魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者 作:unknown505
戦闘BGM「Λ」ジャッジアイズ
「VS 風見野警備団幹部 呉キリカ」
キリカ「ハハッ!さぁ、楽しませてくれよ!」
健太「おう、しっかり楽しませてやるぜ!!」
そう言って健太は先手を打ち、キリカに急接近して槍で突く。
健太「オラァっ!!」
キリカ「前みたいに単調過ぎるよ!切り刻んであげる!!」
健太「確かに前は単調だったが・・・今は違う!はぁっ!」
キリカ「っ!!」
健太は突いた瞬間両腕に魔力を込め、遠心力で槍を一気に斜め上へ切り上げる。
キリカ「あぶなっ!?」
健太「まだだ!」
キリカ「何っ!」
キリカは間一髪躱すが健太は先を読み、魔力を使ったハイジャンプで真上を取り、強烈なキックを食らわす。
健太「だぁらぁっ!!」
キリカ「ぐぅっ!!何故ここまで・・・!」
健太「強くなったかって?それは簡単だ。1週間休み無く必死で鍛えたからだ。龍二のスパルタ教育でな!」
−1週間前−
龍二「さて、これが作戦の内容だ。1週間後に実行する。」
マミ「分かったわ。」
健太「あぁ・・・って1週間後?何で今すぐじゃないんだ?」
龍二「それはだな健太、俺とマミがお前を鍛えるからだ。」
健太「えっ、鍛える・・・だって?」
龍二「あぁ、まず質問させてもらうが健太、最初にそいつらと会った際どんな行動を取った?」
健太「えっ?・・・そりゃあ、不審なやつがいたから振り向いて返答した。」
龍二「・・・甘いな。」
健太「甘い?」
マミ「健太君、話しかけられた際に魔力を事前に感じ取る事が出来てたわよね?」
健太「一応は・・・」
マミ「その時点で周囲にあなたとは違う別の魔法少年少女がいるの。つまり、その魔法少年少女があなたを攻撃してくるかもしれない事を考えれば即座に変身して身構えるべきなの。」
健太「そ、そうか・・・。」
龍二「現にお前はそいつらから奇襲を受け、大ダメージを負わされるハメになった。率直に言わせてもらうが今のお前では奴らに勝てる事は不可能に近いんだ。」
健太「なっ・・・!?そんな馬鹿な!」
マミ「あまり友達の前でこんな事は言いたくないけど、今の状態の健太君はlv5なの、相手が仮にlv30と考えたら勝つことは難しいわ。」
健太「くそっ・・・そんなに弱いのかよ俺は・・・」
龍二「だから俺達が鍛えるんだ。1週間休み無くな。」
健太「休み無く・・・つまり龍二とマミと一緒に1週間鍛えたらlv30はいけるのか?」
マミ「えぇ、何ならあなたをlv70くらいまで鍛えるわ!」
龍二「俺達はお前に期待してるんだ。友として・・・そして魔法少年少女としてな。だからいつか俺達でスリーマンセルを組む為お前を徹底的に鍛えあげる。覚悟しろよ。」
健太は二人の不敵な笑みに唾を飲む。そうして、今日から始まった特訓は1日目からハードな物だった。
BGM「TAKUMI2009」龍が如く3
健太「はっ!だぁらぁっ!」
龍二「槍の速度が遅いぞ!俺なら躱してこうだ!」ドゴッ!
