早く原作に入りたい。
なら書くしかないよな…
今回は他作品キャラという名のオリキャラが出ます。
『超ラノベ大戦Ⅲ』の完全勝利の翌日、俺は姉さんと一緒に市内にある国立病院に来ている。
国が直接運営している病院で、IS関連の事故などで怪我したものが行くところだ。
後はISの技術を使った新型医療の研究所でもある。
俺は新型医療の一つ、『IS技術を利用しての新型人工臓器・義手・義足・筋肉の研究及び治療』の患者第一号である。
因みに患者の部分をモルモットに変えると姉さんと束姉がマジギレするので気をつけなければならない。
束姉と失踪する前に俺のことをモルモットと評した研究者がいたんだが、今はゲイバーで働いているらしい。
一体何があったのかは怖くて聞けないので割愛する。
「なんかまたでかくなってない?」
俺の最後に見た病院の姿よりも一回り大きくなっている。
「IS医療の幅が広がっているからな…
今まで治療不可能と言われていた難病の数が年々減っていっているからその御陰で増改築の連続だ」
そう…ISはなにも兵器としての面しかないわけではない。
元々は宇宙へ進出するためのマルチパワードフォームスーツだ。
確か、そのはずだ。
ISは束姉が作り上げた、既存の技術を塗り替えるような技術が使われている。
それを利用しての医療技術の発展…
他にもエネルギー問題の改善や温暖化の対策、各種電子機器の小型化等等…
挙げればキリがないほどに利用されているのだ。
利用といっても束姉が主導になって技術を各分野に提供していたから特に問題といったような問題は皆無なんだが…
その御陰で医療分野の研究がまたもや進んだようで病院を増改築する羽目になったそうだ。
確か地下12階まであったはずなんだが…
そっちも増改築されてるんだろうなぁ
「そんで先生が捕まったって聞いたけど、何やったの?」
なんでも俺が失踪中に捕まったらしい…
「ああ、大車先生か…病院の予算を使い込んでいたらしくな…」
「ああ。だからバレないようにしておけって言っといたのに…」
あんなに使い込んでいたら速攻でバレるに決まっているだろうに…
まあ、あの先生の目はいやらしかったしな…
診察してる時なんていっつもハァハァしてたから、さりげに貞操の危険を感じた。
勿論後ろの危険だ。
「新しい先生ってどんな人なの?」
大体の予想はついてるけど外れて欲しい。
俺はあの人が苦手なので…
姉さんより怖いんだぜ…?
「お前の予想通りの人物だろう…」
姉さんが苦笑しながら俺の頭をワシャワシャと撫でてくる。
「うげぇ…」
思わず声が漏れてしまった。
マジかよ…
あの人かぁ…
束姉ですら苦手と言っていたからな…
「なんですか、その声は?」
げっ!?
後ろに振り返ると赤系等のフォーマルスーツの上に白衣を着た綺麗な銀髪の女性がいた。
「あ、アリサちゃん…いでっ!!」
殴られた…というよりは拳骨が落とされた。
「年上に向けてちゃん付けですか?
……ドン引きです」
姉さんの本気の拳骨に勝るとも劣らない威力だった。
頭を抑えて蹲ることしかできない。
「こうやって会うのはモンドグロッソ以来か?」
「ええ、アノ時は負けましたが次はありませんよ?」
俺を放置して握手する二人。
あ、そういえばアリサちゃんはロシア代表だったな…
あれ?なんでここにいんの?
「ほら、いつまでしゃがみこんでいる気ですか?」
アリサちゃんに半強制的に立ち上がらせられる。
「ああ、もう。男の子なんだから泣かないでください。」
泣かしたのはアリサちゃんだからね!?
後、泣いてない!!
泣きそうになっただけでまだセーフです!!
だから、頭を撫でるな!!拳骨された部位が現在進行系で痛いから!!
そんなこんなでいつまでたっても痛みで立てなかったので、痺れを切らしたアリサちゃんに引きずっていかれました。
どこにって?
アリサちゃんに割り与えられた研究室兼診察室兼自室だよ。
入った途端に異臭がした。
そういえば、アリサちゃんって姉さんと同じで家事ができない人種だったな…
「掃除ぐらいしなさい!!」
「してますよ。……半年に一度ぐらいは」
いやいや…
「せめて、週一でお願いします」
「そんな時間はないわ」
忙しいのはわかるけどさ…
「というか、俺が前にロシアに
「ああ、あれならすぐに壊れましたよ?」
ちょっと待て!!
アレって俗に言う『ゴミ屋敷』みたいな部屋でも新築同様にまでビフォーアフターできるんだぞ!?
