魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第2話

      「VS 謎の魔法少女」

 

戦闘BGM「Λ(ラムダ)」ジャッジアイズ

 

「てぃやぁっ!はぁっ!!」

 

健太「くっ!鉤爪の動きが速すぎて全くついていけない・・・!」

 

「オラァっ!!」

 

健太「ぐぉあっ!?ガハァッ!!」

 

健太は魔法少女の猛攻についていけず強烈な蹴りを食らわされ壁に激突し吐血する。

 

健太「ガハッゴホッ!はぁっはぁっ・・・!」

 

「なんだ、君は魔法少年だからもう少し耐えると思ったんだけどなぁ〜?」

 

健太「はぁっはぁっ・・・くそっ・・・!お前、本当に俺と同じ新人か・・・?」

 

「あぁ、紛れもなく新人さ。だけど私には二人のために、ここを確保しなきゃならないんだよ。」

 

健太「っ!お前、まさかテリトリーを奪う為に・・・!」

 

「そういう事、だから私は君を殺さないといけないから悪く思わないでね。」

 

健太「ちぃっ・・・!」

 

「待ちなさいキリカ。」

 

健太「っ!?」

 

そうしてキリカと呼ばれた魔法少女が健太にトドメを刺そうとすると純白のショールの付いた帽子を被り、白い衣装を身に纏う魔法少女がキリカを止めた。

 

キリカ「織莉子?どうして止めるんだい?」

 

織莉子「キリカ、彼も魔法少年だけど本当に何も知らなそうだから見逃してあげなさい。」

 

キリカ「織莉子がそう言うなら分かった。」

 

織莉子と呼ばれた魔法少女はキリカを止め武器を降ろさせ、ズタボロになった健太に近づく。

 

健太「誰だ・・・?あんたらは・・・?」

 

織莉子「私達は、この街を平和にする組織の一員。あなたは何も知らなそうだから特別に見逃してあげる。だから私達の事は、知らぬ存ぜぬを決めなさい。拒否権は、ないわ。」

 

健太「ぐっ・・・」

 

織莉子「いきましょうキリカ。」

 

キリカ「あぁ。」

 

そう言って織莉子はキリカを連れてこの場を去っていった。

 

健太「ぐっ・・・はぁっ・・・痛てて、何だったんだあいつら・・・?この街を平和にする組織だと・・・それを聞いたら知らぬ存ぜぬなんか貫けるかよ・・・。」

 

そう言って健太は痛みがある身体を起こし、帰路につく。

 

 

 

 

 

 

     −翌日 見滝原中学校 屋上−

 

 

 

 

 

龍二「謎の魔法少女二人、それに「街を平和にする組織」か・・・。随分大層な目的を持った組織だな。」

 

マミ「もしかして、風見野の方の魔法少年少女の組織かしら?」

 

龍二「その可能性があるな。健太、お前が昨日出会した魔法少女はどんな奴らだった?」

 

健太「あぁ、奴らは・・・」

 

そう言って健太は昨日出会った魔法少女二人の特徴を話す。一連の特徴を聞いた龍二とマミは顔を強張らせる。

 

健太「って感じだった。」

 

龍二「そいつら「風見野警備団」の魔法少女だ。やはりこのエリアのテリトリーを狙ってきたか・・・!」

 

健太「風見野警備団?」

 

龍二「あぁ、去年の秋に出来た風見野市の魔法少年少女組織だ。」

 

そう言って龍二は「風見野警備団」の事を話す。

 

龍二は去年の秋頃から「風見野警備団」という組織に目をつけていた。当初龍二は風見野警備団の名の通り風見野市を拠点にしそのエリアを守ると思っていた。

 

しかし、最近になってからは風見野市から魔法少年少女達が見滝原へ来ることでその組織を警戒し始めていた。

 

龍二「恐らく、風見野も魔女が少ないが故にこちら側に魔女を狩りに行かせているかもしれん。」

 

健太「でもテリトリーをなんで奴らは奪おうとするんだ・・・。話し合いすれば解決出来るかもしれないのに・・・。」

 

マミ「それは、出来ないのよ・・・。」

 

健太「何でなんだよ?」

 

龍二「基本テリトリーを奪う奴らの気持ちは自分自身やそこにいる仲間を守る為に奪おうとする。その逆でテリトリーが奪われそうになればそのテリトリーで魔女を狩り続けていた魔法少年少女達は当然守る為に反撃する。そうなれば・・・後は分かるな?」

 

健太「話し合う事すら不可能って事かよ・・・。」

 

龍二「そうだ。特に今回の風見野警備団のリーダーは相当厄介な奴でな、話し合う気なんか更々無さそうな奴だった。」

 

健太「その風見野警備団のリーダーは何て名前なんだ?」

 

龍二「「大之内成幸」という魔法少年だ。」

 

健太「えっ大之内ぃ!?」

 

マミ「大之内ってあの!?」

 

龍二「そうだ。奴は見滝原を拠点に置く「大之内工業」の御曹司でな、奴の両親は普通の人間で周りからの評判は良いんだが、息子である成幸は両親の権力を使ってやりたい放題だ。」

 

健太「つまりその成幸って奴が風見野警備団を設立してあちこちのテリトリーを奪おうとしてるって事か?」

 

龍二「可能性はある。奴も魔法少年である以上、自分自身が死ぬのが怖くてテリトリーを攻めているなんて事もあり得る。」

 

マミ「という事は、その成幸って人を倒せば・・・」

 

龍二「いや、その前にその魔法少女達を誘き出す。奴が風見野警備団を設立した以上、奴らは幹部かもしれん。」

 

健太「確かに・・・でも、どうやって誘き出す・・・?」

 

龍二「・・・・・1つ、方法がある。」

 

そう言って龍二は健太、マミに魔法少女達を誘き出す方法を伝える。それを聞いた二人は承諾し、龍二もその方法を1週間後実行に移す事になる。

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