魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者 作:unknown505
第1話
「第4章 電波少女のウワサ」
−翌日 みかづき荘−
健太「・・・ん・・・んぅ・・・」
健太がみかづき荘に来て翌日、いつものように目を覚ます。
健太「・・・あ、そうだ。今俺はみかづき荘にいるんだった。いつものルーティンみたく朝風呂しかけたぜ・・・。」
そう言って健太はこれまでしてきたいつもの感覚で朝風呂に入るつもりだったがここはあくまで他人の家であることを思い出す。
健太「はぁ・・・マギウスの翼とかいう厄介な組織まで出てくるわで最悪だ。こりゃ龍二とマミを探すのに苦労しそうだ・・・。昨日やちよさん達に聞いて正解だった。」
健太は昨日の事を思い出し、昨日のマギウスの翼という組織や人探しの件を聞いたり話したりした。
健太「まさかやちよさんといろはちゃん、鶴乃さんと姉貴までマミを知ってたのは驚いた・・・。いろはちゃんを殺しかけたマミは恐らく相当ヤバい事になってそうだ・・・。んっ?」
いろは「あ、健太さんおはようございます。やちよさんが夕飯の買い物に行くんですけど一緒に来ますか?」
健太「おはよういろはちゃん。あぁ、行かせてもらうぜ。」
いろは「分かりました、やちよさんに伝えておきますね。」
健太「ああ分かった、支度してすぐ降りる。壮介は起きてるのか?」
いろは「はい、壮介さんも起きて張り切ってますよ。」
健太「そういやあいつショートスリーパーだったわ。よくもまぁ元気なことだぜ。よしんじゃ準備するか。」
そうして健太はやちよ達と買い物に行く支度をして買い物に付いていく。そうして健太は買い物に向かうやちよ達と一度分かれ、龍二とマミの捜索を始めた。
−数時間後−
いろは「・・・結局アイス変えませんでしたね・・・。」
健太「あぁ、まぁ昨日はアイスの取り合いで喧嘩してた二人だが鶴乃さんはすっかり忘れてそうだな。」
やちよ「まぁ鶴乃は一眠りしたら忘れてると思うわ。それより・・・」
健太「ん?・・・あっ。」
フェリシア「んぁっ?」
やちよ「どうしてフェリシアちゃんは漫画読んでるのよ・・・?」
フェリシア「だってタマネギ触って泣いちゃうのやじゃんかー。」
壮介「フェリシアちゃん昨日やちよさんが水にさらせばいいって教えてたはずだけど・・・」
フェリシア「そーだっけ?」
壮介「いやなんで忘れてんだよっ!?」
鶴乃「きたよー!!」
いろは「鶴乃ちゃんだ・・・。」
やちよ「あの感じならもう怒ってないようね。」
壮介がフェリシアにツッコミを入れていると鶴乃がみかづき荘に入ってくる。
鶴乃「ほぉっ!夕飯の準備してる!!」
健太「いらっしゃい鶴乃さん。ん?その袋は?」
鶴乃「昨日ぶりだね健太くん!そうそう、アイス買ってきたんだ!昨日は色々大人気なかったからね・・・。ごめんねフェリシア。」
フェリシア「このアイスオレのか!?やちよ食べて良いのか!」
やちよ「食べてもいいけど夕飯の後にね。」
フェリシア「やったー!」
そうしてこの仲睦まじい光景を健太といろはは微笑みながら見ていた。
健太「(こんな光景・・・ずっと一人暮らしだったから新鮮だ。)」
健太は幼い頃は宗雄の元で過ごしていたが中学に入ってからは宗雄が一軒屋を購入し見滝原中学校から近い一軒家で住み始めており「家族の愛情」を知らずに育ってしまっていた。そうして健太はこの幸せな一時を噛み締める。そうして夕食を終え、ゲームの話からウワサの件に入る。
健太「そういや、やちよさんやいろはちゃん達は先にマギウスの翼って組織の幹部と出会してたのか。」
壮介「しかもその幹部の一人が親友って・・・」
やちよ「えぇ、最初みふゆが出てきた時は驚いたわ・・・。」
いろは「しかもあれ以降から音沙汰が無いですもんね・・・」
鶴乃「どうにかしてみふゆも説得しないといけないね。ふんふん!」
健太「確か、ウワサをマギウスの翼が守ってるからそれを潰していけばいずれたどり着けるかもしれないって事っすよね。」
壮介「となると・・・やっぱりでかいウワサを倒す・・・とか?」
やちよ「その肝心のウワサが見つからないのよね・・・。」
フェリシア「弱いウワサばっか相手にしてるからだろ?片っ端から強いウワサをズガーンってやれば良いんだよ!」
健太「そんなんでいいのか・・・。」
やちよ「そうねぇ・・・「神浜ウワサファイル」に気になるウワサはいるのよね。」
健太・壮介「「神浜ウワサファイル?」」
やちよ「あぁ二人は初めてね、そのファイルはこれよ。」
そう言ってやちよは健太と壮介の前にそのファイルを取り出す。そのファイルにはこれまでやちよが出会ったウワサがたくさん記されておりいろはが出会ったウワサ「口寄せ神社」「絶好階段」「ミザリーウォーター」もそのファイルに記されていた。
健太「すげぇ、こんな大量のウワサが記されてるんすか・・・!」
やちよ「これでもまだ氷山の一角よ。ただこれ以外にもまだ気になるウワサがあるんだけど・・・。」
壮介「どんなウワサなんすか?」
やちよ「中央区にある「電波少女」っていう噂よ。ただその噂はあまりアテにしてないの。」
健太「それはどうしてなんすか。」
やちよ「既に1回調べていてね、どうしても「アラもう聞いた?」って語り口に繋がらないのよ・・・。」
いろは「あ、そっか・・・今まで出会ったウワサって・・・。」
健太「ん?ウワサと会うとそんな語り口に繋がるのか。だったら明日、俺がその噂もう一回調べますよ。」
やちよ「えっ?でも既に調べてるわよ?」
鶴乃「ほっ?健太君って1回見たものももう一回見るタイプなんだ!」
健太「そうっす。それにその「電波少女」って噂俺も気になりますしね。」
やちよ「分かったわ。ただあなた達に関して1つだけ・・・」
健太・壮介「「?」」
やちよ「あなた達学校は?」
健太「あぁ、俺は停学っす。」
全員「「「「「停学っ!?」」」」」
やちよ「健太くん、あなた一体何したのよ・・・」
フェリシア「何か悪ぃ事でもしたのか!?」
健太「いや停学って言っても自分から停学にしてくれって言ったんすよ!」
やちよ「本当かしら?」
健太「本当っす!」
そうして、今日の1日は過ぎ去っていき健太は神浜市での人探しを本格的に行う事になった。