魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

67 / 110
第6話

ーー大東区ーー

 

~健太達が調整屋に向かう少し前~

 

俺は十六夜と共に大東の調査をしていた。やはり大半はここからマギウスの翼に入ったやつが多いせいか一人も感じ取れない。

 

悠太「......わかってはいたが、やはり少年少女達の反応は薄いか......。」

 

十六夜「他にも残ってるとは思うが数は少ないだろうな...。わざわざ羽根の連中もこのエリアは狙わないか...?」

 

悠太「わからん...。だが大東の魔法少年少女達の大半は羽根に着いた...。マギウスのバカ共に心を揺されるヤツが多いという事はこのエリアの不安定の象徴みたいなもんだろう......。」

 

十六夜「全くだ、西に行くたびにこの街の異常さが見て取れる...。」

 

悠太「......このあたりは補修が進んでいないせいか雑草が繁っているな。」

 

十六夜「雑草......、そういえば一人いたな。」

 

悠太「ん?......あぁ、あいつか...。」

 

俺と十六夜はまだマギウスの翼に属していない一人の魔法少女の存在を思い出した。そしてその魔法少女の家に行く。チャイムを押してしばらくすると小さい男の子が出てきた。

 

男の子「あっ!十六夜ねーちゃんに悠太にーちゃん!」

 

悠太「久しぶりだな。元気にしてたか?」

 

男の子「うん!元気にしてたよ!」

 

十六夜「それは何よりだ。実は用があって来たのだが...。」

 

男の子「もしかしてひみかねーちゃん?」

 

悠太「そうだ。理解が早くて助かるよ。ひみかはいるか?」

 

男の子「ううん、ひみかねーちゃん今家にいないよ。さっきスゲー勢いで出てったよ。」

 

悠太「入れ違いか......、タイミングが悪かったな...。」

 

十六夜「(魔女が近くにいるな...)」

 

?「あっ!500円玉見つけた!」

 

男の子「あっ、ひみかねーちゃんだ!」

 

悠太「悪いな、失礼する。」

 

すると外の方から声が聞こえ、その声の主に近づく。

 

ひみか「なんてこと...!こんな大金を見つけるなんて!」

 

悠太・十六夜「眞尾!(眞尾君!)」

 

ひみか「その声は!悠太先輩と十六夜先輩ですね!」

 

十六夜「息災にしていたか?」

 

ひみか「息災?」

 

十六夜「む、元気にしていたか?」

 

ひみか「勿論!生きる根性だけはピカ一です!それより見てください!これ500円玉ですよ!?」

 

悠太「ん...?ひみか、これは普通の500円玉じゃないぞ。旧500円玉だ。まぁどっちにしろ使えるがな。」

 

ひみか「ほんと!?やったー!!」

 

十六夜「それどころじゃない。眞尾君も魔女の存在を認知したんじゃないのか?」

 

ひみか「はい!いくつか魔女の存在を感知しました!グリーフシードを稼ぐなら今かなって!」

 

悠太「そうか、なら共に戦おうじゃないか。話したい事もあるからな。」

 

ひみか「心強いです!ぜひぜひ!」

 

こうしてひみかと共に魔女の反応があった場所へ向かい、魔女の結界の中に入る。そしてひみかは話す。

 

ひみか「それで話したい事ってなんですか?」

 

十六夜「ああ、雑になるが逃げて欲しいんだ。」

 

ひみか「逃げ...、へっ?何からですか?」

 

悠太「マギウスの翼という組織が神浜の魔法少年少女達を殲滅しようとしているんだ。」

 

ひみか「えっ?またまたそんな冗談言っちゃって~!」

 

悠太・十六夜「.........」

 

ひみか「.........マジですか!?」

 

悠太・十六夜「マジだ。」

 

悠太「現に大東の魔法少年少女達の大半は向こうについているが兵隊を割いていないんだろう。早めに逃げた方が賢明だ。」

 

ひみか「でも、マギウスの翼ってローブを着た人達の事ですよね?そんな事をする人達に見えなかったけど......」

 

悠太「何だ、知っていたのか?」

 

ひみか「はい、前に勧誘された事があったので......。」

 

十六夜「よくなびかなかったな。」

 

ひみか「あまりピンとこなかったものでテキトーに流してたらいつの間にか来なくなってました!」

 

十六夜「そうなのか、自分は力でねじ伏せていたから驚いたぞ」

 

ひみか「あまり変な事に突っ込んで家族に迷惑かけたくないですしね!」

 

悠太「ふっ......、お前らしい考えだな。」

 

十六夜「ああ、......悠太、来るぞ!」

 

十六夜の言葉で魔女が攻撃体制に入っていることを確認し、俺達も応戦する。その瞬間、ひみかは大声を上げる。

 

ひみか「ああ!しまった!!」

 

悠太「どうした!?」

 

ひみか「今日スーパーのタイムセールなんですよぉ~!」

 

十六夜「それは死活問題だな...。っと言いたいが諦めろ。油断すれば二度と弟達の顔を拝めなくなるぞ。」

 

ひみか「そんなぁ~!?」

 

悠太「仕方ない...、ならさっさと魔女をぶっ潰すぞ!」

 

ひみか「了解です!」

 

俺達は協力し魔女を撃破し、全員それぞれのグリーフシードを持って外に出る。

 

ひみか「グリーフシードゲット~!!」

 

悠太「余裕だったな。」

 

ひみか「はいっ!」

 

十六夜「それじゃあさっそくだが調整屋に向かってくれ。」

 

ひみか「了解しました!」

 

そう言ってひみかは調整屋に向かって行った。そしてひみかと入れ替わってやちよが現れた。

 

やちよ「十六夜!悠太君!」

 

悠太「むっ...、やちよか。」

 

そしてやちよと合流出来た所で共に調査をすることにした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。