Infinite・Genius 【インフィニット・ジーニアス】   作:EUDANA

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前後編であるにも関わらず、リアルで忙しくなったので投稿がだいぶ遅れました。
…イベント周回で走ってたとかゴジラ観に行ってたのは内緒だ!

なので初投稿です。


新たなるクエスチョン

異なる世界『ISの世界』に飛ばされた仮面ライダービルドこと桐生戦兎は、IS学園の友人である織斑一夏が誘拐されたことを知り彼を助けに向かった。

すでにほかのクラスメイトであり、彼の仲間である少女たちの活躍もあって無事に一夏の救出に成功した。

あとは犯人…神代剣を捕まえるだけという状況…けどなにか様子が変だ…

 

どうなる?第11話!

 

———————————————————

 

倉庫のシャッターに空いた穴から煙のようなものが漏れ出す。

直前に聞こえた悲鳴もあって、ビルドは嫌な予感がしていた。

 

(あの煙…いやガス……まさか!?)

 

そう思ったビルドは走り出した。すばやく倉庫へと駆けつけ——

 

直後、轟音とともにシャッターが横に切り飛ばされ弾け飛ぶ。

貫通したその一撃を胴体に受け、ビルドの装甲に火花が散った。

 

「ぐあっ!?」

 

さきほどの剣と同様に大きく吹き飛んだビルドは地面に叩きつけられた。

なんとか上半身を起こすと、その視線の先…倉庫の中には白い甲冑のような装甲を纏ったサソリのような異形——スマッシュが立っていた。

 

『オォオオォ……』

 

うなり声とも悲鳴とも取れるそんな声を上げて、そのスマッシュはゆっくりとビルドへ近づいていった。

 

少し離れた位置に居た一夏は、その声に聞き覚えがあった。

それは、ついさきほどまで自分を誘拐していた人物と同じ声だった…。

 

「あいつ…さっきの剣ってヤツか!?」

「ええ、あの声は間違いなく神代さんですわ。…で、でもどういうことですの!?」

 

昔から何度か交流もあったため、声がわかったセシリアも一夏に同調して叫んだ。

 

『オオオオォ!!』

 

全身に力を込めて叫んだ剣…もといスマッシュはビルド目掛けて走り出した。

 

「クソっ!」

 

起き上がったビルドはとっさに腕を交差して構えて直撃を防ぐためにガードした。

そんなビルドに、スマッシュはショルダータックルを放った

 

「うおっ!?」

『オアアァ!』

 

ガードしたままのビルドを押し出しながら猛スピードで駆け抜けるスマッシュ

2つの異形は採石場から離れていった。

 

 

 

「追いかけねぇと!」

「追いかけてどうする!?行く必要なんてないだろう?」

 

異形が消えた方へ走り出そうとした一夏、しかしその腕を箒が掴んで引き止める。

 

「そうは言うけどよ…!」

「ISの無断展開は問題行動だ。処罰もどれほどか…さきほどまでは命の危機だったからともかく、今は関わる必要など無いだろう。それにヤツはお前を誘拐した犯罪者なんだ、構う必要なんて無い。…この周辺には人通りだってない、あとは騎士に任せて逃げるぞ!」

 

やけに消極的でまくし立てるようにそう話す箒に違和感を覚えつつ、一夏は自分の本音をぶつける

 

「…けど、助けたいんだよ。」

「必要ない!アイツが強いのは一夏も——」

「違う、騎士じゃない。…剣ってヤツの方だ!」

「はぁ!?」

 

自分を助けた人物ではなく、自分を誘拐した人物を助けたい…その想定外の返答に、箒は困惑する。

 

「なにを言って…」

「あいつさ…そんなに悪いヤツには思えないんだ。俺も怒ってたけど、人質を傷つける気は無いって言ってたし…それに、家の事情以外にもなにかあるみたいだし……」

「そ、そんなことで…!」

 

一夏の発言を聞いて、セシリアがあることに気づいた。昔からの家の付き合いがあるからこそ気づけた、ある違和感に…

 

「そういえば、神代さんのご実家に長らく使えてる執事のおじいさまが見当たりませんわね。いつも付き人として連れているのに…

それに彼はたしかに貴族として世間知らずにもほどがありますが、人としての道を踏み外すタイプの人でもありません。」

 

セシリアがそう言って一夏の言葉を肯定するが、今度は鈴も自身の意見を挙げながら会話に入り込んだ。

 

「でも適材適所ってヤツがあるでしょ、ISを展開するんならともかく、生身で行ってもさ」

 

賛成と反対…それぞれの意見が交わる中、箒は決定的な発言をした。

 

「どうしてわからん!?我々が行ったところで、アイツを元に戻せるのか!?騎士だって一夏を助けるために罠かもしれない誘いに乗ってここまできたんだ、そのお前が自ら死地に行くなど本末転倒だろう!?」

