魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者 作:unknown505
第1話
健太は職員室へ向かい早乙女先生と談笑した後にダンボール2つ分の教科書等を倉庫まで運んでいた。
健太「やっぱりなぁ・・・思った通りの重労働だけど・・・こんな教科書が多いなんて聞いてねぇよ・・・!」
クスクス・・・クスクス・・・
健太「おい、笑う暇あんなら手伝えコラァ。」
健太は教科書を運んでいる最中通り過ぎる生徒の笑い声が聞こえ、その生徒達に怒号を浴びせる。それに臆した生徒達は足早に去っていく。
健太「ちぃ・・・笑う暇あんなら手伝えっての・・・。はぁ、今までシカトぶっこいてたけど良く考えてみりゃあ、いじめになるのか・・・あっやべっ!」
すると教科書を括っていた紐が千切れ床に教科書が散乱する。
健太「やべぇなこれ・・・!紐が千切れちまった・・・。」
「あの・・・」
「大丈夫ですか?」
健太「あっ?」
健太が教科書を纏めていると背後から二人の少女が声を掛ける。
健太「あぁ大丈夫大丈夫、二人共1年生か。」
「はい、なんだか大変そうだったので・・・」
健太「大丈夫だよ、それに俺とは関わらない方がいいからそのまま通り過ぎてくれ。」
「そうだよ、この人は悪い先輩だから早く行きなよ「鹿目」さん。」
「そうだぞ鹿目さん、明美さん。」
そう言って生徒達は鹿目、明美と呼ばれた二人の少女に健太の悪口を話す。
健太「(・・・まぁ、こうなるわな。どうせこの1年坊二人もこいつらの話を鵜呑みにするのがオチか・・・。)」
「先輩、手伝います。」
健太「そうかそうk・・・えっ?」
「私も手伝います。」
すると、健太の思っていた事な反し二人の少女は健太が散乱した教科書を纏め始める。
健太「おいおい、俺とは関わらない方が・・・」
「皆はそう言うけど、私は先輩がそんな悪い人に見えないです。」
「私も、だって先輩・・・悪い人が持つような目をしてないですから・・・。」
健太「・・・・・・」
「先輩はこれを倉庫まで運ぶんですよね?」
健太「・・・・・・あ、あぁ。」
「行きましょう先輩。」
そう言って二人は、生徒や健太を気にすることなく倉庫まで歩き始める。健太もポカンとしつつも倉庫まで向かった。
倉庫へ入り、所定の場所に三人はそれぞれの教科書を置く。
健太「ふぅ、助かったぜ。ありがとう二人共。」
「先輩の約に立てて光栄です。」
健太「そうだ、二人の名前聞いてなかったな。俺は高坂健太だ。」
まどか「私は「鹿目まどか」って言います。」
ほむら「私は「明美ほむら」です。」
健太「鹿目まどかに明美ほむらか・・・いい名前だな。二人の名前、しかと覚えとくよ。」
まどか「よろしくお願いします、あ、急がないと!」
健太「ん?急いでいたのか・・・!すまんな。」
まどか「全然大丈夫ですよ。それでは!」
ほむら「また!」
まどかとほむらはそう言って走っていった。
健太「ふっ、まさか後輩に感謝される日が来るなんてな・・・。」
「おい。」
健太「ん?」
まどかとほむらが去っていくと同時に6人ほどの生徒が入ってくる。
「ちょっと、付き合ってもらおうか。」
健太「・・・・・・」
そのうちの一人がカッターナイフを所持しており、それを健太に向けて脅し、外の校舎の裏へ連れて行く。
健太「おいおい、校舎裏で脅すたぁいつの時代だよ。」
「うるせぇよ、ガタガタ言う暇あるなら金目のもん全部渡せよ健太。」
「あんまし俺等に逆らわない方が良いよぉ〜。俺等のバックには「東城会」がいるからよぉ!」
「ヒャヒャヒャッ!!」
不良が言い放った「東城会」とは、東京にある歓楽街「神室町」を拠点に置く東日本最大の極道組織である。そんな組織の名前を聞くと大概の者は震え上がるが、健太は違っていた。
健太「そうか、東城会か・・・。」
「おっびびったか!?」
健太「お前らみたいな雑魚に東城会が付くわけねぇから笑いかけたぜ。」
「んだとゴラァ!?」
「てめぇ、死にたいのか?」
健太「死ぬつもりはねぇ。それに、ちょうどここに「サンドバッグ」が6個もあるからな。今まで受けてきた分の憂さ晴らしを合法に出来んだからなぁ。」
そして健太は首と両手の拳の骨を鳴らし、臨戦態勢を取る。
健太「かかって来いよ、俺も全力で殴ってやるからよぉ!!」
戦闘BGM「Funk goes on kiwami」龍が如く極
「オラァっ!!」
健太「遅ぇよ!でやぁっ!」
「がぁっ!?」
健太「刃物使わねぇと脅せないのかゴミが!」
「ぐぉああっ!!」
健太は持ち前の技で襲い掛かる敵を倒していく。健太の攻撃スタイルはクラッキングをして構えをとり、やや中腰の状態で両腕を顔面に構え、やや大振りな一撃を連続して繰り出す荒削りな我流喧嘩殺法ながらパワーとスピードのバランスに優れるスタイルである。だがその半面、荒々しさ故に欠点もある。
「舐めんじゃねぇぞコラァ!!」
健太「っ!ぐぅっ!!」
広範囲の攻撃ではないために視野が狭くなり、視野外からの攻撃にはかなり弱い。
健太「舐めてんのはテメェだろうがぁ!!」
「ガァアアっ!?」
そんな健太も対策は考えており「根性反撃」という力技によるゴリ押しで耐え、敵を倒しきった。