ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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みらい「前回、私とリコとはーちゃんは自分達がプリキュアである事を隠さず戦う事を決意した!」

リコ「隠さず戦うとはいっても、"プリキュアの力"は必要な時にしか使わないわよ!」

ことは「分かってるよ〜!って事で第17話どうぞ!」


17.冬が来た!クリスマスの準備!

 次の日の朝、みらいはまた俺の病室を訪れていた。窓の外を見ると、雪が深々と降っている。みらいは左手を窓に付けて顔を下に向け、悲しげな表情を浮かべながら俺に話しかけてきた。

 

「…戦兎くん、いつ戻ってくるの?」

 

「あと少しで戻れると思う!だから、そんな悲しそうな顔するな!」

 

 俺は悲しげな表情を浮かべているみらいの頰を両手で包み、笑顔を浮かべる。すると、先程まで暗く悲しげな表情を浮かべていたみらいの顔は次第に明るさを取り戻していき、いつものような笑顔を浮かべるまでになった。

 

「クリスマスまでには帰ってきてほしいな〜!」

 

「安心しろ!クリスマスまでには必ず帰ってくる!」

 

「分かった!私、待ってるね!」

 

 みらいはそう言い、にこやかな笑顔を浮かべながら俺の病室を出ていく。

 

 その頃、朝日奈家では部屋の模様替えが行われていた。万丈はみらいの父親である朝日奈大吉と共にクローゼットからこたつを出していた。

 

「いや〜万丈君がいてくれたおかげで楽にこたつを出せたよ!」

 

「居候させてもらってる身ですし他にも手伝うことあれば手伝いますよ!」

 

「おぉ!それは助かる!じゃあ、物置からストーブを持ってきて!」

 

「分かりました!」

 

 万丈は朝日奈大吉に物置からストーブを持ってきてと頼まれ、玄関の扉を開けて朝日奈家の庭にある物置へ向かっていった。

 

 一方のリコとことはは掛け布団、敷き布団を夏用の物から冬用の物に変えたり、もうすぐクリスマスという事で部屋に飾り付けをしたりしていた。

 

「ふぅ…私達の部屋の飾り付けは大体終わったから次は万丈くんと戦兎くんの部屋も飾り付けをしようかしら!」

 

「はー!いいねー!」

 

 自分達の部屋の飾り付けを終わらせたリコとことはは地下にある万丈と戦兎の部屋へ行き、飾り付けをし始めた。ことはが万丈の部屋に入ると、中にはランニングマシンやベンチプレスの器具があったりした。

 

「うわぁ…毎日鍛えてるのか…って事は海老フライじゃなくて筋肉海老フライなのか」

 

 ことはは近くにあったダンベルを持ってみたが、万丈が持つのに丁度いいくらいの重りがセットされていた為、持ち上げることは出来たものの、すぐに床のマットの上に落としてしまった。

 

「あっ、部屋の飾り付けしなきゃ!」

 

 万丈のトレーニングマシンに夢中になっていたことはは飾り付けをしにきた事を思い出し、部屋の扉にクリスマスリースを飾ったり、壁に飾り付けをしたりしていくのだった。

 

 一方のリコは戦兎の部屋の扉を開けて中に入る。中は万丈のように個性的な部屋ではなく、ネットに載っているような典型的な部屋だった。机の上には1冊のノートがあり、周りに誰もいないかを確認してからノートを開く。すると、ノートには様々な物理法則が書かれていた。リコはまだ中学生の為、物理の事など全く知らなかった。

 

「凄すぎるわ…!お父様やお母様、お姉ちゃんしか分からないような事が書いてある」

 

 リコが俺のノートを読んでいると、誰かが扉のドアノブを回し、中に入ってきた。リコが扉の方へ目をやるとそこにはみらいがいた。

 

「あら、みらい!戦兎くんの所から帰ってきたのね!戦兎くんクリスマスまでに帰れそうかしら?」

 

「うん!クリスマスまでには必ず帰るって言ってた!」

 

「戦兎くんに"告白"するんでしょ?」

 

「うん、まだちゃんと付き合ってほしいって言ってないからね…///」

 

 リコがそう言うと、みらいは頰を赤く染め、顔を少し逸らしながらそう言う。

 

「…ってそんなこと話してる場合じゃなかったわね!部屋の飾り付けをするわよ!」

 

 リコはそう言い、持ってきた箱の中から飾り付け用の物を取り出し、部屋に飾っていく。リコが飾り付けを始めてから少し経ってから、みらいも飾り付けを始めた。

 