「それは…」

 

その一言を受けて一夏は黙り込んでしまった。

たしかに行ったところで役に立つのかはわからない…いや無いのだろうと…

 

それに対し、たった1人、あの仮面騎士の正体を知ってしまった箒としては、ここはなんとしてでも食い下がらねばならなかった——しかし

 

 

『あるぞ、出来ることなら…』

 

 

そんなつぶやきが4人のすぐうしろから響き渡った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【タカ!】 【ガトリング!】

T/G

【ベストマッチ!】

 

【 Are you ready ? 】

 

「ビルドアップ!」

 

雑木林の中を走るスマッシュと、ホークガトリングフォームへと変身し、樹々をすり抜けるように飛翔するビルド

そのビルド目掛けて、スマッシュは頭部のサソリの尻尾のようなパーツをビルドへと向けた。

そこから勢いよく発射された黒い液体を飛翔しながらかわすビルド。

振り返ると液体が着弾した木が毒に侵され朽ちていくようすが見れた。

 

「マジかよ!」

 

慌てつつ、ビルドはホークガトリンガーからタカを模した弾丸をスマッシュへと放った

しかしスマッシュは右腕のブレードを使って、その弾を切り捨てていく。

 

『オオァ!!』

 

体にまとわりつくコードにも見える触手を伸ばし、ビルドの足を絡めとる。

そのまま振り回して近くの木にビルドをぶつけて放り投げる。

 

「痛っ!この野郎!」

 

なんとか起き上がったビルドは、ホークガトリンガーの中央に取り付けられたマガジンを回し始めた。

 

10(テン)!……20(トゥエンティー)!……30(サーティー)!……40(フォーティー)!……50(フィフティー)!……60(シックスティー)!……70(セブンティー)!……80(エイティー)!……90(ナインティー)!………100(ワンハンドレッド)!!】

 

100発の弾丸を装填すると、スマッシュの周りを球体のようなグラフが形成されスマッシュの動きを封じ込める。

 

『オオォォ!!』

 

もがくスマッシュ目掛けてホークガトリンガーの銃口を合わせ、弾丸を放つ。

 

【フルバレット!】

 

ガガガガガ…と弾丸が発射される音、そしてそれがスマッシュに命中し、爆ぜる音が静かな林の中に響き渡る。

そして100発目が命中すると、大きな爆煙が上がった。

 

 

「なんとかなったか…」

 

ビルドは煙を見ながら全身から力を抜いた。

懐から空のエンプティボトルを取り出し、スマッシュへと近づこうとして——

 

直後、煙の中を佇む1つの影が見えた。

 

「なっ!?あいつ、まだ!」

 

再び態勢を整えるビルド

その目前から煙が晴れていき、中からスマッシュが姿を見せた。

甲冑とも甲羅とも取れる装甲には至る所にヒビが入っていた…しかし、そのヒビの隙間から紫色の光が漏れ出した。

 

「なんかヤバイ!」

 

そう思うや否や、ビルドは地面に大きく伏せた。

ビルドの頭上を、なにかがかすめながら飛来するのは同時だった。

身体を起こし、振り向いたビルド。

視線の先にはさきほどのスマッシュが、装甲をパージしたような姿になって立っていた。

 

『ウウウァァア…』

 

他のスマッシュには見受けられない、生物的なシルエットに驚きながらも、ビルドは警戒を最大限に引き延ばす。

 

「一体どう動く…!?」

 

ホークガトリンガーを再び構え直したビルドと棒立ちに近いスマッシュ

ほんのわずかな時間、両者の動きは静止した…。

先に仕掛けたのはスマッシュの方だった。

右足がわずかに動いた瞬間、ビルドはホークガトリンガーの引き金を引こうとして——

 

直後、ものすごい勢いで近くの大木に身体から叩きつけられた。

ぶつかった大木があっさりへし折れる。

 

「な、なに…!?」

 

あまりに突然の出来事に、ビルドも困惑した。

頭を振りながら辺りを見渡す。しかし、そこにはスマッシュの姿はどこにも無かった。

 

「どこ行きやがった…まさか透明にでもなれるのか!?」

 

周囲に視線を向けるが、どこにもスマッシュの姿を捉えることができなかった。

辺りをキョロキョロと見渡すビルド、しかしほんの一瞬なにかが近づく気配を感じた。

とっさにガードしようとするも、再び攻撃を受けて装甲から火花が散る。

 

「クソッ…透明じゃなくて高速化か!」

 

ホークガトリングでは不利と判断したビルドは紫と青の色をしたフルボトルを取り出した。

辺りを駆け巡るスマッシュを警戒しつつも素早くボトルを振り、ドライバーへと装填しハンドルを回した。

 

【忍者!】 【タンク!】

 

【 Are you ready ? 】

 

