ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
戦兎「なんと?」
みらい「バイキング!」
戦兎「食べるんかい!もっと良い内容だと思っていたんだが…」
みらい「作者の中学生の頃の修学旅行を元に話を作ってるから許してね」
戦兎「はぁ…第13話どうぞ…」
修学旅行最終日の朝、皆より早く起きた俺は着替えを済ませて必要な荷物をリュックサックの中にしまう。そして色んなものが詰まっているボストンバッグの横に並べて、いつでも部屋を出れる状態にした後、集合時間近くになるまで待ち続けた。
約20分後、集合時間の近くになったので俺はリュックサックを背負い、ボストンバッグを右手に持ちながら同室の同級生と部屋を出ていく。集合して先生の話や宿のスタッフへのお礼をした後、バスに乗り込んでいく。
バスに乗り、自分の席へ行くとみらいがいた。みらいは目をキラキラ輝かせながら付箋が貼られまくった"京都の料理"という本を読んでいた。
「お前ってそんな食いしん坊キャラだったっけ?」
「食いしん坊じゃないけど、今日行く食べ放題にどんな料理があるのか想像しちゃって!」
「どうせまたワクワクもんだぁ!とか言うんだろ?」
「ぷぷっ…!全然、似てない!」
俺はみらいが後に言うであろう言葉を予測し、高い声を出してみらいみたいな感じにワクワクもんだぁ!と言ったが、みらいは似てる!とは言わず、笑いながら俺に全然似てないと言った。
「ってか今日は修学旅行最終日だな、修学旅行どうだった?」
「まだ分からないよ!」
「何で?」
「だって、修学旅行終わってないもん!」
俺はみらいに修学旅行は楽しかったかどうかを聞くと、みらいはまだ分からないと言った。確かに、みらいの言った通り修学旅行が終わるまでは最高かどうかは評価できない。聞くのが少し早かったようだ。
それから少しの間、みらいと話しているとバスが食べ放題のお店に向けて走り出した。俺とみらいはバスが走り始めてすぐに寝てしまった。リコに体を揺すられて起きた時にはバスは既に食べ放題のお店に着いていた。俺とみらいはバスから降りて食べ放題のお店の中へ入っていった。中にはお土産屋や生八ツ橋製造工房などがあった。そして、三階へ上っていき、席に座った後、先生の合図とともに食べ始めた。
「戦兎くん生八ツ橋美味しいね〜!」
「お前どんだけ生八ツ橋取ってきてんだよ…」
みらいのビュッフェプレートを見てみると大量の生八ツ橋が盛られていた。これでは偏った食事になってしまうと思った俺はご飯と味噌汁とサラダを持ってきてみらいの座っている場所の周りに置いた。
「サラダ!?ここまで来てサラダはちょっと…」
「ダメだ!サラダは食べとかないと!」
「…はぁ〜い」
サラダをあまり食べたがらないみらいだったが、俺がサラダは食べなきゃダメだ!と言うと、暗い表情を浮かべながらはぁ〜いと言い、サラダを食べ始めた。そして、皆がお腹いっぱいになった所で食べ放題終了となり、皆は食べ放題終了後、二階にあるお土産屋で家族や親戚にお土産を買っていた。
「リコ、万丈くんには何か買わないの?」
「彼のならとっくに買ってあるわ!」
リコは京ばあむや
一方の俺はみらいが修学旅行に参加しているのにも関わらず、みらいに何か買っていこうかなと考えていた。
俺が手に取ったのは花かんざしだった。みらいが花かんざしを付けている所を想像して良いかも!と思った俺は花かんざしを買った。そして、みらいの両親と祖母に向けては定番である生八ツ橋を買った。
お土産を買う時間が終わり、俺たちは土産袋を両手に持ちながらバスに乗り込んでいく。京都から津成木町まではバスで帰るらしく、何時間かかるか分からないので俺はバスに乗り、津成木町に向けて走り始めた頃に寝てしまった。みらいは俺が寝たのを確認すると、俺の右腕に自分の左腕を組んで俺の右肩に頭を寄りかからせながら眠りについた。
そんな二人の様子を見ていたリコは温かい目でその様子を見ながらフフッ…と微笑む。隣の席のことはもリコ同様に微笑んだ。
そして、それからしばらく経った時、俺が目を覚ますとバスは津成木町を走っており、もうすぐ到着場所に着きそうだった。俺はみらいを起こしてもうすぐ着くぞと伝える。
「…ふわぁぁ」
「やっと起きたか!」
「…どうかしたの?」
「バスから降りたら修学旅行どうだったか聞かせてもらうぜ!」
みらいは可愛いあくびをしながら起きた。まだ起きたばかりで寝ぼけていて現在の場所と状況の把握が出来ていなかった。それから約10分後、バスが到着場所に着き、俺とみらいはバスから降りた。
「みらい、修学旅行はどうだった?」
「最高だった!」
「旅行の中でも何が最高だった?」
「1日目の後半とバスかな!」
「意外な組み合わせだな…なんでそれが最高だったの?」
「戦兎くんの隣にいれたから最高だったの…///」
俺はみらいに何が最高か聞いた所、みらいは1日目の後半とバスが最高だったと答える。何故、その二つが最高だったのかを聞くとそれは、俺の隣にいれたからだとみらいは言う。みらいのその答えを聞いた俺は頰が赤く染まり、しばらくの間、両手で顔を覆っていた。
「ふふっ…戦兎くんこれからもずっと一緒だよ…!」
みらいは俺の耳元でそう呟きながら、俺の赤く染まっている頰にキスをする。
そして帰り道、俺とみらいは手を繋ぎながら朝日奈家に向かって帰っていくのだった。
紅に染まる京都!ワクワクの旅行!編 Fin.
to be continued.......