魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者 作:unknown505
戦闘bgm「scarlet chain」--東方 xion様--
アリナがいる所まで一直線に向かう。
健太「アリナァァァァァァァ!!!!」
アリナ「アッハハハハハハハハハ!!!!」
そして、互いの片腕同士で相殺する。今ここに神浜の命運をかけた戦いの幕が上がる!
VS「マギウス幹部 アリナ・グレイ」
どうやらアリナ自身も肉弾戦に持って来たみたいだ。
健太「魔法の力はどうした?まさかイブがいなければ使えないって感じか!?」
アリナ「イブがいなくてもアナタみたいな中途半端なウワサを着こんだ程度の人間は殴り合いで十分なんですケド!!」
そう言って奴は殴りかかってくる。やはりウワサの力もあってか拳を振るうスピードが早くなっている。だが、かわせない程ではない。こっちもウワサを着こんだ者だ、見切れる!
アリナ「はぁぁぁぁぁ!!」ビュン!
健太「オラァ!!」ビュン!
アリナ「はぁぁ!」
健太「おせーよ!!」
アリナ「アナタこそ!はぁ!」
一度、わざと食らう。
健太「ぐふっ!?」
アリナ「アハッ!当たtがはっ!?」
健太「油断してんなコラァ!!」
反撃技「意地反撃」で倍にしてダメージを返す技をアリナに浴びせる。こっちが3のダメージなら反撃で相手は6のダメージ、つまり3倍にして返す技だ。
健太「どうした?かかってこいよ?」
アリナ「アリナを......舐めるなぁ!!」
健太「ふん!」
アリナ「なっ!?」
健太「はぁっ!せいやぁ!」
アリナ「うぁっ!?くぅぅ......!」
奴の背中に回り込んで拳を連発して当て、麻痺らせる「ラッシュダウン」を食らわせる。
アリナ「ふざ...けるなぁ...!!」
健太「せいやぁ!!」ドガァッ!
アリナ「ウガハァッ!?」
アリナが拳を振るってきたと同時に思い切り頭から強烈な拳を当てる「ギアカウンター」を食らわせる。これを受けたら並みの魔法少年少女なら大抵は立ち上がれない。
アリナ「うぅぅぅ......!!」
健太「やはり防御は固いな、カウンターが効いてなさそうだ。」
アリナ「十分、効いたワケ......、なら今までやられた分だけ、倍返しにしてあゲル!!」
健太「ぐぅっ!?」
アリナが空に手を伸ばした瞬間、自身に異常が起きた。
健太「毒...か...。」
アリナ「アハッ!毒でじわじわなぶり殺してア、ゲ、るぅ!!アハハハハハ!!」
健太「.........実は、「対策済み」なんだよなぁ...!!」
アリナ「What!?」
俺は体全身に力を入れる。
健太「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そしてみるみる毒の痛みが無くなり、態勢を整える。
アリナ「なっ!?」
健太「悪いが今の俺に、状態異常は効かねぇな。寧ろ、体力が減る度、強くなるんだよ。」
アリナ「なっ......!ふざけるなぁ......!」
健太「......」
俺をイブの餌にしたいが、なかなか強くて上手く行かなくて癇癪を起こしていた。そして十間が話しかけてきた。
十間「健太!槍を取り出せ!」
健太「槍を?何でだ?」
十間「見たらわかるぜ。」
言われたまま、槍を取り出す。槍は今までのとは一際違った。槍の刃先からはオーラが溢れだしており、更に十文字の形をしていたのが一本の長い刃となっていた。
健太「これは......!?」
十間「俺の能力でお前の武器を変えさせてもらった。これなら奴を倒せる!」
健太「......何かあるのか?」
十間「ああ、奴はダメージこそデカイが、ウワサのおかけですぐに回復しやがる。殴るばかりじゃあ埒があかねぇ。」
健太「この槍に何か細工でも仕掛けたのか?」
十間「今のこいつはそんじょそこらの槍とは違ぇ...。ウワサごとダメージを与えられる代物だぜ。こいつの名は「伊邪那美之矛」(いざなみのほこ)だ。」
健太「へ、ナイスだ十間!!」
そう言って、槍を構える。
健太「安心しなアリナ!すぐにそのウワサ丸ごとはっ倒してやるからよ!」
アリナ「やれるものなら、やってみろぉ!!」
健太「せいやぁ!」
アリナ「はぁっ!」
健太「こいつは、すげぇな......!力が、湧いてくる!」
アリナ「やぁぁぁ!!」ガキィン!
