いや、特に何かあってわけではなくテンションの問題。
やっと戦国†恋姫Xの情報が解禁されてウハウハしてたら筆が乗った。
ということでセッシーは次回。
自己紹介という名の
弾は即席ではあるが俺が直接頭に叩き込んだのでなんとかついていけたようだが、一夏はダメだった。
燃え尽きている。
この一言に尽きる。
机に突っ伏してブツブツと呟く一夏。はっきり言ってウザイ。耳障りなので椅子を蹴って黙らす。
「何すんだよ!?」
「ウザイから黙れ」
一夏が立ち上がってこちらを見て怒ってくるが、即座に黙らす。
さらに一夏が言い返そうとしたところによく知る人影が現れる。
「少し、いいか」
箒だ。やっと来たかコノヤロー。
「箒?」
一夏は箒に対して「さっきなんで助けてくれなかったんだよー、まあいいや」的な視線を向ける。
「内容は言わずともわかった。さっさと連れてけ」
誰かが口を開く前に俺が言うことで黙殺する。一夏は何のことかわからず首を傾げ、弾は話に入り込む余地がないのを理解してか自ら口を開かず、箒は俺の顔を暫く見るなり何も言わずに一夏を連れ去った。
いや、何か言ってけよとは思ったものの、ボッチにはキツかったかと頭の片隅で納得することにした。コミュ障の箒ちゃんには荷が重かったか。
仮想ディスプレイに表示されたデータを目で追っていると視界の片隅に弾が映る。何かを言いたそうにしている。
「なあ…」
弾が珍しく聴きにくそうに声を掛ける。言おうとしている内容は理解している。
「一夏病の末期患者だ」
「やっぱりか…。鈴も大変そうだな…」
弾が天井を見上げて遠い目をする。別にお前には関係ない事なんだしそこまで心配することか?
「それで、お前としては誰を応援するんだ?」
弾の質問の意図がよくわからなかったので、ディスプレイから視線を外して弾に向ける。
「何がだ?」
「だから、お前としては一夏が誰を選ぶと思うんだって話」
弾の発言に先程から無視していたクラス内及び教室の外から聞こえていた見物人たちの一切の喧騒が消えた。
さっきからチラチラとこちらを見ていた視線が消え、代わりにこちらの微かな挙動も見逃さんとする視線が無数に…
所謂ガン見である。こっちみんな。
「一夏と結婚すると仮定してさ、千冬さんにとっては義妹、四季にとっては義姉になるわけだろ。其処らへんお前はどう思ってんのかなぁって」
「何故一番最初に結婚という単語が出てきたのかは聞かないでおくとして、どう思うも何も俺や姉さんが決めることじゃないだろ。アイツを惚れさせた女がそうなるだけだ。」
俺の発言に弾は「まあ、そうなるな」的な表情で頷く。外野が五月蝿いが無視だ無視。
「だけどさ、アレを惚れさせることが出来るのか?校舎の屋上に呼び出されて告白されたのにそれにすら気づかなかった男だぞ?」
「出来なきゃアイツが独身貴族のまま生涯を終えるだけだろう」
弾は納得いかないという顔で不満そうにしている。だから、お前に関係ないだろうに。おい、そこのアホ。カップリングすんな。
「まあ、俺と姉さんの共通見解としては…。今の女尊男卑の風潮に犯されている奴らはアウトだな。あとは物珍しさで近づいてくる奴らも」
俺が周りに視線を向けると殆どの生徒が顔を背けた。唯一の例外としてダブ子がニヘラとこっちに笑顔を向けているぐらいか。
弾もこれには同意見のようで「俺も同じだな」としきりに頷いている。そりゃそうだ。誰が好き好んでゴミとしてしか見ないような女と結婚したがるんだか…
視線の尽くを無視している俺だが、弾は気にしないということは無理なのか、周りを気にして気まずそうにしている。無視すればいいものを…
そんな弾を放っておいて俺はディスプレイに視線を戻し、再びデータを目で追う。おい、誰だ俺のことを総受けにした奴!?
