転生したけど普通に生きたい!!……え?ダメ?   作:紫蒼慧悟

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最近こっちが進むんだよ。
焼き鳥の処刑シーンは少し戸惑っている。


今回は例の姉妹が登場。
妹は喋らないけどね


それは無理ゲーだから!!!

束姉の『俺の個人情報バラして平穏を星の彼方に☆大作戦』からおおよそ半年が経った。

え?時間が飛びすぎ?

人間の醜い部分が見たいのか?

俺は嫌だ。という訳で割愛。

簡単に説明すると、政府の一部が拉致ろうとしたので自立行動型兵装の試験運転がてら無力化してから身ぐるみ剥いで警察を呼んだ。

その後IS装備の女性数名が上からの命令で襲いかかってきたので、そのISのコアを停止させて物理的にボコった。

因みにボコったのはアリサちゃんと姉さんです。

俺は無力化しただけだよ?

ということが何度か続いたので政府に「日本のIS全部止めてやろうか、コラ!?」って抗議したら普通に止めてくれた。

政府はチョロい、はっきりわかんだね…

という訳で現在…

「お願いします、織斑博士!!何卒ご協力をお願いします!!」

メンドクサイなぁ…

渡された資料に目を通すと…

『現ロシア代表に勝てるぐらいのISの強化』

アリサちゃんに敵対するとか死亡フラグしかないんだけど…

「めんどいから却下」

勿論断りますよ?まだ死にたくないので…

「そ、そんなぁ…そこをなんとか!!お願いします!!」

「やだ」

因みに場所は駅前の喫茶店なので他人の視線で針の筵です。

という訳で早々に退散。

もう3月なので外に出るとかなり寒い。

「うわ、雪降ってるし…」

しかも結構積もってた…

通行人がこっちを指差してヒソヒソ話してるが赤の他人なんて気にしてらんない。

今日はアリサちゃんがなんか相談があるからさっさと帰ってこいって言われているんだよねー

取り敢えず帰ってきたけど、今日はあの二人が一夏と遊ぶために家に来てた気がする。

「ただいまー」

「おかえりなさい、遅かったですね」

出迎えてくれたのは…アリサちゃんでした。

あれ?

しかも不機嫌。

なして!?

「お早いお着きで…」

「女性を待たせるなんてどうゆう神経をしてるんですか?……ドン引きです」

ごめんね、アリサちゃん……

俺はMじゃなくてSだからそれじゃあ喜べないんだ…

「あ、お帰り四季」

やったKYの一夏だ!!これで解放されるぞ!!

「ただいま」

やっと家に帰ってきた気分です。はい。

「私の用事が先ですよ?」

アリサちゃんからは逃げられないようです。しってた。

 

 

 

 

 

 

場所をリビングに移してアリサちゃんの用事の詳細を聞きに来ました。

というよりも上着の襟を掴まれてリビングまで引っ張られました。

「国家代表をやめる?」

「ええ。IS学園は知ってますね?」

IS学園…

ISの操縦者育成を目的とした教育機関で日本にある唯一のISに乗れる学園ってところだ。

まあ、某大国Aが「IS作ったんだからそっちに学校作って全部報告しろや。あ、金はてめえ持ちな」って感じで日本政府を脅して作った学園だ。

当の日本政府にしてみれば、「IS作ったのは篠ノ之博士と織斑博士なんですが、それは…」って感じだったそうだ。

まじざまぁ

「そりゃあ、束姉に頼まれてアソコの防犯システム組んだの俺だし…」

因みに束姉は日本政府に土下座されて頼まれました。

「そこの非常勤医師として勧誘されてましてね…

 研究室もくれるというのでやろうかと思ってます」

「国家代表の給料ってかなり高いと思うんだけどいいの?」

「へぇ…。私が金銭に執着するような俗物に見えるとでも?」

あ、やべ…

殺気が出てきてる

「思ってないです。はい。」

怒りを押しとどめください…はっきり言って怖いんですよ

姉さんが国家代表として今お仕事中で家にいないからストッパーがいないから俺の危険が危ない。

「……まあいいです。」

よかった助かった。

「あ、そうだ。そういえば日本のある学生が国家代表になるためにISの改造に手を貸してくれって言われててさ…

 ちょうどいいんじゃない?」

「……ふむ。せめて五分は持たせるようにして下さいね?」

「無茶をおっしゃる…」

アリサちゃん相手に五分持ったのって今のところ姉さん一人だけなんですが…

姉さんクラスとかマジ無理ゲー

まあ、向こうと連絡を取るとしますか…

 

