魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第8話

3人「「「・・・・・・」」」

 

真司「・・・これが、窓際となった理由ですよ。」

 

健太「久之の野郎、もはや人間じゃねぇな・・・」

 

やちよ「全く同感よ。あいつは恐らく何にも思ってなさそうだけど。」

 

真司「・・・・・・」

 

いろは「真司さん、私達と協力してくれませんか?」

 

真司「協力、ですか・・・」

 

いろは「私達は一刻も早く鶴乃ちゃん達の居場所を知りたいんです。急がないと・・・」

 

真司「・・・・・・」

 

黒羽根「・・・真司さん、彼女達と協力しましょう・・・。これ以上、仲間が傷つくのを見たくないから・・・」

 

真司「・・・・・・分かりました、ある程度は協力しましょう。」

 

いろは「本当ですか!?」

 

真司「えぇ、あなた方の友達が捕まっているという情報は私が幹部であるツテを使って調べます。ですが・・・」

 

健太「ですが?なんだ?」

 

真司「私も幹部とはいえ、窓際の魔法少年ですのであまり期待はなさらないでください。」

 

やちよ「分かったわ。」

 

真司「所で、これからもうわさは消して回るおつもりですか?」

 

健太「あぁ、情報がいるからな。」

 

真司「・・・そうですか、なら1ついい話があります。」

 

健太「ん?」

 

そう言って真司はマギウスが使うスマホを取り出し、地図を見せる。

 

健太「これは?」

 

真司「我々が記録しているうわさの場所です。ここを見てください。」

 

健太「ん?・・・おぉっ、なんかピンが密集しているな。」

 

やちよ「他とは違ってここだけウワサが集中してるわね。」

 

いろは「あれ?この場所・・・」

 

真司が見せたスマホの地図には一定のピンが密集している箇所があり、いろははそれを見た時、ある事を思い出す。

 

健太「何か知ってるのか?」

 

いろは「うん、里見メディカルセンターって言う場所なんだけど・・・。」

 

健太「里見メディカルセンター・・・なんかあるのか?」

 

やちよ「確か、いろはの妹さんがいた場所よね?」

 

健太「なにっ?妹が・・・!?」

 

いろは「健太君、やちよさん。」

 

健太「ああ・・・」

 

やちよ「立ち寄ってみた方がいいわね。何か手掛かりがあるといいのだけれど・・・」

 

健太「ありがとう真司さん、何があるかは分からないが手掛かりがあるかもしれねぇ。」

 

真司「・・・そうですか、私も出来る限り情報を集めてみますのでお気をつけて。」

 

健太「あぁ。」

 

いろは「ありがとうございます真司さん。真司さん達もお気をつけて。」

 

そう言って3人はすぐに里見メディカルセンターへ向かった。

 

 

 

  ―神浜市 里見メディカルセンター付近―

 

 

 

 

3人は地図に示されていた「里見メディカルセンター」へ足を運んでいた。そして付近に近づくと辺りを警戒し始める。

 

やちよ「ここからウワサが増えるはずよ。」

 

健太「えぇ、真司の地図通りならここら辺に羽根達がいてもおかしくはないっすね・・・。」

 

いろは「・・・っ!?複数の魔力の反応を確認しました!」

 

健太「っ!マギウスの翼か・・・!」

 

白羽根「やはり現れたか高坂健太・・・。」

 

すると茂みから1人の白羽根と複数の黒羽根が現れた。

 

白羽根「そんな汚ない言葉使ってたら仲間が嫌がるぞ?」

 

健太「やかましい、鶴乃さん達はどこにいる?」

 

白羽根「さぁ?知っていたとて我々の計画を妨害している貴様らに話す気はないな。」

 

健太「ちぃっ・・・っ!?」

 

いろは「っ!この反応・・・!」

 

3人がそう言った瞬間、白羽根の後方にいた黒羽根から感じた事のある魔力の反応を感じ取る。

 

いろは「フェリシアちゃん・・・さなちゃん・・・」

 

健太「壮介、俊・・・」

 

4人「「「「・・・・・・」」」」

 

健太「(フェリシア達を助けられるのは今しかない・・・。隙を見て助け出す。)」

 

白羽根「ふははは!ここでかつての仲間同士が潰し合うのは観物だなぁ!さぁお前達、やれ!!」

 

4人「・・・・・・」

 

白羽根「どうした?早くやるんだ。」

 

壮介「・・・・・・オラァ!!」

 

すると白羽根に近づいた壮介は唐突に白羽根の顔面目掛け右フックを食らわせる。

 

白羽根「がはぁっ!?」

 

3人「「「っ!?」」」

 