「ま、俺も一夏もお前も姉さんとアリサちゃんクラスの美人は見飽きてるからなぁ…」
「アリサさんと千冬さん以上の美人なんているのか?」
「いないだろう。つまりは俺たち3人を
その瞬間、周りで俺たちの行動を伺っていた女子全員が無言で崩れ落ちた。
ダブ子は周りに付き合って崩れ落ちた真似をしていたが、首を傾げてこっちを見る。いや、こっち見んな。
弾はこの光景に入学前まで興奮したように燥いでいた女子高への妄想が砕けたような濁った目で「うわー」と棒読みで口にしている。
「織斑先生以上…どうすれば……」
「あの二人以上の美人?いるわけないじゃない…」
「私の美しさが……崩壊していく…」
「今日のお昼はカレーうどんにしよう」
「え、じゃあ私天ざるにする」
「私はスープ・ウ・ダンヌゥにするよ」
「何それかっこいい」
絶望していたと思ったらお昼ご飯の話になってた。女って強いよね。姉さんとか怖いだけだけど…
既に全員が立ち上がってワイワイと思い思いに昼飯の話をしている。麺類にする者、定食にする者、丼にする者。果てしなくどうでもいい。
「そういや、四季は昼飯どうするんだ?」
「食うけど?」
「いや、そうじゃなくて…」
「いつもどおり」
「よく太らないよな。一食4000kcal以上だろ?」
弾の発言に、今まで姦しく耳障りだった喧騒が止んだ。いや、こっちみんな。
「ああ。俺も一夏も姉さんもいくら食っても太らない体質だからな。ダイエットとか贅肉とか断食とかやったこともないしする必要もないね」
俺の発言に女は憎々しげにこちらを睨んでくる。いや、だからこっちみんなよ。
流石にこれにはダブ子も頭に青筋立ててこっちを睨んでくる。いや、ガン飛ばしてくんなよ…
流石は現役メイド。鋭い眼光です。姉さんとアリサちゃんには遠く及ばないものの…
てゆうか、お前の場合は全部胸に行ってるだけで、太ってないだろダブ子。体重が増えても胸が重くなっただけだ、安心しろ。え、ダメ?我侭な奴だな。
そんなこんなをしている内に休み時間も終わり、野次馬は帰り、一夏と箒も帰ってきた。未だに少数の
「ではここまででわからない人はいますか?」
山田先生のかなり砕いた感じの馬鹿でも理解できそうな説明が終わり、念のためいないとは思うけど万が一いたらどうしようという顔で山田先生がクラスを見渡す。
挙げられている手はただ一人のもの。|唐変木と鈍感を無量大数で煮詰めて八百万した男《ただのアホ》、織斑一夏ただひとり。
「では織斑君。どこかわからないところがありましたか?」
ダメ男と結婚した妻のような顔で一夏に質問する山田先生。教師の鏡というよりは最早天使の領域だろう。
「はい。ほとんど全部わかりません!」
山田先生の顔が引きつった。天使でもこのバカをどうにかするのは無理だったようだ。
「えっと…。では今の段階でわからない方はいますか?」
顔を引きつらせながらもクラスを見渡して質問をするも、その数はない。一夏ただひとりがわからない。
「え?弾、お前わかるのかよ?」
「四季から叩き込まれたから、一応って程度には。てかお前、入学前に必読って書いてあった電話帳並みの冊子読んでないのか?」
「電話帳と間違えて捨てた」
一夏の馬鹿な発言に今まで黙っていた姉さんも額に青筋を浮かべて出席簿で一夏の頭を叩いた。スパーンと。
姉さんの眼光が俺に向くが、俺は首を横に振る。
「3回目まではちゃんと戻した。キチンと必読するようにも言った。なのにこの馬鹿は4回も捨てやがったんだぞ?これ以上面倒見切れんわ。仏の顔も三度までだ。」
俺の発言に姉さんは無言で一夏の頭を三度叩く。自業自得だ。
なんであいつは4回も同じ間違いをしたんだ?我が弟ながら不思議でならん。クラスの一部が、織斑君羨ましいとか言ってるがんなもん知るか。
「すいません…」
一夏の口から漏れ出るように謝罪の言葉が出るが、遅すぎるわ。
「後で再発行してやるから一週間で覚えろ」
「え、あの厚さはちょっと無理」
「やれ」
「はい」
姉さんに口答えするとか一夏も勇気あるよなー
ああいう部分は尊敬でき…ないな。
結果、一夏は山田先生と放課後の個人授業(意味深)を受ける羽目になった。また毒牙にかけるのか。これで何人目だよ。
いろんな意味で果てしなく不安だ。
しかもさっきからヌルから通信が入ってくるが授業中なのでふつうに無視。
通信機、携帯、ISの全部にかけてくんなよ…
次回、セッシー(笑)
さて、イギリス終了してあげようかな。
アーサー王の生まれ故郷だしそれなりに手加減はしよう。
でもFGOやってないんだよな…
艦これで手一杯だし。