「ビルドアップ!」

 

左右から新しい装甲がタカとガトリングのボディを塗り替えるように装着された。

変身を完了したビルドトライアルフォーム 忍者タンクは2本の武器を取り出した。

左手にはドリルクラッシャーを、そして右手にはこの世界に来て初めて出す武器である<4コマ忍法刀>を手に取った。

ビルドは4コマ忍法刀の柄についているトリガーを4回引いた。

 

【隠れ身の術!】

 

音声が流れると、再びトリガーを引いて忍術を発動する。

 

【ドロン!】

 

周囲に大量の煙が噴出され、ビルドの姿を覆った。

ビルドは忍者のハーフボディの効果で、音や気配を立てることなく前方に飛び込み地面を転がった。

飛び込みながらドリルクラッシャーに白いハリネズミフルボトルを装填した。

 

そのまま起き上がらずに、姿勢を低くしてスマッシュの動きを待った。

しばらくの間、周囲からスマッシュが高速で駆け巡る音と気配を感じ取っていた。

————沈黙の中、ほんの一瞬だけスマッシュがすぐ近くを駆け抜ける音が聞こえた。

 

そしてその音と気配が、ビルドの目の前で止まった。

 

「——ッ!」

 

その隙を逃さず、ビルドは4コマ忍法刀のトリガーを2回引いた。

 

【火遁の術!】

 

前方のスマッシュがこちらへ反応する気配を感じながら、ビルドは4コマ忍法刀とドリルクラッシャーのトリガーを同時に引いた。

 

【火炎斬り!】

 

【Ready Go!】

【ボルテック・ブレイク!】

 

目の前でこちらにブレードを振るおうとするスマッシュへ、左手の白い光とともに高速回転するドリルクラッシャーと、右手の刀身に炎を纏わせた4コマ忍法刀を挟み込むようにスマッシュへと斬りつけた。

 

『オアアアァァ!!?』

「——やったか!?」

 

同時攻撃を受けたスマッシュは大きく吹き飛んだ。

見れば身体中に傷が入っていた…。

しかし、今の二撃では致命傷にはなり得なかった。

 

「チッ!浅いか!」

 

そう言いながらビルドはほんの一瞬だけ足元を確認した後、素早く側転をしながらうしろに下がった。

スマッシュは右手のブレードをかかげながら、また高速で突進してきた……

 

しかし、さきほどまでビルドが立っていた位置を走り抜けようとした瞬間、その動きが止まった。

 

『ガッ…!?』

 

そのスマッシュの足元には紫のまきびしが設置されていた。

 

ビルドの忍者ハーフボディの足のパーツ、<カクレイダーシューズ>には、自身の移動経路に、踏むと感電、気絶するスタンマキビシが自動でばら撒かれる機能が存在している。

そのマキビシの罠に掛けるために一度大きく後退したのだった。

 

しかしスマッシュは感電して動きこそ制限されているが気絶まではしていなかった。そのスマッシュの様子を見てどうするか思案していたビルドだったが…

 

「おぉい!騎士!」

 

背後から聞き覚えのある声が聞こえた。

急いで振り返ると、そこには一夏が息を切らせて立っていた。

 

(バカ!アイツなんで…!?)

「これをお前にって…受け取れ!」

 

そう叫ぶと一夏は手に持っていたなにかをこちらへ投げてきた。

慌ててそれを掴んで、ビルドは掴んだ手の中を確認した。

 

そこには青緑のフルボトル…ヘリコプターフルボトルがあった。

 

「なんで…!?」

「詳しく説明するなって言われちまったけど…罠かもしれないから気をつけろ!」

 

(え、どう言うことだよ!?なんで一夏がフルボトルを?それに罠ってどう言うことよ!?)

 

持っているヘリコプターフルボトルと一夏を交互に見ながら焦るビルド、しかしスマッシュのことを気にしてすぐに前へと振り向いた。

すでにマキビシの効果から脱していたスマッシュだったが、今の感電で思うように動かないのか高速で移動せずにこちらへ襲いかかってきた。

 

(わかんねえことばかりだけど…やるしかねぇか!)

 

スマッシュに一夏を悟らせないように、注意を引きながら攻撃を避けるビルド

素早くフルボトルを振って、タンクと交換するようにドライバーへ装填した。

 

【ヘリコプター!】

 

ドライバーのハンドルを素早く回し、変身を完了された。

 

【 Are you ready ? 】

「…ビルドアップ!」

 

一旦は躊躇したが、すぐさま叫んだ。

それと同時に、青緑の色をしたヘリコプターハーフボディが横からタンクハーフボディを塗り替えるように装着された。

トライアルフォーム・忍者ヘリコプターに変身したビルドは、背中に取り付けられている巨大なプロペラ、<バトローターブレード>を取り外して装備した。

 

『オオァ!』

「うおおぉ!」

 

斬り込んでくるスマッシュのブレードを、両刃の薙刀のように扱って防ぎ、返し刀で胴体を一閃に斬りつける。

 

『グオッ!』

 

スマッシュが怯んだ隙を逃さず、ビルドは右手に持った4コマ忍法刀のトリガーを1回引いた。

 

【分身の術!】

 

再びトリガーを引くと、スマッシュの周囲から紫と黄色のインクがその場を走ったあと、5つの文字と煙が飛び出した。

 

BOOM! BOOM! BOOM! BOOM! BOOM!

