魔法少年 ケンタ☆マグス 古の血を継ぐ者   作:unknown505

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第7話

~健太side~

 

フェリシア「むぅ...まっ、動きは止まったから成功だぜ!」

 

いろは「何が起きたの...?」

 

鶴乃「フェリシアが忘却の魔法でイブの記憶を飛ばしたんだよ!」

 

健太「さすがフェリシアだ!ナイスだぜ!」

 

フェリシア「だろっ!?」

 

だがイブが悪あがきのように腕を振り下ろしてきた。

 

フェリシア「あっ.....」

 

健太「成功したからって迂闊なんだよフェリシア!!」

 

やちよ「まずいわ!あのままじゃ確実に二人が殺られるわ!!」

 

鶴乃「っ!?健太君!フェリシア!」

 

壮介「させるかよ!当たれぇ!!」

 

いろは「あたってぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

いろはが撃った矢は腕に当たり少し怯むが俺達を吹き飛ばした。

 

健太「ぐぉああっ!!」

 

さな「お願い受け止めて!」

 

フェリシア「にゃっう!」

 

健太「うぉ!」

 

さな「はぁ...はぁ...間に合いました....。」

 

健太「すまねぇさな。助かった...。にしても盾をでかくすることも出来んのか....。」

 

フェリシア「健太!ごめん、腕が!」

 

健太「大丈夫だ、少し腕をやっただけだ。すぐに収まる。いろはと壮介と鶴乃姉さんが軌道を逸らさなけりゃあもっと被害がでかかったぜ....。」

 

鶴乃「健太君!フェリシア!」

 

やちよ「健太君...!」

 

壮介「大丈夫か二人とも!」

 

健太「大丈b痛てて...!」

 

イブの攻撃をまともに防いだせいか義手じゃない左腕が痛みだした。

 

いろは「腕見せて下さい...!」

 

健太「ああ...。」

 

左腕をみせると赤く腫れていた。多分左腕の骨が若干折れている可能性がある。並みの人間なら折れるだけじゃ済まなかったかもな....。

 

いろは「これでまた動くと思います。」

 

健太「悪いな。助かった。」

 

フェリシア「これでかこの書店も鶴乃の万々歳も守れたよな.....?」

 

鶴乃「そうだね、ありがとうフェリシア。」

 

フェリシア「後な.....」

 

健太「どうした?」

 

フェリシア「さっき攻撃した時なんか光ったぞ.....。」

 

健太「何?光った?」

 

フェリシア「おう....何か胸っていうか....腹の方?」

 

鶴乃「何だろう?」

 

ももこ「魔力かもな....。」

 

健太「姉貴....魔力というのは?」

 

ももこ「イブと戦った時間違いなく体の中心に集まってたんだ。それが突然腕に集まったんだ。」

 

壮介「ん...?体が光って魔力が移動....。何かからくりがあるかもな.....。」

 

月夜「聞いてほしいでございます!!」

 

突然テレパシーを介して月夜が話しかけてきた。

 

かえで「ふぁあっ!?」

 

健太「なっ、何だいきなり!でかい声出すなよ!」

 

レナ「こっちはケガしてんのにテレパシーで驚かさないでよバカ...!!」

 

俊「うぅ....目が痛む...。あの、もう少しだけ落ち着いて貰えないでしょうか.....。」

 

月夜「申し訳ないでございま.....違うでございます!」

 

みふゆ「月夜さん一体どうしたんですか?」

 

月夜「イブの事でございます!」

 

みふゆ「皆さんその話をしていた所です。」

 

壮介「あのくそでかい聖堂にも通っていたなら信用できそうだな。」

 

健太「で、何か分かったのか?」

 

月夜「はい...。」

 

そう言って月夜は話す。

うわさで得られる感情エネルギーと魔女の穢れでイブの孵化を目指した時の話で、月夜や他のマギウスがイブの孵化を促進させる方法を調べ、分かったのが促進させる方法ではなく、イブが穢れを溜める度に増やす「宝石」の事だった。

その宝石は巨大化する体が崩れないように押さえる鎖だということと同時にソウルジェムと魔女の肉体という捻れを解消し、膨大なエネルギーをコントロールする血管と同じ役割を果たしている物らしい。

その中核となっているのが胸の方にある一番でかく赤い宝石がイブのエネルギーを送るコアとなっているとの事。

 

壮介「なるほどな...、さっきのフェリシアとももこさんの話と繋がるな.....。」

 

健太「ああ、さっきフェリシアが言った赤く光った場所がそのコアだとしたら理屈は通る。そのコアがイブを倒す弱点になるかもしれないな。」

 

月夜「十中八九.....」

 

月咲「ねー.....ウチら、それで伝えておこうと思って....。」

 

健太「ありがとう助かった。これで事態は一気に好転したと思う。」

 

月咲「そう言ってもらえてよかった。じゃあウチらも後で合流するから、負けないでね....。」

 

月夜「私達の育てたイブのせいで申し訳ないでございます.....。」

 

健太「気にすんなよ。あんたらもマギウスに捨て駒みたいな扱いされたんだ。俺にゃあ責めらんねぇよ。今は互いにできる最善を尽くそうぜ。」

 

月夜「はい、では後ほど...!」

 

健太「おう、また後でな。」

 

テレパシーが終わるとイブが突如飛び立った。

 

鶴乃「また商店街の方に!?」

 

俊「いや、フェリシアさんが記憶を飛ばしたのでまた別の方角に向かって飛び立つみたいです!」

 

いろは「あの先は....中央区だね.....。」

 

みふゆ「摩天楼.....胸元にある宝石.....。あのビルを使ってイブを吊るすしかありませんね。」

 

やちよ「確かに今の状態じゃあ狙えないけど本当に出来るの....?」

 

悠太「先は俺の木術でも押さえられなかったが良策とは言い難いが......押さえるのと吊るすのとでは訳が違うぞ。」

 

十六夜「なら狙う場所は翅の付け根を狙うのはどうだ?イブがどこを動かしても手が届きにくいだろう。」

 

やちよ「確かに抜け出せたとしてもさっきよりは時間がかかるはずね。」

 

健太「なら、イブが暴れてビルを崩す前に向かって決着を着けましょう。」

 

そう言って俺達は中央区へ向かう。今度こそイブをぶっ倒す......!

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