 飾り付けを始めてから暫くした頃、外からまた爆発音が聞こえてきた。怪物が現れたと思ったみらい達は飾り付けをやめて朝日奈家の外へ出る。すると、近くにカブトムシのようなツノを持ち、両手にカメラを装着した怪物がいた。

 

「みらい、はーちゃん!いくわよ!」

 

「「うん!」」

 

「「キュアップ・ラパパ!トパーズ!」」

 

 みらいとリコがそう唱えると、リンクルストーン・トパーズがモフルンの胸元部分に挿し込まれていく。

 

「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

 モフルンにリンクルストーン・トパーズが挿された状態でそう唱えると、2人の服装や髪型、背丈が変化していく。

 

「キュアップ・ラパパ!エメラルド!」

 

 ことはがそう唱えると、リンクルストーン・エメラルドがリンクルスマホンという変身アイテムに挿し込まれていく。その後、リンクルスマホンの画面にアルファベットのfを書くと、Feliceという文字が浮かび上がる。

 

「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

 ことはがそう唱えると、みらいとリコの様に服装や髪型、背丈が変化していく。

 

「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

「あまねく命に祝福を!キュアフェリーチェ!」

 

「「魔法つかいプリキュア!!」」

 

 トパーズスタイルに変身したみらいとリコはハンマーを錬成し、怪物に向かっていく。だが、怪物は両手のカメラを使い、フラッシュを発光焚いて自分に向かってくるみらい達の視界を遮る。そして怪物はシャッターの眩しさでみらい達が怯んでいる間に頭頂部にあるツノでみらい達を攻撃する。

 

「「うわぁ!」」

 

 みらい達は木々の方まで吹き飛ばされていく。一方、フェリーチェ に変身したことはもリンクルストーン・ピンクトルマリンを使い、花弁状のバリアフィールドが展開させて攻撃を避けながら怪物の元へ向かっていくが、怪物の強靭なツノにバリアフィールドを破られる。そしてみらい達同様に吹き飛ばされていく。

 

「リコ、みらい、ことは!俺も戦うぜ!」

 

 三人の元へ駆けつけてきた万丈は早速、ドライバーを腰に装着し、ドラゴン型自立行動メカであるクローズドラゴンにドラゴンフルボトルを挿してからドライバーのスロットに挿す。

 

wake up!Cross-Z dragon!

 

 ドライバーからの音声が鳴り響いた後、万丈はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。

 

Are youready?

 

「変身!」

 

 レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。万丈は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。

 

Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!

 

 クローズに変身した万丈は3人を立たせてから3人と共に怪物に向かっていく。怪物が両手のカメラを使ってフラッシュを焚いて相手を怯ませるという攻撃ばかりを使う為、攻撃が出来ずにいた。

 

「そうだ!万丈くん、私がリンクル・アメジストで怪物の背中に繋がるワープを作るから怪物の背中にいったら一気に決めて!」

 

「分かった!」

 

 万丈はそう言い、ビートクローザーの鍔の中央にロックフルボトルを装填して必殺技を発動する準備をする。

 

『スペシャルチューン!』

 

 万丈が必殺技を発動する準備をしている間にリコはリンクルステッキにリンクルストーン・アメジストを挿し込んで技を発動する。

 

「リンクル・アメジスト!」

 

 リコがワープゲートを出すと共に万丈はワープゲートをくぐり、怪物の反対側へ回り込み、ビートクローザーのグリップエンドを一回引いた後、トリガーを引いて必殺技を発動する。

 

ヒッパレー!スマッシュスラッシュ!

 

 ビートクローザーの刀身にカギの形のエネルギーを纏わせて何回も斬撃を繰り出し、怪物を斬っていく。必殺技を受けた怪物は爆発音と共に消えていった。怪物の元となったカブトムシとカメラはそれぞれ元の場所に戻っていった。

 

「さて、怪物もいなくなった事だし模様替えの続きやるか!」

 

 万丈はそう言い、3人より先に朝日奈家に帰っていく。みらいとリコとことはは万丈が帰ってから少し経った後に朝日奈家へ帰っていった。

 

みらいは家に帰った後、戦兎の部屋に寄り、花瓶に挿したシラーの花を置いていく。

 

「戦兎くん、寂しいよ…」

 

 戦兎の部屋のベッドに座り、顔を下に向け、少量の涙を流しながらそう言うだった。

 

 

to be continued......




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