 

効果音が現実に表示されて煙が晴れると、煙の中から5人のビルド 忍者ヘリコプターが現れた。

 

『グゥッ!?』

 

驚くようなリアクションを見せたスマッシュは、自身の周囲を取り囲んだ、合計6人のビルドを慌てるように見回した。

6人のビルドは全員同じタイミングで4コマ忍法刀のトリガーを3回引いた。

 

【【【【【【風遁の術!】】】】】】

 

音声が鳴ると、全員がもう一度トリガーを引いた。

 

【【【【【【竜巻斬り!】】】】】】

 

6人のビルドが一斉に風をまとった4コマ忍法刀から、勢いよく竜巻をスマッシュ目掛けて放った。

そしてすぐさま左手のバトローターブレードを全力で回転させ、追加の突風を放つ。

 

『ヌゥゥアッ!』

 

凄まじい猛風を全身至る所に浴びせられたスマッシュは身動きが取れないでいた。

ビルドはどの攻撃なら倒せるかを模索して——

 

「こちらからも少しよろしいかしら!?」

 

直後、再び聞き覚えのある声が後方から聴こえてきた。

 

(オイ、まさか…!?)

 

背後に視線を向ければ、一夏のすぐ横にはセシリアが立っていた。

スマッシュの動きは封じているとはいえ、2人してなんで…そう思っているビルドの前で、一夏とセシリアが何やら揉めていた。

 

「ふ、増えていますが、誰がご本人ですの!?」

「えっと…いま1番手前に立ってるヤツだ!」

「では…!」

 

そんな会話をすると、セシリアが本物のビルドに今度は紅いフルボトルを投げてきた。

 

「一夏さんが渡したものと同じで、あまり信用なりませんが…!」

(いやお前もかよ!?ホントに一体全体どうなってんだよ!?)

 

連続で起こる事態に困惑しながら、ビルドは渡されたフルボトルを確認した。

 

「神代さんはご家族を亡くしたときに、近くにあったその花をとても嫌っていますわ!絵柄と同じものなのかよくわかりませんが…本当に使えるなら、動きを鈍らせるくらいは出来ると思いますわ!」

 

その言葉を聞きながら、ビルドはそのフルボトルを振ってからドライバーへ装填した…。

 

 

 

小規模な嵐と言ってもいい突風の中、スマッシュは全身に力を溜めていた。

この嵐を無理矢理突破しようとしていた。

さきほどビルドが放った風遁の術の効果が薄れてきて、徐々に風の力が弱まっていく。

その瞬間、スマッシュは大きくブレードで突風をかき消そうとしたが——

 

 

それはほんの僅かだった。

 

視覚、聴覚の2つに全ての神経を集中させていたスマッシュ…しかし、嗅覚にかすかな香りが反応した。

すでに意識のない1匹の獣とも言える状態となっているスマッシュ——神代剣の脳裏に刻まれている最悪の記憶…

それを思い起こさせたのか、スマッシュはほんの僅かにその動きを硬直させた。

 

直後、白い嵐が真っ赤に染まった。

 

その突風の中を舞い散るソレ——紅いバラの花びらをハッキリと視認して、スマッシュは完全に動きを止めていた。

その視線の先にはビルドが立っていた。

分身はすでに消え、1人になっていたが、その姿はさきほどまでの紫と青緑の姿では無かった。

 

 

【情熱の扇風機! ローズコプター!】

【イエーイ!】

 

ビルドはベストマッチフォームの1つ、ローズコプターフォームに変身していた。

呻くスマッシュを見ながらも、ドライバーのハンドルを手にかけて勢いよく回した。

 

『オォォオ……ウオォォォォ!!』

 

【Ready Go!】

 

バラの花びらをブレードで振り払いながらビルド目掛けて突進するスマッシュ、しかしその動きはすでにさきほどまでのキレや勢いを失っていた。

ビルドは右腕の<イバラッシュアーム>から荊棘を模した黒いムチを発射し、スマッシュの身体に巻きつける。

 

『ウゥ…!!?』

 

ビルドはそのままスマッシュを上空へと投げ飛ばした。

そして左手のバトローターブレードを高速回転させながらスマッシュを追うように上昇した。

 

【ボルテック・フィニッシュ!】

 

