死神と歌姫たちの物語   作:終焉の暁月

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なんだか最近ガルパガチャ運なさすぎる気が...


第2話

「さて、何食べる?」

 

俺たちは今ファミレスに来ていた

 

「私はこのチーズインハンバーグにしますね」

 

「じゃあ俺は若鶏のグリルかな」

 

俺が呼び出しボタンを押そうとすると店員さんが来てくれた。エスパーなのか?すると

 

「申し訳ありませんお客様。ただいま別のお客様が来ておりまして相席になってしまいますがよろしいでしょうか?」

 

「向こうがいいならいいですよ。お前もいいか?」

 

「構いませんよ。せっかくお兄様と二人きりだったのに…

 

「ありがとうございます」

 

そう言って店員さんは呼びに行った。面倒くさいやつじゃなきゃいいが…てか柏がめっちゃ機嫌が悪いんだけど

 

すると相席となる人達がやって来た…のだがその人物は俺が驚くには充分だった

 

「お邪魔するわ」

 

「あっどうも」

 

さっき演奏をしていたRoseliaだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Roseliaの人達が来たのはいいけど無言だな…人と話すのは嫌いだけど

 

「では今から反省会をやるわよ」

 

ボーカルの人がいきなりそんなことを言い出した

 

「えっ俺らがいるのにそんなことやっちゃって大丈夫ですか?」

 

「だってさっき貴方ライブに来ていたでしょう?」

 

何故分かった。するとギターの人が

 

「髪の色ですぐに分かります」

 

と言ってきた

 

ちなみに俺も柏も髪は真っ白、確かに分かりやすいかもしれん

 

「それに客観的な意見も聞いておきたいわ」

 

「…分かりました。」

 

俺がそれぞれの良かったところ悪かったところを指摘すると皆驚いていた。柏も少しだけミスを指摘していた。まだ機嫌が悪いけどどうしたんだ?

 

「貴方…一体何者なの?」

 

「確かに…自分たちでは把握できなかった部分まで、お名前をお聞きしても?」

 

ギターの人が名前を聞いてきたので俺は普段使っている偽名を名乗った

 

「神道翔《しんどうしょう》です」

 

「妹の神道花梨《しんどうかりん》です」

 

「「!?!?」」

 

ボーカルとギターの人がめちゃくちゃ驚いていた

 

「貴方が…まさかあの?」

 

「へ?友希那知ってるの?」

 

ベースの人がボーカルの人に聞くとギターの人が説明をした

 

「彼らは三年前“FWF”で優勝をした“Xahar”のメンバーよ」

 

「「「えぇ!?」」」他の三人も驚いてるようだ。テイウカバレタ

 

「ご存知だったんですね俺らのこと」

 

「勿論よ。私はあの演奏をテレビで観ていたもの」

 

「そして神道君に頼みたいことがあるの」

 

「何ですか?」

 

「Roseliaのマネージャーになって欲しいの」

 

俺の脳内に爆弾がおとされた。しかし俺は

 

「お断りします」

 

「何故かしら?」

 

「今の俺にそんなことをする資格はない。ですがこれだけ言っておきましょう」

 

「何かしら?」

 

「今の貴女たちには絶対的に足りないものがある。もしFWFに出るつもりならそれを見つけ改善することですよ」

 

「分かったわ。必ず貴方たちを越えて見せる」

 

「楽しみにしてますよ」

 

そう言って俺らは席を立ち会計を済ませた

 

「よかったんですか?」

 

「何が?」

 

「その、今まで生き甲斐を見つけることができなかったお兄様がやっと道を見つけたのかと思ったのですが」

 

「俺にそんな資格はない。本来なら生きることも許されてない。俺は生かされてるだけだ」

 

「そんなことは…」

 

「俺は今を生きる、これからも宜しくな柏」

 

「はい!」

 

「だから抱きつくな!」

 

お兄様の鈍感...

 

「何か言ったか?」

 

「何でもありません!」

 

「えぇー」

 

 

 

次の日

 

「さて、今日から学校か…面倒くさ」

 

「おはようございます」

 

「おはよう柏。寝癖凄いことになってるぞ」

 

そう言って柏の頭を撫でる

 

「ふぇ///」

 

「朝飯作るから待っててくれ」

 

「...分かりました///」

 

 

十分後

 

「できたぞー」

 

今日の朝飯は食パンにスクランブルエッグと味噌汁だ

 

「いつもありがとうございます。私もこれくらいできればいいのですが...」

 

「気にするな。お前にはいつも救われてるお礼だ」

 

「...分かりました」

 

「食べたら行くぞ」 ピンポーン

 

「?誰でしょうか?」

 

「あぁ、多分あいつだろう...」

 

「出てきますね」

 

「頼む」

 

「はーいどうぞー」

 

「お邪魔するぞー」

 

「来たか奏斗、飯できてるからお前も食え」

 

「咲夜の飯だよっしゃー!」

 

俺の家に来たのは幼馴染の宮本奏斗。俺の本名を知っている数少ない人物だ。ちなみにこいつも偽名を使っている

 

「そこまで大袈裟にしなくてもいいだろ...」

 

「だって美味いし、それより学校大丈夫か?偽名で通せたか?」

 

「まぁ理事長が俺の親戚だし大丈夫だろ。うちの財力舐めんな」

 

何を隠そう俺の家は世界の財閥トップ5通称ゴッドファイブのトップ月読命財閥である

 

「爺さんには言ったのか?」

 

「婆ちゃんに頼んどいた。一応大丈夫だ」

 

「なら良し。俺ら入学式で何か言わなきゃいけないんだろ?早くしようぜ」

 

「そうだな」

 

俺たちはさっさと飯を食い学校に向かった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

奏斗side

 