健太「ふん!」ガキィン!
そして、つばぜり合いになる。
アリナ「健太ぁぁぁぁ!!!!」
健太「負けるかぁぁぁぁ!!!」
徐々にアリナを押し、そしてつばぜり合いはこっちが取り、吹き飛ばす。
健太「せいやぁ!!」
アリナ「ヴァァァァァァァァァ!!!??」
健太「このまま!多重影分身!!」
追撃をするために、一気に分身を生み出す。
健太「行くぞ皆!!」
分身「おう!!」
アリナ「なっ!?」
健太達「我流奥義!「二千多連気弾」!!うぉぉぉぉぉ!!!!」
アリナ「これは、防げ...!ヴァァァァァァァ!!??」
俺の分身はどんどんアリナに突っ込み、ビルに突っ込むまで押し込む。そして、両手に魔力を込め、最大級の螺旋気弾を生み出す。そのなかで、俺とは違う別の魔力を感じた。
健太「......ありがとうございます、「先輩方」......!!」
お礼を言って、アリナに向かっていく。
健太「食らえ!「八龍法・超大玉螺旋気弾」!!うぉぉぉぉ!!!!」
アリナ「ヴァァァァァァァ!!!!」
アリナはビルの壁に押し込まれ、コンクリートの雪崩に飲まれる。そう、アリナとの勝負に、勝利した。
アリナ「うぅぅぅ......。」
健太「頭は冷えたかアリナ?」
アリナ「アナタァァァァ......!」
健太「恨むんなら、自分の今までの行動を恨むんだな。」
壮介「健太!」
健太「ん、壮介か。そっちも終わったか?」
壮介「ああ、巧と久之はきっちり締めてやったぜww」
壮介が指差す方を見ると完全に伸びきった巧と久之が倒れていた。
健太「相当だったんだなそっちも。」
壮介「まぁな、皆と協力して倒したからよ。んで、アリナは?」
健太「ああ、ここn......ってあれ?アリナがいない!?」
壮介「は?......ここにいたのか?」
健太「ああ、確かにここにいたんだ......どこへ...?」
くそ、目を離した隙に居なくなりやがった......どこに行きやがったんだ......?
壮介「くそっ!逃げやがったみたいだな......。」
健太「済まねぇ!俺がいながら...!」
壮介「いや気にするな。俺も油断してたのは事実だからよ。」
健太「そうか......っ!?危ねぇ!」
壮介「うぉぉっ!?」
突然巨大な影が見えたかと思えばさっき吹き飛ばしたイブが戻って来やがった。
健太「ふぅ!間一髪だ......!」
いろは「健太さん!大丈夫ですか!?」
健太「ああ、後はこのデカブツを処分するだけだな。」
鶴乃「でも、こんなでかいのどうやって倒せばいいの...?倒せる算段が見つからないよぅ......。」
灯花「普通のイブなら被膜が無くなって崩れるはずがアリナがイブにしちゃったせいで厄災になるし......。」
健太「.........」
悠太「...むっ!来るぞ!」
イブは再び巨大な手を振り下ろしてくる。その瞬間能力で皆を十間の魔力で包み込んだ。
bgm「hard battle」--ボルト--
壮介「っ!?これは!?」
健太「十間の魔力だ!これを待ってた!!」
十間の魔力はどんどん大きくなり、イブは必死に逃れようともがきまくる。
健太「灯花のいう通り、こいつは今の状態だと体を崩してはくれない。なら、こいつの魔力を逆に吸収してやりゃ良い!!」
やちよ「その吸収した魔力はどうするの!?」
健太「力に還元するんすよ!こいつは半魔女であり穢れをたくさん持ってるからその吸収した分だけを力に変えて倍返しにしてやるんだ!!」
そう言って俺は息を吸い込んで、吐く。
健太「皆に、ひとつ言いたいことがある。」
皆「?」
健太「俺はガキの頃、虐められて人間不信になった事があってな。自分と姉貴、おっちゃん以外の連中が大嫌いだった。けどそんな俺でも、壮介や俊、悠太さんに十六夜さんにみたまさん、そしてみかづき荘の皆と出会って俺は変わる事が出来た。だから、ありがとう!」
皆「っ!」
壮介「......へへっ、なんか照れ臭いな......。」
俊「僕は何もしてませんよ、健太さんの努力が功を結んだんですよ!」
悠太「それに、お前はこの神浜の魔法少年少女達のわだかまりを溶かした。今まで対立的だった東西の連中を、お前はその手で頑なだった心を溶かしたんだ。」