荊棘を巻きつけたバトローターブレードからバラの花びらを含めた突風をスマッシュへ浴びせながら急接近していく。

そしてすぐ近くまで接近したビルドは突風を止めて、さきほどと同じように両刃の薙刀のようにバトローターブレードを持ち替えた。

 

【イエーイ!】

 

スマッシュより速く上昇しながら、ビルドは力強くバトローターブレードをスマッシュの腹部へと斬りつけた。

腹部から紅い血のように噴出するバラの花びらを受けながら、ビルドはスマッシュと化した剣が微かに意識を持ってなにかを呟いていたのに気づいた。

小倉香澄と同じように強い精神力を持っていたからこそ口に出たであろうその言葉を、ビルドは確かに聞いていた。

 

『…ネエ…サン………ネエサン…!』

 

直後、スマッシュは緑の爆炎と紅いバラに包まれた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後

採石場

 

「うっ…こ、ここは一体…?」

「あら、気づきましたの?」

 

横になって気絶していた剣は目を開けると辺りを見回した。

視線の先には家の関係で何度か会っている見知った顔があった。

 

「セ、セシリーヌ?なぜここに…それに……そこに居るのは…?」

「え?お、覚えてないのか!?」

 

心配しながら覗き込んでいた一夏だったが、流石に誘拐までされた上で相手を忘れたと言い放つ剣の言葉に驚きながら首を傾げていた。

 

「アンタ…一夏のことを誘拐までしといて、よくそんな白々しいこと言えるわね…!」

 

全く知らないとでも言いたげな剣の様子に、怒りを浮かべながら立っている鈴。いつISを展開して殴ってもおかしくない状態だった。

その後ろにいた箒がなんとか鈴をなだめている間、剣は信じられないと言いたげな顔をしていた。

 

「この俺が誘拐!?まさか!そんなバカなことが…!」

「いやでも俺、実際お前に誘拐されたし、吊されもしたぞ。」

「な、何ぃ!?それは本当なのか!?」

 

誘拐された当の一夏からの言葉を受けて、剣は強く狼狽した。

 

「ほ、本当に覚えてませんの?」

「あ、ああ…確か『契約者』と会って、それから……そうだ、仮面騎士!ヤツと戦う場所や打ち合わせの話をしていたな!…待て、と言うことは仮面騎士は現れなかったのか?」

 

 

事態が飲み込めない剣に、一夏は詳細を話した。

さきほどから言っている一夏の誘拐から始まり、学園に仮面騎士と決闘するために果たし状を出したこと

その仮面騎士に一撃でやられたこと

そして剣自身が怪物——未確認生命体になったこと

最後は戦おうとした仮面騎士に助けられたこと…

 

事の顛末を聞いた剣の様子はとても良いものではなかった。しかし、突然立ち上がって叫んだ。

 

「助けてもらったと言う話は信じよう、だが俺にも譲れないものがある!今からでも遅くはない…すぐに騎士と再戦を…!」

「いやなんでそうなるんだよ!ってか諦めろよ!」

 

一夏が叫ぶが剣は採石場から飛び出そうとした。

しかしその直後、なにかの音が採石場に響き渡った。

首を傾げる一夏や箒たちをよそに、剣はハッとしたあと慌てて周囲に視線を巡らせる。

 

「この音は…決闘中断の角笛……!まさか!?」

 

音の先…採石場の入り口に一同が視線を向けると、その先から黒いリムジンが突っ込んできた。

中央で停止したリムジンの扉が開くと、そこには燕尾服をきた壮年の男性が姿を現した。

 

「坊っちゃま、それ以上はなりません!」

「じ…じいや!?原因不明の病で病院に居たんじゃあ!?」

 

驚く剣に歩きながら駆け寄るじいやと呼ばれた男性は剣のとなりに立つと、一夏たちに頭を深々と下げた。

 

「私、神代=ディスカビル家にて執事を勤めさせてもらっている者です…本日は坊っちゃまが皆様にご迷惑をおかけ致しました…全ては私の責任でございます。」

「なにを馬鹿な…!じいやは関係ないだろ!」

 

じいやなる人物曰く、今から数日前、神代剣の家に例の『契約者』がやって来たと言う。その人物に一夏を囮に、仮面騎士を倒せばディスカビル家の財政を立て直すほどの資金を援助すると言う話だった。

しかし剣は最初、この話を断ったと言う。

その相手が怪しかったのと、そこまでする理由も無いと…

だがその翌日、突如じいやが倒れてしまったらしい。それも原因不明且つ治療困難な病だったそうだ。

その後、剣はその『契約者』が持ちかけた話を受け入れてしまった。

 

しかし今から数十分ほど前に、じいやの病は突然完治したらしい。

理由も一切不明だったが、病院でじいやはIS学園側から主人たる神代剣が学園の生徒を誘拐したと言う話を聞いてこの場に駆けつけた…と言うことだった。

 

