魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第16話

吉信「さて、そろそろ彼も到着するようですね。」

 

吉信がそういうと後ろからバイクの音が聞こえ、振り向くとバイクに乗った奴が現れた。そいつはヘルメットを取り、顔を出す。

 

吉信「10秒の遅刻ですよ、巧。」

 

巧「申し訳ないっす。」

 

現れたのはメディカルセンターで戦った龍ヶ崎巧本人だった。そして吉信はニヤリと口を歪ませ俺達の方に向いた。

 

吉信「アリナさん、久之さん、巧、藤村さん、灯花様、お好きな方を選びください。」

 

 

久之「それじゃあ、俺は俊を選ぶぜ。覚悟しろよ?俊くぅ~ん?」

 

俊「......」

 

巧「んじゃあ俺は健太と壮介をとらせてもらおうか。」

 

健太「上等だ。やってやるぜ。」

 

壮介「わざわざ二人を選ぶってことは何か策があるかも知れない....。」

 

通「ほな、俺は悠太やな。」

 

悠太「......前に一度一戦交えたばかりなんだがな。」

 

ここから、俺達はそれぞれの魔法少年少女と対峙する事になる

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ーー悠太sideーー

 

通「へっ、安心したわ。まだ体はだぶついとらんようやな。」

 

悠太「あんな程度でへばるようじゃあそれまでだ、前は手を抜いていたが、今回は本気で行かせて貰うぞ、狂犬!」

 

通「ほな、こっちも全力を尽くさんとな。.....行くでぇ、東の恐竜、宇佐美悠太ぁああ!」

 

戦闘BGM「receive and bite you」--龍が如く4--

 

「VS マギウス五大老幹部 藤村通」

 

悠太「はああああ!」通「せりゃああ!」ガキィン!!

 

俺は奴の持つ「鬼炎の小刀」と「メタルブレード」が当たり、相殺する。

 

悠太「はああああ!」ブン!

 

通「遅い遅い遅い!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!!

 

悠太「相変わらずその能力はうざいな....!」

 

通「ヒャッハァ!」ドカァ!

 

悠太「くっ....!」

 

通「貰ったぁ!」

 

悠太「油断したな!ウラァ!」ドゴォ!

 

通「ぐぅおわぁ!!.....まだや!」

 

悠太「そんな技もお見通しだ!」ヒュン!

 

奴が突っ込んできた瞬間カウンター「龍墜」を決め、吹き飛ばす。だが藤村も諦めが悪いようで体の向きを変え、そのまま反撃に出る技「ダウンリバーサル」を仕掛けてくる。俺は前の戦いで熟知してるからこそ、かわす事ができた。

 

悠太「ふっ、まだまだだな。」

 

通「へっ、よぉ言うわ....。.....今なら大丈夫そうやな。」

 

悠太「ん?」

 

通「一回しか言わんからちゃんと聞いといてくれや、今回のうわさは大元のうわさをぶっ潰せば鶴乃は消えて舞まう。」

 

悠太「.....」

 

通「やから先に鶴乃についたウワサを剥がすんや。その事を健太に伝えてくれ。鶴乃と心が通じあっとったらウワサだけ剥がれるはずや....。」

 

悠太「.....通、お前....。」

 

通「ただ、ウワサの魔力も足されとる分三人で行けばどうにかなる....。頼むで。」

 

悠太「わかった。健太にもこの事を伝える。」

 

俺は通から聞いたことを健太に伝えるため、連絡を取る。だがそれも必要ないみたいだ。やちよがゴンドラ付近に近づきいろはと健太を呼んでいる。あいつらが近づくと、異空間が現れ、健太達は中に入っていった。

 

通「行ったようやな。」

 

悠太「ああ、さて、再開しようか。俺達の死闘を....!」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーー健太sideーー

 

 

やちよさんの指示でうわさの中に入ると、そこは確かに遊園地だった。

 

健太「.....確かに、遊園地だな。」

 

やちよ「無事にうわさに入れたみたいね。」

 

いろは「どうしてゴンドラってわかったんですか?」

 

やちよ「みふゆが教えてくれたのよ....。」

 

健太・いろは「みふゆさんが....!?」

 

やちよ「ええ、フェリシアと二葉さんと同じね....。みふゆも今回の件には不本意なのよ....。」

 

健太「なるほど、それで全て教えてくれたっと....。」

 

いろは「ということは鶴乃ちゃんを元に戻す方法もですか....?」

 

やちよ「ええ、ウワサを剥がすには相当の魔力が必要になるわ。」

 

健太「既に向かってる人達の事を考えれば後はないし、一度しかチャンスがないって事っすね。」

 

いろは「一度きり.......」

 

三人「......」

 

いろは「.....っ!?いけない!」

 

健太「やっぱりうわさの中じゃあ意識がぼんやりしてきやがる....。」

 

やちよ「そうね、気を張っていかないと気力が削りとられてしまうわ....。」

 

健太「ああ.....」

 

「あれ、いろはちゃん!ししょー!健太君!」

 

俺達が準備をすると後ろから声が聞こえた。その声は俺達が一番よく知った声だった。

 

いろは「鶴乃ちゃん....!?」

 

俺はその声に反応し、後ろを向く。そこには確かに鶴乃姉さんの姿があった。だが俺が知っている鶴乃姉さんとはだいぶかけ離れた物だった。

 

健太「鶴乃....、姉さん....?」

 

やちよ「その姿、やっぱり本当にウワサに....。」

 

鶴乃「三人とも、キレーションランドにようこそ!....って開園前から来ちゃダメだよ、せっかちだなぁ....。」

 

健太「.......」

 

俺は目の前の光景にただ絶望するしかなかった....。本気で守らなきゃいけない大切な人をウワサにしてしまった事で、俺は後悔と同時に悲しみが浮かび上がった。

 

健太「....う、うぅ....、うぉああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

そして俺は同時に誓う。なんとしてでも、鶴乃姉さんを助け出すと....!!

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