アイカツ!with俺ガイル   作:クロジャ/時々シロジャ

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どうも、クロジャです。

特に言うことないので、本文みてください。

では、どうぞ。


002 救いの手

「..悪い」

 

こう見えても、俺とこいつ「いちご!」...こい「いちご!」いt「いちご!」......星宮は幼馴染なのだ。「まぁ、いいかな」

 

こいつ....なんで、俺の心が読めるんだよ。

 

「だって、ハチ君。物凄く分かりやすいんだもん」

 

マジか。俺、そんなに分かりやすいのか。

 

「うん」

 

今度から注意しないとな...。まぁ、次はもう無いんだけどな。

 

先程の続きだが、俺と星宮は幼馴染なのだ。家が隣とかでは無いのだが、小さい頃から一緒。別に親同士が知り合いとかではないが、それでも何故か星宮、と、もう一人いるのだが、こいつらとは腐れ縁という奴だ。

 

幼稚園、小学校と一緒だったのだが、星宮はスターライト学園に入学することを決め、そこからはバラバラになった。ちなみにスターライト学園に入学することを決めたきっかけでもある、神崎美月のコンサートは色々とあり、行けなかった。マジであの時は悔しかった。

 

まぁ、でもこうして会うのは、かなり久しぶりなのだがーー、どうしてこんなところにいるんだ?でもってどうして、制服。

 

「星宮はどうして、こんなところにいるんだ?というか、こんな時間にこんな場所でこんな奴と会っていたら、悪い噂が立つぞ。悪いことは言わんから、さっさとどっか行け」

 

よし、これでOKだ。このまま星宮に去ってもらい、その前に少し俺が何か罵倒でもすれば、こいつは俺が死んでも、特に思うことはないだろう。

 

しかし、状況は俺の思い通りはならず、星宮はまた頬を膨らまして、私怒ってますアピールをする。

 

「ハチ君。私、前に言ったよね。自分の事をひどく言うのは止めてって」

 

「いや、それはだな...」

 

「いやじゃない。ダメなものはダメだよ。そんな風に自分の事を悪く言ったら、私やあおい。それに小町ちゃんだって悲しむよ?」

 

「ーー小町か...」

 

「そうだよ」

 

「...ははっ..絶対に無いな、そんなこと」

 

自嘲ぎみに笑い、星宮が心配そうに見つめている目から逸らして、そう呟く。

 

「...ハチ君?」

 

「もう俺を心配する奴なんていない。....だからもう俺の事は放っておいてーー」

 

「ハチ君!!」

 

両手で俺の肩を掴み、無理矢理星宮の方を向かされる。

 

「んだよ..」

 

星宮がしつこく粘ってくるので、苛立って返答する。

 

「ちゃんとこっちを見て。ハチ君、何があったの?ちゃんと教えて。誤魔化さないで言って」

 

「ーーっ」

 

強い目。俺を逃さまいと。目線を逸らすことができなくなる。

 

「...はぁ.....しつこいんだよ、お前」

 

「うん。私すっごくしつこいよ?後、いちごって呼んで」

 

「.....長いぞ」

 

「まだ時間はあるから、大丈夫。だからーー」

 

ーー教えて?

 

面と向かって話すのは久しぶりかも知れないな。

 

・・・説明中

 

「ーーで、今にいたる、ってわけだ」

 

「...ハチ君」

 

「なんだ。お前もこんな話聞いて嫌だろーー」

 

いつなのか。分からなかったが、星宮は泣いていた。

 

俺の両手の袖を掴んでこちらを見やる。その顔はぐしゃぐしゃに歪んでいた。

 

「ハチ君...ハチ君は、強いんだよ。凄く」

 

「強い.....?」

 

「うん。でもね、ハチ君」

 

星宮はふるふると、首を横にふる。

 

「..ハチ君はさ、どうして一人で抱え込んじゃうの..?」

 

「.....ぼっちだからだよ。言わすんじゃねぇ」

 

「私は?」

 

「は?」

 

「私じゃなくてもいい。あおいや、小町ちゃんでもいい。どうして、相談してくれなかったの?」

 

「..お前らにまで迷惑をかけるわけには、いかないからな」

 

「迷惑じゃないよ」

 

「..そんなこと言われても、今さらなんだよ」

 

言うと同時に星宮を突き放して、後ずさる。

 

このまま逃げれるかと思ったが、星宮はすぐさま俺の手を捕み、またしても逃げられなくする。

 

「私さ、そんなに信用ないかな..?」

 

「....」

 

心細そうに袖だけをキュッと掴み、そう、聞いてくる。

 

「..頼らなかったのは、悪かった。....だけど、もう何もかも手遅ーー」

 

「手遅れなんかじゃないよ。まだ、やり直せる」

 

「やり直すって、何を」

 

「小町ちゃんと話し合う」

 

「...だからそれはさっき言っただろ「でも、ちゃんと話してないよね。きちんと話し合っていないよね。自分の今の状況とか話していないよね」...それはそうだが」

 

「だったら行こう!」

 

先程までの涙でぐしゃぐしゃになっていた顔はどこへやら。笑顔満開な顔をする。

 

「行くってど..!」

 

こ、と言う前に引っ張られて連れ去られる。

 

「ハチ君の家に!」

 

「いや、もう流石に遅いだろ。小町だってもうぐっすり寝て「お兄ちゃん!!」

 

声のした方向を振り向くとそこには。

 

「小町..なんで」

 

「小町ちゃん...」

 

息も絶え絶えの状態で、恐らく急いで来たのだろう。パジャマからは着替えているが、それでも服装は乱れ、顔も先程の星宮のようになっている。

 

そこにいるはずのない人間。

 

俺の愛すべき妹だった、小町がそこにいたのだった。




どうでしたか?

面白かったら、幸いです。

では、また。
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