がする。

 

しばらく走ると、ついたのはスターライトクイーン専用寮。通称美月パレスだった。

 

「..はぁ...はぁ....な、なんで、ここに?」

 

「おそらくもうすぐ...ほら、来たわよ」

 

そう言って指を指した方には、歩いてくる星宮の姿が。え、なんで?

 

ーーうん、深夜に待ち合わせして..

 

待ち合わせって、ここだったのか。にしても、なんで俺を呼んだんだ?

 

「美月さーん...って、ハチ君?!なんで?!」

 

「俺が聞きてぇよ...」

 

驚きを隠せない星宮を見た後、家の中へと案内する神崎さん。

 

建物の大きさに驚き、俺がいることにも驚き、星宮は何やら混乱していた。

 

「さて、じゃあ。今現在。あなたが考えるサインって、どんなのかしら?」

 

「........あ、はい!」

 

呆けていた星宮だが、神崎さんの問いには反応して、一冊のノートを取り出して渡す。

 

「....これ、時間がかからないかしら?」

 

「えっと...はい。同じことをジョニー先生にも..」

 

二人が話して集中しているのをみて、ここに俺がいる意味はないと考えて、忍び足でそ~っと出ていこうとする。

 

「ーーので、それで、八幡君?どう思うかしら?」

 

こちらには一切向かずに、そう聞いてくる神崎さん。超能力者か、この人?!

 

「え、え~とですね。あれがこうでこれがそれだからこうして...」

 

「ハチ君......」

 

「逃げないで、少し待つだけでいいの。だから、ね?」

 

ガバッと抱きついてくる神崎さん。

 

急に来ないで?!期待しちゃうから?!あと、あれが!あれが当たってるから!

 

「み、美月さん?!」

 

「何かしら?」

 

それを見た星宮はフルフルと震えだし....

 

「ひ、一人でハチ君を独占するのは、ずるいですよ!」

 

神崎さんが抱きついている逆に、星宮が抱きついてきた。

 

いいいや、待て!展開が急すぎる!てか、そういうことじゃないだろ、星宮!

 

神崎さんと星宮に両方を抱き締められ、どちらの方からも、良い匂いが、柔らかい感触がする。

 

「あら、星宮?あなたはサインを考えないといけないんじゃないの?」

 

「そ、それとこれとは話が違います!美月さんこそ、こんなことしていいんですか?」

 

「それはあなたにも言えるでしょう?」

 

「でもーー!」

 

二人が揉めているが、俺はそれを気にする暇がなく、理性と性欲がバトルしている。

 

二人とも、引けを取らない。誰が見ようと美少女な二人から、こうして抱き締められると、さすがに俺も抑えられない。

 

頼むから、もう...

 

「は、ハチ君は私のです!!」ギュッ

 

「八幡君は私のよ?」ムギュッ

 

「ーーあ....」

 

パリンと理性の壁が、

 

ーー破られた音が、した。




どうでしたか?面白かったら、幸いです。

では、また。
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