宿題って何であるんですかね?
「宿題は学生の本命ですから当たり前です」
げっ紗夜さん来ちゃった...
それでは本編どうぞ!
「Roseliaの曲って何があるんですか?この前のライブではBLACK SHOUTしか聴けなかったから分からないんですよ」
「そうね...何か紙はあるかしら?」
「ここにありますよ」
「ありがとう」
俺が湊にRoseliaの持ち曲を聞いてみると
BLACK SHOUT、Re:birthday、熱色スターマイン、ONENESS、Opera of the wasteland、陽だまりロードナイト、LOUDERの7曲だった。今までに色々と衝突もあったらしいが乗り越えて来たみたいだ
「これ全部友希那さんが作ってるんですよね?」
「LOUDERは元々父の曲なの。それを私たちがカバーしたのよ」
「へぇ〜。中々いい曲じゃないですか」
「あっありがとう///」
「おっ友希那照れてる〜」
「てっ照れてないわ!それより練習を始めましょう」
「なら2、3曲合わせてください。それから個人で見てもう1回合わせる。これを繰り返せば確実に修正できるので」
「分かったわ。じゃあ最初は熱色スターマインからやりましょう」
「「「「はい!」」」」
「さて、どんなものかな」
「聴いてて楽しいですよ。お兄様もすぐに分かります」
柏に言われて更に期待は上がった
そしてあこのカウントで曲が始まった
〜♪〜
何でだろうな...こいつらの曲を聴くと気持ちが高ぶるのは
「どうだったかしら?」
「とても良かったですよ。ただ、氷川さんがサビでワンテンポ遅れたのと白金さんが間奏で1回音外してたのでまた後で練習しましょう」
「分かりました」
「頑張り...ます」
「あっ俺キーボード1番得意なんで大丈夫ですよ?ギターは...ごめんなさい」
「貴方のギターも聴いたことあるけどあのレベルで苦手とか言うんじゃないわよね?」
「俺ギターマジで苦手なんですけど...」
いやこれ本当だからね?ギターのチューニング毎回奏斗に頼んでたくらいだよ?
「花梨はどう感じたかしら?」
「前に言ったことは修正されていたので良かったです。ベースも格段に良くなってますし」
「お前の仕業か、リサさんが上手くなってるの」
「仕業とか人聞きの悪いこと言わないでください。それより新しい弦はどうですか?」
「お陰様でとても扱いやすいです!」
「友希那さんは大したミスもなかったのでこの調子で頑張ってください」
「ありがとう。じゃあ次は...」
Roseliaの練習、何故か
「お兄様?顔色いつもより良くなってますけど大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。では次お願いします」
細かいことは気にしない。やるからには全力でやろう
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その後はLOUDERとRe:birthdayを合わせてやってもらい各自ミスしたところを確認してから俺と柏で教えていたのだが...ギターの教え方が全然分からん
「ギターってどう教えればいいんだ?」
「私に聞かれても...とりあえず翔さんもやってみてください」
「ギターお借りします」
「どうぞ」
ギターなんて本当に久し振りだな。多分3年ぶりくらいだろう
覚えてる限りの感覚を呼び起こし氷川がずっとミスしているところを弾いてみたら案外簡単にできた
「凄い...本当に苦手なのですか?」
「冗談抜きで苦手です。チューニングなんか毎回奏...そうじゃん彼奴いたわ!」
「え?」
「ちょっと待っててください!」
忘れてた。此処にはギターに関しては最強の彼奴がいるじゃないか
俺は隣の第一スタジオに突撃して
「琉太!いるか!?」
「しょっ翔?どうした急に?」
「とりあえず来い!」
「えっ何々?ちょっ痛い!腕もげる!」
Afterglowの面子は困惑してるけど少し我慢してもらおう
「悪りぃ、琉太借りるわ!」
そして奏斗を引っ張ってRoseliaのいる第二スタジオへ戻る
「氷川さ〜ん連れて来ましたよー!」
「えっと...こんにちは」
「せっ妹尾さん!?どうして此処に?」
「隣にいるAfterglowの面倒見てたんですけど、急に連れて来られました」
「琉太、氷川さんにギター教えてあげてくれ。俺じゃ無理」
「それは構わんけど彼奴らどうすんの?」
「向こうは俺が行くから少し頼むわ!」
「ハァ...了解」
奏斗がいて良かったわ。とりあえずAfterglowのところに向かうか
「ヤッホー」
「翔?さっきはどうしたの?急に琉太を連れて行って...」
「俺は隣でRoseliaの練習に付き合ってたんだけどギターの教え方が全然分からなくてな。それで急遽入れ替えさせて貰った」
「そうなんだ。大変だね2人とも」
「それよりモカは大丈夫なのか?」
「//////」
モカは急に顔を赤くして俯いてしまった。俺嫌われた?
「大丈夫、モカは翔が急に来て恥ずかしくなってるんだよ」
「はい?」
意味が分からん。何故俺が来て彼奴が恥ずかしくなるんだ?
