最近、色々な所に出没して書いています。
八幡が好きなんですが、よくよく見てみたら、「あれ?アイカツ!とのクロスオーバー無くね?」と、思い書いてみちゃいました。
下手くそですけど頑張ります、では、どうぞ。
001 希望が断たれた時
神崎美月という人物をご存知だろうか。
聞くのもバカらしいとも言うべきほどの人気を誇り、日本。いや、世界一のアイドルに君臨する。
勿論ファンも多く存在し、その内の一人に俺もいた。
中学一年生だった俺は、相変わらずいじめられていた。そしてそんな俺を救ってくれたのは、神埼美月の歌だった。
あの歌があったから俺は小町に何事も無かったかのような顔を出来た。あの人がいたから俺は生きられた。
しかし。
俺は毎日話しかけてくれたあいつ....折本かおりに告白した。そしてそれは断られ、周りに言いふらされた結果。いじめがさらに悪化して、陰口は勿論、暴力は集団でリンチ状態。帰ったときに小町に隠すのが、大変だった。
両親は俺の事を息子だとは微塵とも思っていないのだろう。そんな物、随分前から知っていた。それでも家に帰れば小町と、あの人の歌があった。
ある日のこと。家に帰ると、リビングで小町が見てわかるほど怒っていた。
すぐに、どうした、と聞くと。
「今日、クラスの皆から、小町ちゃんのお兄さんが告白してこっぴどく振られたんだって、ってずっと言われたんだよ?!こっちにまで迷惑掛けないでよ!!小町的にポイント低いよ!!ーー」
裏切られたと思った。
学校に行っても、いじめられ裏切られ傷つけられ。
家に帰っても、小町に迷惑と言われ。
俺は、すまん、と謝り二階に上がる。
その時、俺の全てが壊れる一言を小町が言ってきた。
「ーーそんなお兄ちゃんにはお仕置きです!!お兄ちゃんの持っていたCD、全部売ったからね。でも、結構高く売れたよ?まぁ、あれだけあれば小町への謝罪にはなるかな?あ、今の小町的にポイント高い!!」
小町を殺そうとする自分の気持ちを必死に理性で押し殺し、ありがとな、とだけ言って、引きずるように昇っていった。
自分の部屋に着くと、すぐさまベッドにうつ伏せになり、目からなみなみと流れ出る涙で濡らしていった。
死にたい。
ただ、それだけしか思わなかった。
その日の夜。
小町が自室に戻ったのを、ドアの音で確認すると、俺はすぐに玄関まで行って、出ていった。
「...くそ..くそ、くそ!」
いつか小町が家から出ていき、そして俺が見つけたあの公園にいた。
あの時と立場が逆だな..と苦笑いする。が、違うところがあるとするなら、それは俺を迎えに来るのは誰もいないということだ。
「そろそろ潮時か...」
薄々、もう無理だと思っていた。あの人の歌はただ単に寿命を伸ばしただけだった。
いや、違う。俺は本心であの人の歌に聞き惚れていた。あの人の生き様に惚れていたのだ。
何にせよ、もう無駄だ。ただえさえ両親から貰う少ない小遣いで買ったCD。恐らく年々少なくなっていき、しまいには無くなるだろう。だから、買うのはもう無理だ。
何から何まで俺を殺そうとする。俺が何をした?いつお前らに危害を加えた?俺は生きてはいけないのか?
そもそも、俺が告白したのが、間違いだったのか。
「...流石にここで死ぬのは止めるか。小町に迷惑掛かるし。......ははっ、今のは小町的にポイント高かったか...」
立ち上がろうと膝に力を入れると、不意に声がかかった。
「ハチ君?そこで何してるの?」
声がした方向を向くと、そこにいたのはーー
「星宮か?」
「もう!いちごって呼んでよ!」
ぷんすかと頬を可愛らしく膨らませた。俺の幼馴染の一人、星宮いちごだった。
はい。いかがでしたでしょうか。
溜め込むタイプじゃないので、書けたら書いて出すといい感じです。
なので、投稿頻度が少し遅いです。そこのところはご了承ください。
では、また。