2人の会話を聞いて、一夏は疑問を浮かべつつある事に気付いた。

 

「なあ、ちょっといいか?」

「なんだ、ショ・ミーンの疑問に答えるのは貴族の誉れだ…迷惑もかけてしまったからな、なんでも答えるぞ。」

 

どこか憑き物が落ちたような剣の様子を見て、一夏は、セシリアも同じようなことを言っていたな。と笑いながら気づいたことを口にした。

 

「もしかしてなんだが…俺を誘拐して騎士を倒して貰った金ってさ…じいやって人の治療費に充てようとしたんじゃないのか?」

「な!?そ、そんなわけが…!だいたい、じいやは執事だ。代わりを雇えば!」

 

声を荒げる剣だったが、ここでセシリアがさらに追い打ちをかけた。

 

「ですが、彼の方ほどの執事はそうは居ませんわ。それに幼い頃から貴方は彼と居たでしょう?情があって当然かと思いますわ。」

「うっ…くっ……!」

 

顔をほんの少し赤くしながら狼狽して後ずさりする剣、そんな空気の中、箒が当然の疑問を口にした。

 

「だが、一夏を誘拐したのは紛れもない事実…然るべき処遇が与えられる筈だろう。」

 

その言葉を聞いて、剣は今度は顔を青ざめさせた。

 

「うっ……確かにそうだな、ノブレス・オブリージュに相応しくない行動をとったのもまた事実だ。俺は殴られる権利もあれば裁かれる権利もある…ディスカビル家現当主として、逃げも隠れもしないぞ」

 

そう言う剣に対して、被害者の1人である一夏は口を開いた。

 

「え?…俺は別に構わないけどな。」

「ああそうだ、構わな……何ぃ!?」

 

一夏の言葉を受けて、剣は目を見張って叫んだ。

それに続くように箒、セシリア、鈴も叫ぶ。

 

「一夏!何を言ってる!?」

「そうですわ!知り合いとはいえわたくし、そこは彼を庇ったりしませんのよ!?」

「っていうかアンタ普通に誘拐されてたじゃない!なんでそんなあっさり許せるのよ!?」

 

ひとしきり叫びを聞いてから、一夏は自身の意見を口にした。

 

「だって、剣だって最初からそんなことしようと思ってた訳じゃないんだろ?執事の人を助けたかっただけで…そんな状況で、なんとか出来るかもしれない条件を提示されたんだ。条件を飲んでもおかしくないだろ?

だから俺は構わないさ。」

「そ、そうは言うが…」

 

一夏の言葉に納得がいかない様子を見せる箒、そこで鈴がもう1人の被害者を思い出す。

 

「ちょっと待ちなさいよ、騎士の方はどうすんのよ?アイツからなにも聞けないんじゃ、一夏が許しても意味ないでしょ?」

「あっ!そう言えば…」

 

思い出したように悩み始める一夏、そんな彼らに近づく人影が採石場の入り口から現れた。

 

「おーい!おーい!!一夏ぁ、無事か!?」

「あ、戦兎。どうしてこんなとこに…」

「いやいや、同じクラスの友人として誘拐されたのを見過ごすわけにはいかないでしょ!」

 

息を切らせて走ってきた、クラスメイトの桐生戦兎の言葉を受けて一夏は気まずそうな顔をする。

 

「けど悪いな、もう終わったぜ。」

「知ってるよ、織斑先生から連絡を受けて聞いたからな…ああ、そうだ。アンタが神代剣か?」

「え?…あ、ああそうだ!この俺が神に代わって剣を振るう男、神代剣だ。」

 

突然話題を振られた剣は、しかしすぐに余裕を取り戻したかのように振る舞う。そんな彼の様子を呆れて見ながら戦兎が口を開いた。

 

「さっき来る途中で織斑先生に聞いたんだけどさ…騎士から『自分は神代剣の一件は気にしていない。それから記憶が一部抜け落ちてるのは未確認生命体に変貌した影響だ』って連絡が学園に来たみたいなんだよ。」

「ええ!?もしかして本当に学園に通じているのか、アイツ…?」

「さあな…で、これも織斑先生からの伝言、『神代剣の処遇は残る被害者…織斑が決めて処理しろ』だってよ。つまり、コイツをどうするかは一夏、お前に決定権がある。」

 

戦兎が話したその通達にセシリアと鈴が食いついた。

 

「ちょっと待ってくださいませ!なぜわたくしたちではなく、桐生さんだけ連絡を受けているのです?」

「そうよ、アタシたちに黙ってそんなことさ。」

 

一夏の身を心配し、剣と戦闘状態に入った自分たちの意見を求められないことに不満を見せる2人だったが、ここまで黙って聞いていた箒が口を開いた。

 