いろは「私達は、健太さんがいたからこそ道を外さなかった。健太さんがいなかったら今頃負けていたかもしれませんし、人生どうなるか分かりませんよね。」
やちよ「そうね、健太君のおかけで救われた事もあったし、通君とも繋げてくれた......。私の方こそありがとう!」
鶴乃「健太君はみかづき荘のリーダーでもあって大黒柱だからね!ウワサに飲まれた時、ぼろぼろになってでも私を助けようとしてくれたから。」
フェリシア「オレも、健太と色んな所に行けてちょー楽しかったぞ!!」
さな「私と俊君を健太さんは繋げてくれた。だからありがとうございます!」
十六夜「健太君、君の力は素晴らしい物だ。君の力によって我々は救われたような物だからな。」
みたま「だから私達の方こそ......」
健太以外皆「ありがとう!(ございます)!」
健太「皆......!」
まさかこっちがお礼されるなんて思わなかったぜ...。けど、改めて実感した。俺は、もう一人じゃ無いこと。そして、かなえさん、メルさん、立明さん...、由美、親父、お袋...、俺には背中にたくさんいる!!
健太「そこまで言われちゃあ......、本気出す他ねぇなぁ!!」
俺はありったけの力を込め、イブの魔力を吸収する。そして、ついに来た!
bgm「動天」--ナルト ボルト--
健太「行くぜぇ!!」
俺は両手を空に上げる。そして十間は口を開き巨大な塊を作る。
壮介「俺達も手伝うぜ!」
俊「魔力を倍増させれば相手はかなりの痛手になります!」
悠太「俺達で、終わらせるんだ!」
やちよ「私達はひとつだと言うことを教えてあげましょう!」
健太「ああ!」
皆が手を伸ばして塊に魔力を与える。そしてその塊は、俺能力でもある螺旋気弾にそっくりな塊となった。
十間「いつでも行けるぞ!」
モキュべぇ「モキュ!!」
健太・いろは「モキュべぇ!?」
モキュべぇ「モキュキュゥ!!」
モキュべぇが突然現れ、あの塊に入り込んでしまう。
十間「止めるんじゃねぇぞ......あの白タヌキめ...、あいつも命かけてあのデカブツを止める気だ。」
健太「だが...!!」
十間「あいつは、あの環ういの器なんだ。だから大元を辿れば、あいつのいるべき場所は、あのデカブツなんだよ。あいつは奴が言っていた浄化システムという奴に成り代わるんだ。」
いろは「......」
うい「お姉ちゃん......。」
健太「......」
いろは「......今まで、ありがとう。モキュべぇ......。」
健太「いろはの側に居てやってくれてありがとよ、モキュべぇ。」
モキュべぇ「モキュキュ!」
十間「時間はねぇ!やってやれ!!」
健太「......ああ!!」
両手を上からイブの方へ降ろす。そして一撃を浴びせる。
健太「行くぜぇ!!」
十間「ぶちかませぇ!!」
皆「真・希望螺旋気弾!!行けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
気弾はイブ目掛けてまっすぐ進む。そしてイブは止めようとするが、こいつは防御無視の貫通技だ。気弾はイブを飲み込むように包み、そして光の粒子となり消えた。
うい「イブの穢れが散っちゃった......。」
健太「モキュべぇはどうなった...?」
灯花「さっき九尾のウワサさんが言った通り、魔女化を止める浄化システムに成り代わったんだと思うよ。」
いろは「そっか......。モキュべぇ......ありがとう......。」
悠太「......ワルプルギスの夜......。」
健太「......」
ワルプルギスの夜が接近しているが、恐らく各地で交戦しているんだろう。
ねむ「善戦してる......?」
フェリシア「オレ達で行けば倒せるかも知んねーぞ......!」
やちよ「出せる魔力はないかも知れないけど粘りましょう。」
健太「ああ、事が終わるまで、諦めちゃならねぇ...!絶対に倒すぞ...!「ワルプルギスの夜」を......!」
第10章前編 浅き夢の再会 完
次回 第一部最終章第10章後編 「果て無き夢の暁」