魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第14話

戦闘BGM「martyr」--ナルト疾風伝--

 

「VS マギウス総司令会長 松井龍二」

 

 

 

 

龍二「まずは小手調べだ。お前らがどれ程強くなったか試してやる。」

 

龍二が手を上げると奴の手のひらに雷のようなものが集まる。集まった雷は「革命のウワサ」が持つ巨大な刀に溜まる。

 

龍二「食らえ!「雷光霊剣」!!」

 

手を下げると刀が振り下ろされる。

 

健太「皆かわせ!!」

 

奴の刀をかわす。そして当たった刀の雷はそのまままっすぐ貫き、元来た階段に当たって瓦礫で寸断された。

 

壮介「なんつう威力だよ...!?」

 

悠太「奴のウワサの力が入っているからだろう...。(流石松井家の人間...。もしかしたら奴は既に...。)」

 

フェリシア「うへぇ...!やべぇぞあいつ!?」

 

鶴乃「最強の私だけど...、このウワサ相手は難しいよ...。」

 

龍二「ふん、所詮は烏合の衆。この穢れが充満しているなかでは録に動けまい。」

 

すると龍二は両手で何かの動きをした。

 

龍二「お前達に教えてやる。俺の技はそこらの魔法少年少女達の技とは比べものにならんぞ!「火術・龍炎蓬」!!」

 

奴の口から6匹の龍の形をした炎が目掛けて飛んでくる。

 

やちよ「させない!「水術・楯烏帽子」!!」

 

水の壁が現れ、6匹の龍の炎を防いだ。

 

やちよ「皆大丈夫!?」

 

健太「ああ、なんとか!」

 

いろは「はい!っ!やちよさん!」

 

やちよ「っ!?」

 

すると突如龍二が水の壁を破って迫った。

 

龍二「油断しすぎだ。「雷術・雷光槍」!」

 

やちよ「うぁああ!!」

 

いろは「やちよさん!「ストラーダ・フトゥーロ」!」

 

龍二「ふん!」

 

いろは「えっ?」

 

すると突如龍二の目が変わり、いろはが放った矢が龍二と入れ替り瞬時にいろはの背後をついた。

 

龍二「オラァ!」

 

いろは「きゃあ!?」

 

健太「いろは!」

 

壮介「なっ、何なんだ!?一気にいろはちゃんの背後をついたぞ!?」

 

フェリシア「それに...、あいつ、目が...。」

 

龍二の片目は変わっており、波紋模様であり紫色の色彩を帯びていた。

 

悠太「(やはり俺の予感が当たったか...。既に「輪廻義眼」を開眼していたとは......。)」

 

壮介「くそっ...!こうなったら!やるぞ俊!!」

 

俊「はい!」

 

壮介と俊は連携し独自で学んだ技を使う。

 

壮介・俊「食らえ!「風雷術・竜巻雷神淵」!!」

 

雷を身に纏った竜巻は龍二の元へ向かう。

 

龍二「一直線に飛んでくるか...、単純だな。」

 

壮介「ただ一直線に飛ばしたんじゃねぇ!」

 

龍二「何?」

 

健太・悠太「うぉおおおお!」

 

フェリシア「うぉりゃああああ!!」

 

鶴乃「ちゃらああああ!!」

 

さな「やぁああああ!!」

 

十六夜「はぁああああ!」

 

龍二「スサノオ!凪ぎ払え!!」

 

健太・悠太「何!?ぐはぁあ!?」

 

フェリシア・十六夜「うぁああ!」

 

鶴乃・さな「ああああああ!!」

 

奴のウワサの刀が横に降られエリアに入っていた皆が次々にやられてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

健太「くそがぁ......!」

 

龍二「外で戦ってきた疲労が限界を迎えたみたいだな。もう立ち上がれまい。」

 

フェリシア「うぅ...、力入らねぇし...、気持ち悪くなってきた...。ヘリポートの時はこんなことなかったのに...。」

 

さな「だめ...、立てなぃ...。」

 

俊「ううう...!はぁ...はぁ...!穢れがこんなに影響するなんて...!」

 

アリナ「アハッ、ここまでアリナをイラつかせたキンパツをやっとデリートできる...。」

 

フェリシア「なんだよ...、止めろよ...。」

 

灯花「くふふっ、ほーらやっぱりこうなっちゃった。言ったよね体力的にも魔力的にも環境的にも敵わないって。」

 

いろは「はぁ...はぁ...、健太さん...。」

 