どうやって壊したんだ!?
つまり…アリサちゃんの部屋は『ゴミ屋敷』以上ということに…
どうしよう…こんなところで診察とかどんな罰ゲームだよ…
「それで、体の調子はどうなんですか?」
「え?ああ。特に変わりはないよ?」
アリサちゃんは医療用スキャナのタッチパネルでスキャナを操作しながら聞いてくるがこっちはそれどころじゃない…
ヤバイ。前に上げた奴よりも更に強力なものを用意しないと…
「肝臓部分に劣化が確認。左腕の人工筋肉も各所に劣化が見られますね…
近いうちに取り替えますよ?」
また手術か…
「はーい」
「千冬は四季の入院手続きをしてきてください。既に受付には伝えてあるので…」
「ああ、わかった。」
いつ知らせてかって?俺もわからない。
スキャナの操作しかしていないはずなんだが…
病室の窓から見える景色は相変わらず夏特有の青々と茂った木々に空高く澄み渡るような青空だった。
ただ、最近はセミの鳴く声が減ってきていた。
それもそうだ。今日は8月29日…もうすぐ夏休みも終わり、学生どもは夏休みの宿題をやっていなくててんやわんやだろうな…
そう思うと、胸がスーっとする。
「へっ!!ざまぁ!!!」
「いきなり叫ぶな、鬱陶しい」
姉さんに怒られた。
それもそうだ。
「お前今、熱が何度あるかわかっているのか?
40度だぞ?調子に乗ってないでさっさと直して学校に通え。この愚弟が」
「すんません、姉上」
生まれつき体が病弱なために、手術後は長期の高熱に魘されるのだ。
まあ、もうすぐ終わるだろう…
何故かって?勘だよ…
「くだらんこと考えてないで寝ろ」
なぜバレたし…
まあ、ここは大人しく寝ておこう。
初日から休みとか洒落にならん。
病室には俺と姉さんの他には誰もいない。
もうすぐアリサちゃんが診察に来るだろうけど…
「「お邪魔しマース」」
先に一夏とプラマイゼロが来たようだ。
「おー」
「静かにしろよ」
俺と姉さんの挨拶に3人は静かに入室する。
「四季、具合は?」
「任せろ。絶好調でダルイ…」
「ダメダメね」
「早く良くなってくれよ。こないだの時よりラノベの数増やしたからな。
次は俺が勝つ。」
あー、ラノベ大戦の話か…
「おー」
正直返事するのもだるい。
「入りますよ」
あ、アリサちゃんも来た。
いつものように上着を脱いで聴診器の冷たさに安堵してると、姉さんが見ていたドラマがいきなりニュース番組に変わった。
『ここで突然ですが臨時ニュースをお伝えします』
「ちっ、いいところで…」
まあ、気持ちはわかるけどね…
『ISの生みの親の篠ノ之博士が発見されました』
「「あー、わざとだな…」」
俺と姉さんとアリサちゃんの言葉が重なる。
学生トリオは驚いてニュースにめが釘付けになっている。
テレビの画面が変わって、記者会見のような場所が画面に撮される。
『えー、最初にひとつだけ注意しておくけど、今ここにいるのは束さんであって、束さんじゃないんだ。
まあ、メッセンジャーと思ったくれたまえ。あーっはっはっはっはっは!!』
記者たちが絶句しているが束姉の言葉が続く。
『えーとね、実は言い忘れていたことが一つだけあってね。だからこうして政府を脅し…じゃなくて、頼んで全国放送してもらったんだ。
あ、間違えた世界配信だった。えへへ。』
記者たちが我に帰ってレコーダーを起動させて一字一句聞き逃しまいとする。
『実はね、ISは束さんが一人で作り上げたものじゃないんだ…』
束姉の言葉に悪寒が走る。あ、これアカンやつや。
会場の記者たちも驚きざわめいている。
『もうひとりいるんだよ。ISを生み出した人間がね』
記者たちは聞き逃さないように全員が黙りこくった。
『その名は、織斑四季。
世界最強のIS操縦者、織斑千冬の弟だよ』
その瞬間世界に俺のことがバレた。
「あの馬鹿絶対に殴る。顔面にロケットパンチしてやる…」
俺の口から洩れた言葉に姉さんや一夏達がこっちを向く。
「俺の平穏を返せ、コノヤロー…」
天災は俺の平穏を奪って消えました。
下乳スタイルはエロい。
しかも二十代前半というか成人したて。
たまらんな(ゲヘヘ
次回はだいぶ飛ぶかも。
夏休み明けての転校シーンやろうかと思ったけど止めた。
取り敢えず楯無さんだそう。そうだ、そうしよう