唐突の不意打ちで白羽根は数メートルほど吹き飛び、周りの黒羽根達も驚きのあまり硬直していた。

 

白羽根「ぐっ・・・くそっ!洗脳は効いてなかったのか!?」

 

壮介「俺ぁ始めっから洗脳されてねぇ!それによぉ、俺に上から命令してんじゃねぇよボケがっ!!」

 

白羽根「じゃあこいつらも・・・!?」

 

フェリシア「そうだ!ざーんねーんでした!最初からオレ達はいろは側だ!」

 

さな「私もです・・・ここでお家に帰ります!みかづき荘に!」

 

俊「申し訳ありませんが、ここでマギウスは離反させてもらいます!」

 

4人は黒いコートを投げ捨て、本来の魔法少年少女の姿を健太達に見せた。それに健太達は驚きを見せた。

 

いろは「ええ!?」

 

やちよ「嘘でしょ!?」

 

健太「どうなってんだ・・・!?」

 

白羽根「なっ!?どうなっているんだ!?有り得ない・・・」

 

壮介「有り得ないなんてことは有り得ない!こんな風に裏切られる事も想定していない時点でこっちの勝ちだ!」

 

白羽根「くっ、くそがぁ!」

 

壮介は白羽根の言葉をよそ目に健太に顔を向けた。

 

壮介「健太、やちよさん、いろはちゃん!もう大丈夫だ!俺達も手助けするぜ!」

 

健太「っ!・・・あぁっ!助かる!」

 

壮介「さぁ~て、リハビリがてら久しぶりの喧嘩だ!俺達を弄んでくれた分しっかりお礼しなきゃなぁ!!」

 

白羽根「舐めやがってぇ!!俺を怒らせるとどうなるか分からせてやるよ!」

 

 

 

 

    BGM「wild scent」龍が如く極3

 

    「VS マギウスの翼構成員」

 

 

 

 

健太「オラァっ!」

 

やちよ「はっ!はぁっ!」

 

黒羽根A「がはぁっ!」

 

黒羽根B「きゃあっ!」

 

白羽根「くそっ有利だったのが一気に劣勢に・・・!おい、応援を呼べ!」

 

黒羽根C「は、はいっ!もしもし・・・!」

 

劣勢だった健太達は壮介達の加勢により有利となり、黒羽根達を次々に倒していく。

 

白羽根「がぁっ!?」

 

健太「どうした、もう終わりか?」

 

白羽根「舐めるな・・・!」

 

健太「っ!」

 

壮介「健太っ!」

 

すると3台のバンが健太の前を突っ切って止まり、中から新たに複数の白羽根や黒羽根が現れる。

 

白羽根「こっちだ!加勢してくれ!」

 

健太「また増えやがったか・・・!」

 

壮介「俺達が付いてる!」

 

健太「あぁっ!」

 

健太達は新たに増えたマギウスの構成員達も倒しつつリーダー格の白羽根にもダメージを与えていく。

 

白羽根「この野郎!」

 

壮介「よっ!」

 

壮介は先手を打ち、ジャンプで白羽根の背中を足台にして丈夫な木の枝を掴み、そこで体勢を変える。

 

健太「オラァっ!」

 

白羽根「がぁっ!」

 

壮介「はぁっ!」

 

白羽根「ぐぅっ!」

 

健太「っらぁっ!!」

 

白羽根「がぁあっ!?」

 

そして健太は壮介に気を取られた白羽根の顔面にハイキックを浴びせ、壮介が一回転してライダーキックを食らわせる。更なる追い打ちで強烈な顔面パンチで白羽根を吹き飛ばす。

 

いろは「ナイス連携だよ2人共!」

 

健太「あぁっ!」

 

壮介「っしゃあっ!どんなもんだ!」

 

白羽根「ぐ・・・くそっ・・・!覚えてろ・・・!」

 

そう言ってマギウスの構成員達は蜘蛛の子を散らす様に逃走していった。

 

健太「どうにか退けられたな、みんな大丈夫か?」

 

フェリシア「あたりめーだろ!ズバって逃げてきたぜ!」

 

やちよ「良かったわ・・・俊君、二葉さん、フェリシア、ごめんなさい私のせいで・・・皆が無事で・・・」

 

健太「何はともあれ壮介が潜入してくれていたおかげで鶴乃さん以外は助けられたな。」

 

壮介「いや、厳密には俺じゃねぇんだがな・・・。」

 

健太「ん、どういう事だ?」

 

壮介「あぁ、詳しい理由はみかづき荘で話すよ。色々潜入していて分かった事もあるしな。」

 

健太「分かった、それじゃあみんな一旦帰ろうか。」

 

そう言って健太達はみかづき荘へ帰路についた。

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