魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:マイスリッド

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第6話 大乱闘編

戦闘BGM「メインテーマ」~龍が如くオンライン~

 

「VS マギウス白・黒羽根構成員 」

 

マギウスの白・黒羽根と交戦を開始した魔法少年少女達はそれぞれに別れて戦っていた。魔法少年達が黒羽根達より一際強い白羽根と戦い、魔法少女達が黒羽根と対戦という形になった。

 

 

 

 

ーー広光sideーー

 

 

広光「はぁ!おらぁ!」

 

白羽根達「がぁああ!?」

 

広光「俺のスピードにはついていけまい!!」

 

ーー聡・優矢sideーー

 

聡「せぃやぁ!!」

 

優矢「うらぁ!」

 

白羽根達「だぁああ!?」

 

聡「喧嘩売るなら相手を見てからかかってこい。」

 

ーー美十・厚司sideー

 

美十「この森川美十、華麗なる美の真骨頂を教えて差し上げましょう!」

 

厚司「今度は慢心せんで下さいよ?はぁっ!」

 

白羽根達「だぁああ!?」

 

ーー政夫sideーー

 

政夫「......」

 

白羽根達「うぉおおお!」

 

政夫「っ!」

 

ザンッ!!

 

政夫「......」チャキン!!

 

白羽根達「ぐわぁああ!!」

 

政夫「...俺の影狩斬激は防げんぞ...。」

 

ーー謙吾sideーー

 

謙吾「てぃ!はぁっ!」

 

白羽根達「うぉわぁ!」

 

謙吾「伊達にこのは達を守ってきてる訳じゃねぇんだ!喧嘩なら数で勝るとでも思ったか間抜けがぁ!!」

 

ーー和樹・一護sideーー

 

和樹「疾風迅雷脚!!オラララララァ!!」

 

一護「真空!波動砲!!」

 

白羽根達「ぎゃあああああ!?」

 

和樹「俺達のコンビネーションは!」

 

一護「最強だ!」

 

ーー雄一郎・宇sideーー

 

雄一郎「宇さん、準備は?」

 

宇「ふっ、ソナものトクに出来てるヨ!!」

 

雄一郎「ふっ、なら行きましょう!」

 

宇「ああ!」

 

雄一郎「我が新堀二刀流剣術の極意、受けてみよ!」

 

宇「俺の鎌はちょいとシツコイぞ?はぁっ!」

 

白羽根達「ぐわぁああ!?」

 

 

 

ーー健太sideーー

 

 

健太「......」

 

俺はあいつらの猛攻に圧巻されていた。それにこんな大量に援軍が来るなんて思ってもいなかったため尚更だった。すると奴等の隙を見て姉貴達がこっちに来た。

 

ももこ「大丈夫か健太!」

 

健太「すまねぇ、姉貴......。だがこっちに来て良いのか?他の奴等は......。」

 

ももこ「大丈夫、しっかり羽根の相手をしてるよ。猛攻してるし形勢逆転だな。」

 

すると姉貴が俺のソウルジェムに何かをかざした。するとたまっていた穢れが一気にきえた。

 

健太「グリーフシード......?」

 

ももこ「ああ、調整屋からかなりの数を預かってきたんだ。」

 

レナ「っていうわけであんた達もボロボロでしょ?」

 

十六夜「恩に切る。」

 

悠太「すまないな。」

 

十六夜「口が悪いだけかと思っていたが優しい所もあるみたいだな。」

 

レナ「何?喧嘩売ってる?」

 

十六夜「む、そんなつもりはない。」

 

レナ「ならさっさと受け取んなさいよ。」

 

悠太「ふっ、これがいわゆるツンデレというやつか。」

 

レナ「なっ......!?別にデレてないわよ!」

 

かえで「やちよさん、壮介君、フェリシアちゃん、鶴乃ちゃんお疲れ様。」

 

やちよ「ありがとう、助かったわ。」

 

鶴乃「なかなか骨がおれたよ~......。」

 

壮介「本当に塵も積もれば山になったな。」

 

健太「後はマミだけだな......。」

 

悠太「浄化しても目が覚めないか......。」

 

俺は横たわって眠っているマミを見て拳を強く握る。

 

やちよ「苦しかったでしょうね......。自分の誇りを打ち砕かれて、慈悲の念にも駆られて......。」

 

十六夜「大人びてはいるが、まだ心は中学生だからな...。心の器から溢れてしまうのも頷ける。ウワサの一部になったのも責められんな......。」

 

健太「......皆、少しやりたいことがある。」

 

悠太「ん?」

 

壮介「やりたいこと?何だそれ?」

 

俺は服の裾から前にみたまさんから受け取った巻物を出す。その巻物はどういう訳か白く光っていた。

 

ももこ「それ、結界之図か?」

 

健太「ああ、そうだ。」

 

壮介「だが、どうして光っているんだ?」

 

健太「わからん...、だがひとつ言えることは、俺の今の気持ちに答えようとしているって感じかもな。」

 

そう言い、俺は乱闘しているなかを掻い潜って高みの見物をしている吉信に近づく。相手方も俺が近づいてきていることを認識したようだ。

 

吉信「ん?あれは...。」

 

健太「......」

 

吉信「こっちに近づいてきていますね。」

 

健太「......よぉ、マギウスの幹部さんよ。」

 

吉信「あなたが直々に来るとは、一体何の用でしょう?」

 

健太「.........」

 

俺は奴の言葉を無視して巻物を開く。そして巻物を開いた時、一層光が輝き、辺りで戦っていた白・黒羽根、魔法少年少女達もこっちに注目した。

 

吉信「くっ......、目眩ましですか...。私にそんなものは通用しませんよ!?」

 

健太「別に目眩ましをした訳じゃねぇ。この光は、俺の気持ちを具現化したもんだ。」

 

吉信「具現化だと...?」

 

健太「......俺は、仲間を利用されたりするとなぁ、そいつを倒さない限り気持ちが収まらねぇんだ...。マギウスの兵隊として巴マミを利用したてめぇらだけは絶対に許さん!見せてやる!これが、この巻物「結界之図」の正体だ!」

 

そう言い、俺は両手の人差し指を立て、両手を繋ぎ大声で言い放つ。

 

健太「大規模結界!「高坂丸」!!はぁああああああああ!!」

 

その瞬間光は更に大きくなり、辺りにいた人達全員を飲み込んだ。さぁ、本当の勝負はここからだ!!


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