『世界』のヒーローアカデミア   作:ハルキゲニア

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先に行っておきます。全然進展しません。驚異の薄さ。


No.10 自由

 やって来ました。雄英高校~!

 広い! 二秒で迷った!

 

 と思ったらあった。一年A組、ドアでか過ぎない!?

 

 「ああ、小さいのもあるのね」

 

 そりゃそうか。それはそれとして忍たまを思い出すぜ。あのでかい門が開いたのを見たことがない。え? 俺だけ? まあいいや。

 このドアを開けた先に、これからヨロシクしていく仲間がいる。どんな出会いが待ってるのか、いざ行かん! Plus Ultra!

 

 ガラガラガラ(自発的効果音)

 

 「あ?…………あ¨!?」

 

 ……そこにいたのは金髪つり目のヤンキー爆弾でした。

 

 「マジかよ」

 

 「どういう意味だぁ!」

 

 「いや悪い意味ではなく」

 

 久しぶりの再会に、信じられない!Oh my god! って叫ぶどっかのおじいちゃんみたいな感じだ。

 なんとなくいるんじゃないかなぁ、みたいな感じはしたけど、まさか本当にいるとは思わなかった。

 っていうか足! 机の上にのせるとか、喧嘩売ってるとしか思えねぇなオイ。先生来たらどうすんだよ!

 

 「久しぶり、だな」

 

 「チッ!」

 

 絵に描いたようなヤンキーだなぁ……

 あ!

 

 「なぁ、かっちゃん」

 

 「その呼び方やめろ殺すぞ」

 

 「辛辣過ぎる。ところで、出久について何か知ってるか?」

 

 「殺すぞ!!」

 

 えぇ……

 

 あーもう、そんな大声出すから注目されてんじゃん。まあ十人もいないけどよぉ。

 

 ざわざわ(自発的効果音)

 

 「ざわざわ」

 

 「なに言ってんだテメェ」

 

 え、声に出てた? ハズカシー!

 それは置いといて、どうやらかっちゃんも出久について何か言うことは無いらしい。

 

 あ、おかっぱの娘がこっちを冷めた目で見ている。

 

 声をかけますか?

 

   いいえ

  →いいえ

   いいえ

 

 かけれる訳がない。凄いジト目だ。

 これってもしかして、俺とかっちゃん同類扱いされてね? サダトキに99999のダメージ!

 

 「グハァッ!?」

 

 「マジで何なんだテメェは!?」

 

 「お前と同類の人間だよ」

 

 「ぶっ殺すぞ!!」

 

 「いや悪い意味ではなく」

 

 「どう悪い意味以外に捉えりゃいいんだよ!!」

 

 「君たち! 教室内では静かにしたまえ!!」

 

 うお! 吃驚した!なんか最近こんなんばっかだな。

 後ろを振り向くとそこには、巨漢。しかもメガネ。The 真面目! って感じの人がいた。

 

 「あぁ? やんのかテメェ! 殺すぞ!」

 

 あーあーあー何でそう突っ掛かるのかね? 学生のうちは素直にごめんで万事解決でしょうに

 

 「ころっ!? 君ホントにヒーロー志望か!?」

 

 「それな」

 

 おっと、思わず同意の声が出てしまったぜ!

 

 「どこ中だコルァア!」

 

 「私立聡明中学出身、飯田天哉(いいだてんや)!」

 

 おお、聡明ってめっちゃ進学校じゃん。すげぇ。飯田君ね。礼儀正しい真面目な人物で頭良し、見たところ運動も出来るんだろう。顔も整っている。うん、羨ましすぎるな。

 

 「俺は神田定時。こっちのヤンキーは爆豪勝己だ。よろしく」

 

 「誰がヤンキーだオラァ!」

 

 「……ああ。神田君、と爆豪君。こちらこそよろしく」

 

 「ケッ!」

 

 かっちゃん、ステイ!

 

 「ん?」

 

 お、あれは!

 

 出k

 

 「このクソナードがぁ!」

 

 えぇ……、クソナードて

 かっちゃんが突っかかる0秒前……と思いきや、意外にも飯田君が出久に詰め寄った。何か話してるっぽいが、かっちゃんが直ぐにでも文字通り爆発しそうなのでハラハラして聞き取れない。

 っていうか、何気に出久の後ろに可愛い系の女の子がいるんだけど……

 これはかっちゃんどころの話じゃねぇぞ!? 出久ってそういう性格になっちゃったのか!? リア充になったから、あんな超パワー出せるようになったってか? ケッ!

 

 ……おいおい、さらに後ろに(暫定)ホームレスがいるんだけど!? 何あれ!?

 うわっ、十秒チャージを一秒で済ませやがった! 何あれ!?

 

 「ハイ、静かになるまで八秒掛かりました。時間は有限。君達は合理性に欠くね」

 

 

 え、もしかして担任? 嘘だろ……!?

 

 

 「担任の相澤消太だ。よろしくね」

 

 

 

 嘘だろおおぉぉぉぉ!?

 

 

     ◇◆◇

 

 

 

 

 いや、あれが担任なんて思わないじゃん? 確かに合理的だが、教師が学校に寝袋持参はどうかと。

 

 「それじゃあ、今から個性把握テストを行う」

 

 これはあれか? 生徒の事は考えてませんっていう宣戦布告か?

 ……あれだ、えーっと、そう! センセイ君主かよ!(言いたかっただけ)

 

 「え!? 入学式は!? ガイダンスは!?」

 

 おお、聞くねぇ。出久の彼女。気持ちはわかる。

 

 「お前ら、何か勘違いしてないか? ここは雄英ヒーロー科だぞ。そんなことしてる暇があるとでも思ったのか?」

 

 「で、でも!」

 

 「ここでは自由を売り文句にしてる。そしてそれは教師側(我々)にも当てはまる。そうだな、このテストで最下位になった者は―――」

 

 ん~、言ってることの筋は通ってる。のかな? ま、ワカチコ方式で細かいことは気にしない。それが俺。さて、最下位になったらどんな罰が待っているのやら。

 

 

 「―――即、除籍とする」

 

 

 

 ……流石にそれは自由すぎるぜ、相澤先生。




次回こそは、濃厚な話を……!

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