魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者 作:unknown505
杏子「にしても、一回飛んだだけでこの有様か......」
まどか「こんなの、街で起きたら......」
ほむら「うん...、考えたくないけど......(思い出す...。ワルプルギスの惨劇を...。)」
みたま「はぁ...はぁ...、皆、今揺れたけど大丈夫!?」
ももこ「この声......」
みたま「良かった...!無事みたいね......!」
ももこ「やっぱり、調整屋...!?」
みたま「急に揺れ出すからどうなったかと思ったわ。今のってイブの仕業よね?」
健太「ああ、ちょうど空に飛び上がって移動した所っすよ......。」
みたま「そう...、何か手助けできればって思ったんだけど......。」
健太「あのデカブツの正体がいろはの妹のういって分かって、手ぇ抜きすぎたみたいだ......。」
みたま「えっ!?健太君、今さらっとすごいこと言わなかった...!?」
健太「へ?どういう事っすか?」
みたま「......もしかしたらまだ私でも役に立てるかも知れないわ......!」
ももこ「役に立てるって......何か知ってるのか?」
みたま「調整をする度にその人の記憶を見てたら色々と分かる事もあるわ。それに私は皆の調整屋さんよ?ももこや健太君、いろはちゃんの事も分かるしマギウスの事だって分かるわ。彼女達の記憶が正しかった事もね。」
いろは「彼女達の記憶....それ、詳しく教えてください!」
みたま「もちろんよ、マギウスの目的や半魔女の事は聞いた?」
いろは「はい」
みたま「なら話は早いわ。時間もないから簡潔に説明するわね。ういちゃんを助ける方法は単純明快よ。イブを倒して中から救出するのよ。」
いろは「そんな乱暴な方法でいいんですか......?攻撃したらういはどうなるか...。」
みたま「大丈夫よいろはちゃん。わたしだって明言する以上理由はあるわ。」
俺といろははみたまさんの話を聞く。マギウスの目的としている孵化が魔女化である以上イブはソウルジェムを持っている。それを証明するようにマギウスの7人はイブがまだ成長する前にお腹から魔法少女に近い魔力を感じたらしい。さらに時をさかのぼればその魔力の周辺を何かが覆っている事も感じとったらしい。イブの肥大化と共に魔力を感じなくなってからは孵化の前兆だと思っているようだと思っていたようだが、恐らく彼女達が感じていたのはソウルジェムの魔力とその持ち主の肉体である可能性が高いという事だ。
いろは「その持ち主は万年桜が咲いたから......。」
みたま「いろはちゃんや健太君の情報を足せばういちゃんかもしれないわ。」
健太「だが大丈夫なんすか?中にいんのは良いとしてそんな力業でどうにかなるなんて......。」
みたま「確かに普通はそうなるわ。けどももこは魔女化を目撃しているから分かるわよね?ソウルジェムと魔法少年少女、グリーフシードと魔女。この組み合わせは崩れる事はないし捻れることもあり得ないし共存する事事態がイレギュラーすぎるのよ。」
ももこ「だからイブもソウルジェムと結び付いているというよりもエネルギーを回収する力で体を覆っている状態なんだな。」
みたま「つまりあれは着ぐるみと同じなのよ。」
健太「なるほど、着ぐるみなら外を引っ剥がしても中の人に影響しないから...」
みたま「ええ、きっとういちゃんを助け出せるわ!」
ももこ「けど、あの巨大な半魔女をあたしらで倒せるかが問題だな......。」
健太「倒せるかじゃなくて、やるしかねぇんだよ...!どんなもんにも弱点は存在するんだ。このデカブツも例外じゃないはずだ。」
いろは「その弱点を調べる必要があるんですね。」
健太「ああ、そうなるな。」
みたま「憶測の域を出ない内容で申し訳ないんだけど、いろはちゃん、健太君、希望の光は見えたかしら?」
いろは「はい、ありがとうございます。」
健太「これで全力でやればういを救出出来るだろうな!」
いろは「はい!」
「イブを倒す事で全てを救う事に繋がった。とはいえ急がないと使い魔が元気に暴れてやがる......!」