「先生方が決めたのだ、私たちはそれに従うべきだろう。それに一夏…たった2人の男子IS操縦者が誘拐されかけた。なんて情報が外に漏れたらどうなるか…」

 

その言葉を受けて黙り込む2人。

その様子を見てから、一夏は改めて剣に向き合った。

 

「と、言うわけだ。お前はまた今まで通りの生活に戻ればいいんじゃないか?」

「な、なんて男だ…!感謝するぞ、オ・リーム!」

「オ、オ・リーム?」

 

突然の謎の呼ばれ方に戸惑う一夏を尻目に、剣は勝手にウンウンと納得したように呟く。

 

「じいやが言っていた、『友情に勝る財産はない、一生の宝にしろ』ってな!日本では親しい間柄ではこんな風に相手を呼ぶんだろ?」

「その通りでございます、坊っちゃま。」

「そ、そうか…?」

 

苦笑いしながら頰をかく一夏だった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ではさらばだ、我が友オ・リーム!我が好敵手セシリーヌ!そしてショ・ミーンたちよ!!この恩はいつか必ず返させて貰うぞ!!!」

 

そう叫ぶと剣は意気揚々とじいやが運転するリムジンに乗って去っていった、まるで嵐のように…。

 

「友人か…まあいいか。」

 

少し呆れたようにため息をつきつつも、一夏は笑顔を浮かべていた。

その隣で大きく伸びをしていた戦兎が口を開く。

 

「ふー…疲れたけど、これで一件落着だな!明日も授業あるし、さっさと帰ろうぜ。」

「桐生さん、あとから来ただけでは…?」

「そうよ、あんたなーんにもしてないでしょうが。」

 

ジト目で戦兎を見るセシリアと鈴の視線を受けながらも、特に気にも留めない戦兎。

……箒だけは複雑な視線を送っていたが、それに気づくことはなかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速道路

リムジン 車内

 

最後尾に座って窓から街並みを見ていた剣は、心中穏やかではなかった。

 

「しかし『契約者』め、この俺をハメるとは度し難い…!次に会った時は、我がディスカビル家の家宝たるディスカリバーの元に断罪してくれる…!」

 

憤る剣に対して、じいやは運転しながら口を開く。

 

「坊っちゃま、私は席を外しておりましたが…あの方は一体坊っちゃまになにをなさったのですか?」

 

じいやは剣と同じく、『契約者』が自身を病に倒れさせ、そして剣を未確認生命体へと変貌させたと考えていた。

しかし資金援助の件があったとは言え、それでも剣が仮面騎士に固執するようになっていたことがわからなかった。それこそノブレス・オブリージュに反してまで戦おうとした理由が。

たとえ自身が倒れたとしても、剣の性格上ノブレス・オブリージュは貫くはず…

故にじいやはその疑問を口にした。

その言葉を聞いて、剣は口を開いた。

 

「…俺がされたことは対したことじゃない…ただ——」

 

剣はじいやに対して、『契約者』と初めて会ったときにされたことを語り始めた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あーあ…終わっちまったかァ…』

 

採石場の倉庫の屋根の上、そこで横に寝転がる影があった。

全身を血のような紅で染め、顔がある部分には緑のバイザーが装着されていた。

その影は採石場の入り口から出て行くIS学園の生徒たちの後ろ姿を眺めながら、彼らが相対した契約相手を思い出していた。

 

『しかし神代剣…不完全な状態だったとは言え、まさかコイツをまともに浴びて、なお自分を見失わないとはなァ…いくら俺でも流石に驚きだ…!』

 

そういうと、その影は上半身を起こしながら足元に置いてあった物を手に取った。

大きくヒビが入って、まるで色が抜けたような薄い灰色をしている四角い箱のような物体を手で玩びながら、影は剣のことを分析していた。

 

『ヤツ自身の体質ってヤツだろうな…それだけじゃない。本来コイツを喰らったヤツは、周りの連中が全て敵に見えるようになる……だがヤツは「常に自身は頂点、周りの連中はそれ以下」っていう圧倒的なまでの唯我独尊っぷりで効果が薄かったんだろう…。

そして、この2つとコイツが不完全だったことが合わさった…そう、まさにベストマッチだったんだろうなァ…』

 

そういうと、影はその後のことを思い返した。

 

『お陰であのじいさんにワザワザ俺の毒を撃ち込む羽目になった訳だが……そこまでやって精神的に追い詰めて、やっと光の影響を受け始めるとはな…さすがほんの少し後押ししただけでハザードレベル2を超えた準天然物だァ。圧倒的な才能を感じるぜ。もっとも、この星じゃ男ってだけでディスアドバンテージなワケだが。

だが面白いものが観れたからな、今回は出血大サービスってヤツだ!ハハハハハ…!』

 

病院に侵入して解毒剤を撃ち込む…必要性は一切なかったが、その影にとってはそうまでしてもいいと思えるほどの収穫だった。

 