健太「ごぉっ!?」
1日目の午前の特訓は槍の攻撃の改善、午後の特訓は反射神経の特訓である。龍二は木刀で健太の槍を難なく受け流し、肩に当てる。
健太「痛ってぇ〜!手加減しろよ龍二ぃ〜・・・。」
龍二「敵はそう言って手加減してくれるほど甘くは無いぞ。」
健太「ひぃ~・・・!」
−午後の特訓−
健太「うぉおっ!あぶnぎゃっ!」
マミ「健太君もっと早く躱して!私みたいに銃を持つ敵なら死んでるわよ!」
健太「そんな事言ったって1日目から無理に決まってんだろ・・・!」
午後の特訓では反射神経を鍛える為、マミはリボンから生み出すマスケット銃を乱射する。マミは特訓の為、威力や攻撃力を落としてはいるがそれでも人が吹っ飛ぶほどの威力があるため、健太は受け身の特訓も自然にやらされることになる。
マミ「どんどん行くわよ!」
健太「くそがぁっ!こうなりゃとことんやってやるよ!!」
−2日目−
健太「・・・・・・」
2日目の特訓は魔力の流れを制御するための特訓を行う。内容は座禅を組んで戦闘における集中力を上げる為である。
龍二「・・・はっ!」
健太「ぐっ!?」
龍二「邪念を感じ取った。集中しろ。」
健太「わ、分かった・・・。」
もちろん座禅であるため余計な事を考えれば龍二が持つ警策で叩かれる。健太も雑念や邪念を考えないよう集中する。
−3日目−
健太「1対2やらされんのかよ!?」
龍二「敵が素直にタイマンに応じてくれないのが大半だ。だから1対2での戦い方も学ぶ必要がある。」
マミ「健太君なら大丈夫よ!1日目の龍二君のスパルタを耐えれたんだから。」
健太「いやそういう問題じゃ・・・」
龍二「問答無用!行くぞマミ!健太!俺達から1本取れたらお前の勝ちだ!」
健太「俺の頭ん中に「敗北」の二文字はねぇ!やってやらァ!!」
そうして健太は龍二&マミと対戦し、最初はズタボロに負ける。
龍二「どうした!そんな程度か!?」
健太「まだまだぁ!!」
こうして3日間連続でスパルタ教育を耐えた健太は4日目、身体の変化を感じ取る。
−4日目−
健太「なんか、前よりも身体が軽いな・・・。」
龍二「恐らく、成長の証だ。健太は飲み込むのが早いタイプだから身体が飲み込もうと必死なんだろう。」
健太「・・・龍二。」
龍二「さぁ、今回は影分身を見極めてみろ。こいつを見極めればお前にも影分身のやり方を教える。」
健太「分かった。」
4日目の特訓は龍二の能力の1つ、魔力を使った影分身を見切る訓練である。
健太「お前だ!・・・何っ!?」
龍二「偽物だ、ふんっ!」
健太「ゴホッ!?」
そうして、悪戦苦闘しつつも健太は龍二のスパルタに必死に食らいつきながら教えを飲み込んでいく。そして5日目、遂に健太の身体に変化が訪れる。
−5日目−
健太「昨日よりも明らかに身体が軽い。」
龍二「そうか、なら1日目と同じ特訓を思い出して俺から一本取ってみろ。」
健太「あぁ!」
健太は1日目と同じ様に槍を振るう。龍二も1日目とは明らかに違うことを感じ取る。
龍二「(最初の特訓よりも明らかに成長している。だが、後少し足りない・・・明日、2対1でどんな力を見せるのだろうか・・・。)」
健太「でぃやぁっ!」
龍二「ふっ!はっ!」
健太「ぐっ!」
龍二「成長の証が見えるが後少しだ!踏ん張れ健太!」
健太「おうよ!」
−6日目−
BGM「TAKUMI2014」龍が如く維新
健太「はっ!ふんっ!よいしょっ!」
マミ「すごい・・・私のマスケット銃の弾を避けてる!」
健太「まさかこうまで身体が馴染むなんてな・・・!飲み込むのが早い事が幸を成したかな!」
午前の特訓は2日目と同じ反射神経を鍛える特訓だが、健太はひたすらに弾丸を躱す。途中当たったり掠める事もあるが回避能力が上昇していた。そして午後、このまま1対2の特訓に持ち込む。
健太「はぁっ!」
龍二「ふんっ!」
マミ「やぁっ!」
健太「取った!そらぁっ!」
龍二「ぐっ!」
マミ「きゃっ!」
健太「ようやく、取れたぜ・・・はぁっはぁっ・・・。」
龍二「それは分身だ。」
健太「ぐげっ!?」
龍二「分身はまだ見切れてないが、マミから1本取った事は認める。」
マミ「さすがね健太君。」
健太「ありがとう、二人共・・・。なんか、自分でも成長した気がする。」
そうして、6日目の特訓は最後に座禅を組んで集中力を上げることを最後に終了する。座禅では健太は一切の雑念や邪念を思わず所定の時間をクリアする。
−7日目−
BGM「TAKUMI2016」龍が如く極
龍二「さぁ来い健太、今度こそ俺から一本取ってみろ。」
健太「あぁ、行くぜ!」
こうして1週間を迎え、健太は1週間特訓した成果を龍二に見せる為に戦う。
健太「はっ!だらぁっ!はぁっ!」
龍二「(1日目の時よりも明らかに成長速度が早い・・・!飲み込むのが早いとはいえ、俺のスパルタについてこれるとは・・・)」
健太「オラァっ!」
龍二「甘い!」
健太「見切ったぁ!」
龍二「何っ!?」
健太「そらぁっ!」
龍二「ぐうっ!!」
龍二は背後から来た健太の攻撃を躱すが、先読みした健太はフェイントをお見舞いし、遂に龍二から1本を取った。
龍二「まさか、ここまで成長が早いとはな・・・」
健太「はぁっはぁっはぁっ・・・昔から、俺は飲み込むのが早いって言われてたわそういや・・・。」
こうして健太は龍二が発案した地獄のスパルタ教育をクリアし、現在風見野の魔法少年少女達と交戦し、呉キリカを圧倒した。