「実はな...」
「あははは!なんだよそんなことで悩んでたのか!?」
「そんなことって...しょ〜君酷〜い」
「俺は嫌いなやつとは絶対関わらないから大丈夫だ。それより今どういう状況?」
「今それぞれのミスを確認して琉太に教えて貰ってたんだけど」
「そっか。じゃあもう1回合わせてくれ」
「分かった。みんな、準備はいい?」
「モカちゃんはいつでもいいよ〜」
「私も大丈夫だよ!」
「アタシもだ!」
「私もいいよ」
「それじゃあ行くよ!」
〜♪〜
Afterglowの音も中々のものだな。特にギターの2人は奏斗が教えてるだけあって前聴いたときよりかなり上達してる
「どうだった?」
「前のミスがどこだったかは知らないが、目立ったミスもなくて良かったよ。ただ、巴が走り気味になってそのせいで全体的にテンポが速くなっちゃったからそこ気を付けろ」
「うっすまん...」
「まぁ上出来だ。Roseliaにも劣らないんじゃないか?」
「当たり前でしょ」
「じゃあ各自自分がキツイと思うところを教えてくれ。できる限り俺が直してやるから」
「分かった。それなら此処なんだけど...」
早速蘭が質問して来たけど俺ギターはな...仕方ない
「俺ギター苦手だからちょっと貸してくれ。口で言うよりは見せた方がまだできる」
「そうなんだ...お願い」
「此処の部分は、こんな感じかな」
そう言いながら教えていく...難しいな
俺はギターのコーチに苦戦しながらもAfterglowの面倒を見た
紗夜side
私は急遽妹尾さんにギターを教えてもらうことになった。翔さんはギターは苦手と言っていたがそれにしてはレベルが高い
「妹尾さんはフェスではギターをやっていましたよね?得意なんですか?」
「えぇ、Xaharの中では1番できると思います。ドラムは苦手ですが」
「そうなんですね。それで、此処の部分なんですけど...中々指が追いつかなくて」
「此処か...これできる人はそうそういないですよ。これはこんな感じでやれば多少楽になります」
彼に言われた通りにやってみると簡単にできた
「凄い、こんな簡単に」
「紗夜さん飲み込みが速いな。俺すぐに抜かれそうだな」
「貴方には到底及びませんよ。でも、フェスに出るならそのくらいの実力はなければいけませんね」
「実力だけなら十分出れるんですけどね」
「やはり...翔さんの言っていた私たちに足りないものが」
「そうですね。まぁそこに関しては何も言えません」
「分かっています。これは自分たちで気付かねばなりませんから」
「紗夜さんはいつからギターやっていたんですか?これ程の実力だと相当なセンスと努力を要したでしょうに」
「家でも毎日やってるので。近所迷惑になるのでアンプには繋げませんが」
「どうしてそこまで?自分で言うのもあれですが、紗夜さんは俺とほぼ同レベルだ。基礎練習をしっかりやっておけば紗夜さんに勝てる人なんていないのに」
「確かに並の人には負けないかもしれません。けど1人だけ、日菜がいるんです」
「日菜さんが?」
「日菜は天才で見たものをすぐに自分のものにする才能を持っていました」
「凄いな」
「私は日菜に負けたくないという思いでたくさんの習い事をやって来ました。ですが日菜は私の真似をしてすぐに私を越えていって」
「私がギターを始めた理由はこれなら日菜に勝てると思ったからです。それなのに...」
「彼女がアイドルバンドとしてデビューしてギターをやるようになったと」
「はい。ギターだけは真似されたくなかったのに...」
「俺は日菜さんの音を聴いたことはないから分かりませんが少なくとも俺は紗夜さんの音が好きですよ」
妹尾さんは柔らかい笑みで言ってきた。その顔に恥ずかしながら見惚れてしまった
「!あっありがとうございます///」
「後は何かありますか?」
「1つお願いがあるのですが」
「何でしょう?」
「これからも、私にギターを教えてくれませんか?」
「それは個人レッスンをして欲しいと?」
「ダメ...でしょうか?」
「そこまで言われたら断れませんね。いいでしょう」
「ありがとうございます!」
「ただし、俺はAfterglowとの約束があるのでそっちが優先になりますが」
「それでも構いません。あの、連絡先交換しませんか?お互いの予定をあわせておきたいので」
「分かりました」
私は彼に連絡先を渡してその場で登録した
「では細かい予定は後で連絡します」
「俺基本此処でバイトしてるか家にいるかのどっちかなんでAfterglowがいるとき以外は行けますから」
「1人で此処に来るときもあるのでそのときまたお願いします」
「了解です。花梨!そっちはどうだ?」
「あれ?何で琉太さんがいるんですか?ていうかお兄様は何処へ?」
「ギターの教え方が分からんからって連れて来られたんだよ。翔はAfterglowの所にいる。俺は戻るから」
「琉太、ありがとう」
「湊さんも頑張ってくださいね」
「えぇ」
そう言って妹尾さんが戻って行った。それと同時に翔さんが戻ってきた
「ただいま戻りました〜。氷川さんどうでした?」
「お陰様で彼に個人レッスンを頼めましたよ」
「そうですか。頑張ってください」
「翔も戻ってきたし、さっきやった曲を最後にもう1回合わせてやりましょう」
「「「「はい!」」」」
この後やった曲は最初よりも格段に良くなっていた
読了ありがとうございました!
☆10評価して下さった伊咲濤さん、ありがとうございました!
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