魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第9話

俊「ここが一番奥、ですよね?」

 

健太「ああ、そのはずだが......。」

 

いろは「どうして...、ここに入り口があるはずじゃ......。」

 

壮介「絶対にあるはずだ...!でなかったら羽根達が命懸けで守らないからな。」

 

さな「地下って言ってたしこの下にあるかも......。」

 

フェリシア「しゃあ!俺のハンマーに任せろ!」

 

鶴乃「待って!」

 

フェリシア「ぐぁん!何すんだよ!?」

 

鶴乃「ウワサを出すための罠かもしれないよ!」

 

フェリシア「でも確かめらんないぞ!?」

 

やちよ「下に階段とかの空洞があるなら音で確かめれば良いのよ。だから静かに!」

 

壮介「急いでくれよやちよさん!」

 

やちよ「わかってるわよ!」

 

そう言って全員が一斉に黙り地面を叩く。

 

いろは「やちよさん、分かりますか?」

 

やちよ「......ごめんなさい、分からないわ...。」

 

健太「こうなったらウワサを覚悟で床ぶっ壊しましょう!フェリシア行けるか?」

 

フェリシア「おう!オレのハンマーが火を吹くぜ!よいsyにゃっ!?たん!また敵か!?誰だよこかせた奴は!?」

 

マミ「ごめんなさい私よ!ギリギリ間に合ったわ!」

 

やちよ「っ!?巴さん!?」

 

健太「マミ!?」

 

悠太「まさかもう回復したのか!?」

 

フェリシア「何だよ!?また敵になってきたのか!?」

 

鶴乃「今回はウワサを来てないしこの由比鶴乃が!」

 

マミ「えっ!えぇ!?」

 

健太「まてまて二人共!今のマミは味方だ!俺が保証する!なっ、マミ!?」

 

マミ「えぇ、皆を助けに来たのよ!」

 

十六夜「ふむ......、なるほど、健太君の言った通りだ。洗脳は解かれてる。」

 

健太「ふぅ...、証明出来て良かったぜ......。」

 

マミ「敵じゃないって思われて良かったわ...。」

 

健太「怪我してなくて安心したぜ。」

 

マミ「えぇ、うまくウワサを剥がしてくれたお陰で魔力以外は平気だったわ。ありがとう健太君!そして、健太君も環さんもごめんなさい...。本当はお詫びしなくちゃいけないんだけど...。」

 

いろは「そんな!もう気にしないで下さい!」

 

健太「俺も気にしてねぇよ、元に戻ったって分かればそれで充分だ。」

 

マミ「皆には感謝しても仕切れないわ。」

 

フェリシア「んで、何でオレを止めたんだよ?ぶー...」

 

マミ「下手に壊そうとすればウワサが出てくるだけよ。だからここは私が対処しようと思ってね。」

 

壮介「マミさん、何か出来るんですか?」

 

マミ「奥の聖堂を隠したのは私なのよ...。」

 

壮介「何!?そうなんですか!?」

 

マミ「えぇ、私は彼女達の聖堂を隠してこのウワサから隔離したの...。」

 

健太「それはつまりお前だけが解除出来るんだな?」

 

マミ「そういう事よ。このまま魔法を維持させていたらフェントホープを消してもマギウスのいる場所まで影響を及ぼせないかもしれない。戦うだけ損になるわ。」

 

健太「そうか、事情はわかった。復帰したばかりで申し訳ないが解除頼めるか?」

 

マミ「えぇ、そのためにここに来たから!」

 

マミは壁の前に立ち解除する準備をする。そしてマミは皆に警告する。

 

マミ「ここを解除すればウワサが出てきます!皆さん準備を!」

 

健太「わかった!」

 

俺達はいつでも攻撃出来るように臨戦態勢に入る。そしてマミは解除するとウワサが現れた。しかもかつてマミに憑依していた「神浜聖女のウワサ」だった。

 

健太「こいつ...!あん時の...!」

 

マミ「本体ほどの力もない残骸よ!そんなに手強くないわ!」

 

神浜聖女のウワサは前よりも力がないせいかどこか弱々しかった。だが俺達は容赦しない。ウワサは俺達からフルボッコにされ、姿を消した。そして壁が無くなり、地下へ続く長い階段が現れた。

 

マミ「これで先に進めるわ、梓さん達がフェントホープのウワサを処理してくれたら皆集まれるはずよ。」

 

健太「わかった。ありがとう!」

 

マミ「無事を祈るわ。」

 

健太「ん?お前は行かないのか?」

 

マミ「えぇ、フェントホープのウワサを倒す方に専念するわ。かなり手強いはずだから。」

 

健太「そうか、わかった。それじゃよろしく頼む。」

 

マミ「えぇ、また後でね。」

 

そう言ってマミはその場に留まり、俺は地下の大聖堂へ向かった。ついに奴らと対峙することになる。絶対にまけられん...!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~龍二side~

 

龍二「.........」

 

吉信「とうとうここまで彼らは来たみたいですね......。」

 

龍二「......ああ。」

 

吉信「龍二さん、いかが致しましょう?」

 

龍二「俺が言わなくても分かるだろ?」

 

吉信「...流石は龍二さん、彼らの「クローン」ですね。」

 

龍二「ああ、準備は出来てるか?」

 

吉信「えぇ、いつでも準備は出来ていますよ。」

 

龍二「なら、そいつらを奴らの相手にしてやれ。奴らがどれほど強くなったのか、俺は見たいんでな。」

 

吉信「仮の話ですがクローン達が倒された場合は?」

 

龍二「その時は行かせてやれ、どのみちこの「エンブリオ・イブ」の前じゃ立っていることすら叶わん。」

 

吉信「了解しました。」

 

灯花「お兄様~!吉信~!お菓子の準備出来たよ~!」

 

龍二「んっ、今行く。」

 

俺と吉信で話をしていると灯花に声を掛けられ準備が出来た椅子に座り、奴らを待つ...。奴らの示す希望というのがどんなものか、楽しみだ......。

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