俺たちは今咲夜の家を出て羽丘学園に向かっている。ちなみに柏は中等部に編入だ

 

「学校か...楽しめるといいな」

 

俺がそう言うと

 

「俺は生きてる意味がないからな...適当に過ごすよ」

 

「っ!」

 

幼馴染としてそれは一番辛い。咲夜には昔から世話になってるしもっと前向きに考えて欲しい。俺と咲夜は子供の頃重い罪を犯し世間から非難を受けた。どれもこれも原因はそれぞれの親であり親が捕まった際親戚は誰も庇ってくれなかった。その時俺たちは世界の残酷さに気付き咲夜は感情を失った。

 

「...お兄様

 

ほら見ろ柏も悲しそうな顔してるじゃねぇか

 

「お前また柏を泣かせる気か?」

 

「...ごめん」

 

俺の目標は咲夜に生きる道を見つけさせることだ。俺は人に迷惑をかけた分人を楽しませて生きたいと思う。そのためにバンドも組んだのだから...

 

「次柏を泣かせたら許さんからな」

 

「分かってる」

 

こいつは前に同じことを言って柏を泣かせたことがある。柏は咲夜に生きる道を見つけて欲しくて頑張ってたのにそれを無駄にするようなことを言ったのでとりあえず殴った

 

「最低限正体がバレないようにしないとな」

 

「そうですね。お兄様たちは入学式で何か言わなきゃならないのですから急ぎましょう」

 

「だな」

 

俺たちは早足で学校に向かった

 

 

 

柏side

 

私たちは家を出て学校に向かっている。お兄様と奏斗さんは羽丘学園の高等部に入学するので私はそこの中等部に編入だ。

 

「学校か...楽しめるといいな」

 

奏斗さんがそう言うとお兄様は

 

「俺は生きてる意味がないからな...適当に過ごすよ」

 

と言った

 

思わず私は泣きそうになってしまう。前に同じことを言われ私はお兄様に抱きついて泣いたことがある。お兄様に生きる道を見つけて欲しくて頑張ったのにそう言われたことに悲しくなってしまったから。その時は奏斗さんが思いっきり殴っていた

 

「お前また柏を泣かせる気か?」

 

「...ごめん」

 

私の目標はお兄様に生きる道を見つけてもらうこと。これは奏斗さんと約束したことだ。どんな手を使おうとこれだけは譲れない

 

「次柏を泣かせたら許さんからな」

 

「分かってる」

 

「最低限正体がバレないようにしないとな」

 

「そうですね。お兄様たちは入学式で何か言わなきゃならないのですから急ぎましょう」

 

「だな」

 

私は改めて目標を達成させる決意を固めた

 

 

咲夜side

 

「着いたな。じゃあ柏、また後でな」

 

「はい。お兄様も頑張ってくださいね」

 

「あぁ」

 

まずは理事長室に行かなきゃならない。場所は...彼処の銀髪の人に聞いてみるか

 

「スミマセーンちょっといいですか?」

 

「何かしら...って貴方神道君!?」

 

「みっ湊さん!?」

 

「なんだサク...翔知り合いか?」

 

「この前花梨にガールズバンドのライブに連れてかれてその時演奏していたバンドのボーカルだ」

 

「あーそれ俺も行ったわー。Roseliaの友希那だろ?」

 

「貴方は?」

 

「妹尾琉太だ」

 

「!?てことは...貴方もXaharのメンバーなの?」

 

「なんだ知られてたのかよ」

 

「帰りに花梨とファミレス行ったら相席になってな、感想言って名前聞かれたんで答えたらバレた」

 

「男子生徒が入るって聞いたけど貴方たちだったのね。それでどうしたのかしら?」

 

「理事長室に行きたくて、場所が分からなくて...」

 

「それなら昇降口入って右に奥に行った方にあるわよ」

 

「ありがとうございます」

 

「湊さんは二年ですか?」

 

「そうよ。貴方たちは一年なのね」

 

「はい」

 

「少し神道君と話がしたいのだけど...」

 

「いいですよ。琉太先に行っててくれ」

 

「分かった」

 

「それで話とは?」

 

「この前貴方に言われた言葉...あの意味が頭から離れないのよ」

 

「Roseliaに絶対的に足りないもの...ですよね?」

 

「えぇ」

 

「まぁ難しい問題でしょう。少しだけヒントを教えましょうかね」

 

「Roseliaは結成されてからあまり日が経ってないんですよね?」

 

「まぁそうね...」

 

「確かに全員の目標はFWFに出ることかもしれない。だけどそれだけでは叶わない」

 

「どういうことかしら?」

 

「これ以上は言えません。後はご自分でお考えください」

 

「ありがとう。最後に一ついいかしら?」

 

「なんでしょう?」

 

「これからたまに私たちの練習に付き合って欲しいのだけど...」

 

「それほぼマネージャーになってと言ってるのと同じですよね?」

 

「ごめんなさい...でも貴方がいると成長できると思うの」

 

「まぁいいでしょう。その代わり無駄だと思えば一生行きませんよ」

 

「構わないわ。ありがとう」

 

「頑張ってくださいね」

 

「それと...私のことは名前で...

 

「はい?」

 

「わっ私のことは名前で呼んで欲しいのだけど///」

 

「?いいですよ。これからよろしくお願いします友希那さん」

 

「よろしく翔」

 

「では僕から一つ忠告しておきます」

 

「何かしら?」

 

「あのギターの人、氷川紗夜でしたっけ?あの人は注意した方がいいですよ」

 

「何故?」

 

「心に深い“(悩み)”を抱えている」

 

「...分かったわ」

 

「ではまた」

 

「えぇ」




いつの間にかUAが500超えてる...ありがとうございます!
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