 

 

 

 

 

 

というわけでアリサちゃんとの対話(殺気付き)から一週間、ちゃんとその日のうちに連絡を取ったよ。

アリサちゃんの代わりにロシア代表にする女子学生に直接連絡を取ったらキョドってて結構面白かったが…

協力する代わりに自由国籍権を持つこととロシアの代表候補生になるように言ったら既に準備完了していて、ロシア製のISも受け取っているそうだ。

俺の協力が取り付けられなかったらどうする気だったのか…

まあいいや、その彼女は今ISと共に家に帰ってるそうで…

俺は現在その家の使用人(黒服ハゲサングラスのヤクザっぽい人)に車に乗せられてその家に向かっている。

だが、問題は改造の方だな。

アリサちゃん相手に五分持たせられるほどの魔改造…

はっきり言って無理。

数日でできる作業量を超えてる。

まあ、春休み入ってるから泊まり込みでもいいんだけどさ…

「見えてきました…」

黒服さん口数が少なくてつまんない…

窓の外に流れていく景色に目を向けると結構高めの塀が続いていた。

土地が広いんだね…

さっきから景色あんまり変わんなくてつまんないんだよなぁ…

「ふわああぁぁぁ…」

昨日は深夜アニメ見てたからまだ眠いんだよなぁ…

「…退屈ですか?」

やっと喋りだしたよ。黒服ハゲ…

「同じ景色ばかりでつまらん。せめて壁画みたいな絵が塀全てに描かれていたならもう少し面白みはあるのにな…」

正直な感想を言うと、黒服が気まずそうな気配を醸し出す。

気まずいのはこっちも同じなんですけどね…

束姉と一緒にいたせいか他人のことがあまり気にならなくなってきたから非常にどうでもいいけど…

まあ、そんなこんなでやっとのことで到着したのはとても広い日本家屋だった。

そりゃあ、アレだけ時代劇でよくあるような塀の中に洋風建築が詰まってたらそれはそれで面白いけど引くわ。

「はじめまして、織斑博士」

出迎えてくれたのは姉妹だった。

姉の方はしっかりしていそうだが、好戦的な目をしていて扇子で口元を隠している。

妹の方は内気な性格のようで姉の背中に隠れてこちらの様子を伺っている。後眼鏡属性。

「帰りたいなぁ」

なんかきたのはいいけどめんどくさそう…

この二人の相手。

「え!?」

あ、姉が動揺した…

ちょっとイジメがいがありそう…

よし、やる気出た。

「で、ISは?」

「え!?…あ、はい。こちらです。」

好戦的な視線はなりを潜め、妹みたいに内気になっている姉。

面白くなってきた。

因みに俺は手ぶらだよ。束姉みたいに機械仕掛けの栗鼠を持ってるわけじゃないけど、あんな感じのは持ってるわけです。はい。

屋敷の地下に降りてしばらく歩くと広い場所に出た。

そこの中央に鎮座するように数多のコードに繋がれている一機のIS…

そして、そこかしこにいるロシアのIS研究者達…

「うわ、かなり帰りてぇ…」

絶対にめんどくさいことになる。

どうしよう、俺ロシア語は得意じゃないんだよな…

研究者共は俺に気付くなり大声を上げてこっちに近づいてくる。というか走ってくる。

正直かなり怖い。感染者か何かか?

「セイッ!!」

「ごふぅっ!?」

思わず黒服さんを盾にしてしまった。

ロシアの研究者×黒服ハゲサングラス…

「ふう、危なかった…」

「あの…織斑博士…。家の者を犠牲にしないでもらえます?」

「いやだって怖かったし…」

考えても見ろよ…

感染者みたいに10人近くの人間が走ってくるんだぜ?しかも奇声を発しながら…

俺はジョエルじゃないので殲滅できないから、この手法を取ったまでだ。

「黒服がいなかったらお前らのどっちかだったな…」

「「ひっ!?」」

想像したのか軽く悲鳴を上げる姉妹。

収拾つけるのもめんどくさいので、気絶している研究者と黒服、震えている姉妹は放置。

他の研究者?黒服を盾にした時点でフリーズした。

鎮座しているISの前に行く。

これを改造か…

見たところ第二世代型か…

第三世代型にしてワンオフ起動できればギリギリ5分持つかどうかかな…

まあ、やってみますか…




因みにアリサちゃんの戦闘力は生身で本気の千冬とほぼ互角。
ISでは千冬に一歩劣るものの世界最強クラスの腕前です。

そして、姉妹の姉の方…いったい何者なんだ!?(白目)

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