影が笑っていると、端末に着信が入った。

懐から端末を取り出した影はダルそうに応答した。

 

『ん?……ハイハイ、もしもし?…ああ、アンタか。』

〈————。〉

『ハハハ、そう言うなよ。今日のことはアンタたちにとってもいい収穫だったと思うぜ?情報と言う名のな。』

〈————!〉

『…なにを言ってるのかねェ…コイツは元々俺のもんだ。どうするか、なにに使うかは俺の勝手だと思うがね。』

〈————。〉

『ハイハイ、分かりましたよ。すぐに戻るさ…』

 

そう言って影は端末の連絡を切った。

大きく伸びをしてから、その影は今後を考えて楽しんでいた。

すでに採石場にIS学園の生徒たちの姿は見えなかった。しかし、影はその先を見据えていた。

 

『元ブリュンヒルデにして世界最強、織斑千冬…

その弟にして世界唯一の男性IS操縦者、織斑一夏…

そして…仮面ライダービルド、桐生戦兎…

造られた兵器たち、そしてヤツらを取り巻く可能性たち…

クックックッ…まったく、この星は俺のことを飽きさせてくれないねェ…!』

 

そう言うと影——ブラッドスタークは煙を放ちながら姿を消した……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園

食堂

 

夕食をとりながら、戦兎は手に持っているフルボトルをまじまじと眺めていた。

そのボトルは今日の戦いで剣から採取したものだったが…

茶色に近い色をしたそのボトルに描かれていたレリーフはサソリだった。

 

(けど、サソリのフルボトルなんてあったか?俺の記憶じゃそんなボトルは無かったはず…一体どう言うことだ?)

 

そう考えながらボトルをしまい、食べ終わった夕食を返却口に持って行った。

部屋に戻ろうとした戦兎の視界に、珍しく1人で食事をしていた一夏の姿が映った。

戦兎は思い出したように、一夏に近づいてある質問をした。

 

「なあ一夏。お前、騎士にボ…いや変なの渡してたって聞いたんだけどさ。」

「ああ、それがどうかしたか?」

 

目の前でなにか考え事をしながら食事していた一夏に対して、戦兎は本題に入る。

 

「ソレ、なんでお前が持ってたんだよ?拾ったのか?」

「いやそれがさ…俺もよくわからないんだけど…」

 

そう言ってから、一夏はその答えを話した。

 

「渡されたんだよ。」

「渡された?一体誰に?」

 

頭の上に疑問符を浮かべる戦兎を他所に、一夏は真剣な表情でその人物を話す。

 

…その答えは、戦兎にとってあまりにも意外なものだった。

 

 

「クラス対抗戦のときに現れたコウモリ男、アイツだよ。」

「…なんだって……!?」

 

戦兎は驚愕の表情を浮かべながら、フリーズしていた……。




※あとがき長めです。

ぼっちゃま登場の経緯は
ボツになったフォームを出したい…サソリやゴールド、それ以外のボツフルボトル対応のオリジナルスマッシュを出そう

今後のストーリーの流れのため、IS原作組と戦闘させよう。で、ある人物が敗北する展開に…

でも原作の時点で学園に侵略されすぎだし…なら外で出現させよう

でも外でIS無断展開はマズイでしょ…流石に生身でスマッシュに勝てないのは当たり前だし…どうしよ…

ならスマッシュになる前の生身の人間状態と戦わせよう

でも名もないモブ相手に負けるのも流石に…

最初に出す予定はサソリ…サソリならぼっちゃまだ。ぼっちゃま生身でも強いし負けても不自然じゃない
って流れです。

また、坊っちゃま暴走に至る経緯をまとめると
パンドラボックスの光を受けても特に効果ない

スターク、じいやに毒を撃って坊っちゃまを精神的に不安定にする

そこを付け込まれた坊っちゃま、口では家のため家のためと言いつつ、じいやを助けることも込みでビルドと戦闘

ビルドは不確定要素のため闘争心を燃やし、それ以外の人物は不安定になる前と特に変わらず。ただし光の影響で手段を選ばない。そのため一夏を誘拐
って感じです。
分かりにくくて申し訳ありません。


ホントは前後編の予定はなかったんですが、書いてるうちに2万字超えることが想像できたので急遽前後編に分割
その結果、前回あまり伏線が貼れていませんでした。
自分でも見返して見るとただただキャラ改悪になっちゃってるなと思いました。
剣ファンの皆様には不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

…言い訳すると、一応「独自解釈」「独自設定」はタグに登録はしてました。
ただ「キャラの性格が違う」と言う点はメイン画面にしか書いていませんでした。なのでタグに追加しておきます。


仮面ライダークローズの設定どうしよ…一応のちの展開と矛盾する可能性ありって書いてるけど
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