健太「いくら連戦とはいえこんなに足が重くなるなんてよ...、明らかにおかしい...!」

 

やちよ「魔力は平気で体力に問題があるのは分かるわ...。けど急にこんなこと...。」

 

健太「やっぱり、環境か...!」

 

灯花「くふふっ、今度も正解だねー。私達はこの充満した穢れに慣れているけど高坂健太達は違う。跳ね返すだけの免疫がついてないんだよー。だから戦えば戦うほど苦しくなってくるでしょー?」

 

奴の言い分はほとんど真に当たっていた。これもイブの影響という事か......。

 

いろは「......灯花ちゃん...。」

 

灯花「もう殺すつもりはないよ?でもね、やっぱり顔を見ていると腹が立っちゃうんだよ。だから高坂健太、環いろは、一回だけ鬱憤晴らさせてよ。」

 

そう言うと奴はドッペルを発動した。俺は瞬時にあることに気付いた。

 

健太「イブが灯花の穢れを吸い込んでんのか...!?」

 

壮介「ドッペルを引き起こしていたのはイブだっていうのか...!?」

 

灯花「さぁ、大人しくしてもらうよ。」

 

奴はドッペルを利用していろは目掛けて攻撃を仕掛けてきた。

 

健太「いろは!!」

 

俺は無我夢中でいろはの前に立ち、代わりに攻撃をまともに受けてしまう。

 

健太「ぐぅあああっ!!」

 

いろは「健太さん!」壮介「健太!!」

 

健太「ぐっ...ぅう......。」

 

灯花「う~ん、本当なら環いろはを先にやりたかったんだけど~、まぁいいや!はい、皆一ヶ所に集合!えいっ」

 

健太「がぁっ!!」

 

やちよ「健太君、大丈夫!?」

 

健太「あ、あぁ...。」

 

龍二「イブに近づく事すら出来なかったな。」

 

吉信「初めてここに来た羽根の方々みたい初々しい姿を見させて貰いましたよ。ふふふ...。」

 

 

俊「うぅ...、少し動いただけで、息が上がる...。」

 

フェリシア「やられてばっかじゃ...!......くそぉ...、なんで立てねぇんだよぉ...!」

 

鶴乃「こんな穢れにやられるなんて...。」

 

十六夜「くっ...!ようやくマギウスを止められる一歩手前だというのに...。」

 

悠太「敵にとって有利な環境...、合点のいく結果だ......。......殺すか?」

 

アリナ「デリートするつもりはないって言ったヨネ。アリナ的にはデリートでもいいケド、ここまで来たらイブが孵化するベストな瞬間をシェアしたいワケ。だから苦しそうに喘ぐ顔を眺めていてアゲル。」

 

灯花「そう!ここまで来たんだよ!イブも成長したしワルプルギスの夜も来る。だからイブが孵化するまでお茶でも飲みながらゆっくり話そうよ。」

 

壮介「バカな事を言うんじゃねぇ、何も話すことなんてねぇよ!」

 

灯花「いいでしょー、みふゆ達がフェントホープを消すまで時間が掛かりそうだし。」

 

健太「何...?今の言い方だと本拠地を壊されても良いのか?」

 

龍二「俺達の計画を遂行するにはイブを外に出さないといけないからな。ある意味ここを壊してもらえて様々だ。」

 

いろは「わざと皆を戦わせていたんですか...!?」

 

吉信「ええ、本音をいえば、藤村さんやみふゆさん、そして笛姉妹があなた方に感化されて我々を裏切るのは目に見えてましたからね。ソウルジェムやウワサの件でも目一杯戦って疲れるのは我々からすれば好機ですから。」

 

アリナ「みふゆの体が傷つくのは残念だケド。」

 

ねむ「万年桜のウワサが見つかった時は計算と違って驚いたけど、ワルプルギスの夜を呼んだ時点で僕たちは覆せない王手をかけた。」

 

灯花「つまり私達のウィン!なんだよっ!だから暇潰しに付き合ってよ。みふゆも藤村も知らない事、ここまで来たご褒美にいーっぱい教えてあげるから。」

 

やちよ「みふゆも知らない事......?」

 

吉信「キュゥべぇの本当の目的、そして我々の意志について知りたいのでは?」

 

健太「......(ここまで来ても何も出来ねぇのか...。)」

 

いろは「(灯花ちゃんとねむちゃんを止めてからでも記憶を取り戻して貰おうと思ったけど...、止めることすら出来ない......。)」

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