あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!
無個性のハズの出久が、0ポイントの仮想敵を吹き飛ばしていた!
な、何を言っているのか分からねーと思うが、俺も何が起きたのか分からなかった!
超スピードだとか……
いや! 超スピードか!?
おいおい落ち着け俺!
Be cool!!(訳:イケメンになれ!!)
あれ!? 素数って1含むんだっけ!?(アホ)
神父! 俺友達いないのに素数が助けてくれません! あ! そうだ、出久がいたよ!
……拗ねんなよ素数! 俺達もう、友達だろ?
出久は確実に無個性だった(急に冷静になるスタイル)。4歳までに個性が発現せず、俺に泣きながらその事を打ち明けてくれたアイツの顔を今でも覚えている。そんな! まさか演技…!?
いや、たった4歳の子供にできるはずがないし、理由もない。だが、歴史上4歳以上の歳で個性が発現した事例など……。
例外って訳でもなさそうだ。ニュースになってるハズだし
それは本人に聞くとするか。って言うか、今現在も落下中の出久を助けねば…!
「うっ!?」
今になって足が、足がガクガクしてきた! 折れてるかもしれぬぅ↑↑
ふざけんなマジで!
久しぶりにカッコつけたりなんかするからこうなるんだよぉ!
すると、落下している出久に近付く影がひとつ。
…あれは、―――恐らく個性で浮かしているのだろう―――仮想敵の破片に乗った女の子が、出久に手を伸ばしている?
おぉ! 手が触れた瞬間、出久の勢いが止まった! ……すげぇ
って言うか、なんかめっちゃ怪我してない?
ハイリスク・ハイリターンな個性なのか、手足が内出血で赤紫色なんですけど……
ん? 何だあのライトサイドのエンヤ婆みたいな人は! 腰めっちゃ曲がってるぅ↑↑
うわっ、口がミョーンってなった! ビックリ人間か! 否。ぎっくり人間だ!!
……あ~、段々痛くなってきやがった。必死に色んな事考えてたってのによ~。
い、いや別に、駄洒落が想像以上に面白くなかったことをごまかしてる訳じゃねぇよ? ホントだよ?
色んな事考えてなかったら、もっと面白い駄洒落言えたから!
いくぜ!
"とある蜜柑とアルミ缶"
……決まった
「はいはいドロップだよ。お食べ」
おいおいハッカ味じゃねぇか! 微妙!
◇◆◇
「いやはや、今年は凄かったねぇ」
「ああ、実技一位の彼ですか。名前は、確か神田……えーと」
「何てったって、史上初の三桁越えですからね。筆記はまあまあですが」
「ギリギリだよ。で、どうする?」
「そりゃあ、合格でしょ。こんな強個性、ほっとくわけにはいきませんよ」
「瞬間移動と個性届けに登録されてはいるが、それだけじゃないな。間違いない」
「どっちにせよ、将来彼は強くなりますよ」
「……どうしたもんか。もう少し筆記を頑張ってくれたらねぇ」
「やはり、ここは個性を重視すべきですよ」
「では、今年は例年よりも一人多い21人にする、と?」
「……う~ん、うん。そうするのが良いだろうね!」
◇◆◇
結果として、筆記も実技も微妙な出来だった。いやまあ、実技に関して言えば周りを見る限り、上の方ではあるんだが、上の方ってだけで、まだ上に一杯いるんだよなぁ。多分。他人の事が気になって、あまりロボットが倒せなかった。うん。
あぁ、ザ・ワールドという最強個性を持ちながら、なんたる不覚! これじゃDIO様に顔向けできねぇ!
筆記はなんだかんだ言って人生で2回目のお受験だし、そこまで悪くないとは思うんだけどなぁ。
平均が大体70点くらいかな? 夏休みの頃からコツコツやって来たわりにはあんまし実力に伸びが無い方だと思う。俺ってやっぱ、馬鹿なんだなぁ。うん。
まぁ、何をうだうだぐちぐちぼそぼそちんちん言ってるのかって、そりゃあよぉ……
不安なんだなぁオイ!!!!
ええ!? 逆に驚くわ! 何で!? 何でこんなにソワソワしちまうんだぁ!?
「ひええ、受験ってこんなんだったっけ!?」
自分の部屋で受験への不安のあまりローリングアタックを繰り出す俺氏、今年で(精神)年齢43歳を突破した件。
成長って何だっけ?
まぁ、あれから止めれる時間が六秒になった。成長してないと言えば嘘になる。やっぱ、DIO様は首の傷の治癒に伴って止めれる時間が伸びていった感じだったが、俺の場合は身体的な成長に伴って止めれる時間が延びていくのだろう。ついこの間、身長が180を突破した。まだまだ伸びるぜ!
「さ、ささささだく、くん!」
「うおぁッ!? び、吃驚したぁ」
「こ、こここ、こ、こ!」
思春期の男子の部屋にいきなりとは驚いた!
で? どうしたんだい奥さん、ニワトリみたいな声だして?
「これ! 雄英高校から!」
「……おぉ!」
遂に、来ちゃったってわけか。運命を告げる通知書が……!
前世では、俺の成績があまりにも微妙だったがために、かなり無理をして実力より上の高校に入ったんだ。懐かしい。不思議なことに、受験で頑張って覚えた事が耳から蒸発していったのを覚えている。いやぁ、一瞬で付いていけなくなったね。うん。
「う~、緊張するわね!」
「何だろ、この膨らみ」
ええい、気にしててもしょうがねぇ!
いざ!
『私が来た!!』
「うおおぉ!!? 吃驚したぁ!!」
「オールマイトよ! 雄英の教師になったって本当だったのね!」
いっつも思うんだけど、この世界ハイテク過ぎない? 立体映像だよ。3Dじゃない。
んで、合格か
『おめでとう! 神田少年、君は実技のみ一位通過での合格だ!』
なんっだってぇ!? 合格!? しかも一位ぃ!!? フゥーー!!
ん? 実技"のみ"……?
『本来なら筆記の点数不足で不合格ギリギリだったんだが、君の実力があまりにも突出していたものだからね。特別措置をとらせてもらった!!』
筆記そんなに悪かったんかい!?
というのが第一の感想だが、その後もオールマイトの説明は続いた。
やれ救助ポイントだの、唯一の三桁台だの、どういった個性か不明だっただの、どーのこーの言ってくれてたんだけど、全然耳に入らなかったぜ!
ただ言えることはたった一つ!
"合格"!
その二文字があれば、それでいい!
よっしゃあ! 華の高校生活じゃあ!!
ジョジョのアニメを見て、ギアッチョとホワイト・アルバムに惚れました。
轟くんの強化にご期待ください
ジェントリー・ウィップス!
あ~! カッケェェエエ!!
これからもアンケート機能を使うべきでしょうか
-
使うべき
-
正直要らない
-
そんなことより投稿だ!