戦闘BGM「Recapture serenade」−龍が如く6−
「高坂由美を救出せよ!」
健太「オラァ!」
やちよ「はぁあ!」
うい「やぁ!」
通「吹っ飛べやコラァ!」
悠太「ふん!!」
健太達は構成員を倒しつつ先を進んで行く。すると何かに気づいた悠太が声を上げる。
通「っ!?全員前に飛べぇ!!」
四人「っ!」
すると頭上から大きなコンテナが降ってあわてて皆が一斉に避ける。
健太「危ねえ・・・!?」
悠太「助かったぞ通・・・!」
やちよ「びっくりしたわ、まさかコンテナが降ってくるなんて!」
うい「私達を意地でも通さないつもりみたい・・・」
通「ワシらを本気で殺す気みたいやな、雑魚がワラワラ湧いてきよったで!」
健太「上等だ!全員ぶっ飛ばす!」
悠太「吉信はどれほどの半グレ共を金で釣ったんだ・・・数が尋常じゃないな・・・!」
通「どれだけ数が来ようが俺らには関係ないわ!由美を助けるまで死んでも化けて出たるわ!」
やちよ「そんな縁起でもないこと言わない!」
健太達はこの包囲網を突破すべくひたすら半グレを蹴散らしまくる。そして包囲網を突破し先に進むとまたしても半グレが待ち構えていた。
健太「くそっ!どんだけいやがるんだ!?」
やちよ「無理やり倒してでも突破するわよ!時間はかけていられないわ!」
悠太「だがこれだけ半グレがいてネオマギウスの羽根はどこに行った?それらしき人物が見当たらんな。」
健太「適当に倒してりゃ出てくるでしょうよ!・・・っ!うい!危ねえ!」
うい「えっ?きゃあ!」
すると新たな半グレ達が積み重なったコンテナの上から火を吹くドラム缶を蹴り落としドラム缶が転がってくる寸前に健太はういを掴んで回避し、その直後にドラム缶が爆発した。
健太「大丈夫かうい!?」
うい「う、うん!大丈夫!ありがとうお兄ちゃん!」
健太「小学生もいるってのに容赦ねぇな!!」
通「体格のええやつが出てきよったで!後はこいつだけや!やったるでぇ!」
通の小刀連撃や悠太の神威義眼を使った連撃でリーダー格を倒す。
通「よっしゃ!これで道は開けたな!」
健太「ああ!・・・ん?電話だ。」
やちよ「誰から?」
健太「壮介からっすね、もしもし。」
壮介『もしもし!今話せるか!?』
健太「どうした?緊急事態か?」
壮介『ああ!健太達が孤島に行ったのを見計らってネオマギウスが総攻撃してきやがったんだ!』
健太「何っ!?それでみんなは無事なのか!?」
壮介『今の所はな、けど他の仲間からは被害を受けた報告も来てる。総乃助さんの話ではリーダー格はアリナらしい。』
健太「アリナが・・・!?」
健太達の居ぬ間を狙ってアリナがネオマギウスを率いて総攻撃を仕掛けてきていた。
壮介『しかもなによりやべぇのが・・・前に戦ったキモチって奴を覚えてるか?』
健太「ああ覚えてる。あの魔女でもなくてウワサでもない化物だな?」
壮介『そうだ、そのキモチを狙って俺達の妨害をしてるらしい。』
健太「そのキモチってやつを狙って・・・!」
壮介『健太。』
健太「ん?」
壮介『アリナは俺達に任せてお前は由美ちゃんの救出に専念しろ。』
健太「壮介・・・お前は大丈夫なのか?」
壮介『安心しろよ、俺達は伊達に衰えちゃいない。だからこっちは俺達に任せてくれ。』
健太「わかった、アリナの事は頼んだ。アリナがいるという事はかりんも何かしら動くかも知れない。」
壮介『ああ、それじゃ。』
やちよ「壮介君なんて言っていたの?何か大変な事が起きたみたいだけど・・・。」
健太「どうやら本土の方でネオマギウスが総攻撃を行ってるらしい。壮介達が今頑張って対応しているみたいだ。」
悠太「それで壮介がこっちは任せろと言ったのか。」
健太「ええ、だから俺達も由美を早く助けないと・・・行きましょう。」
そう言って健太達は先に進みネオマギウスの支部の建物付近につくとそこにいたのは・・・
健太「っ!?お前は…!」
久之「よぉ待ってたぜ・・・健太ぁ・・・!」
健太「久之・・・!」
そこにいたのは複数人の半グレを率いた久之が待っていた。