ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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戦兎「お気に入り登録100件超えありがとう!」

みらい「良心的な読者様に支えられたおかげでここまで来る事が出来ました!」

リコ「これからもビルド&プリキュア〜俺と私が創る未来〜をよろしくお願いします!」

万丈「そして作者からのお知らせ!大晦日、元日と2日連続で最新話を投稿します!」

ことは「大晦日の話は17:00、元日の話は0:00に投稿する予定です!」

モフルン「作者からのお知らせは以上モフ!第19話どうぞモフ!」


19.繋がる想い!最ッ高のクリスマス!

 12月25日の今日は待ちに待ったクリスマス。今日、戦兎に告白するみらいはまだ告白する何時間も前なのに頰を赤く染めながら、心臓をバクバクとさせていた。そんなみらいの元にリコがやって来る。

 

「みらい、緊張しすぎよ…」

 

「告白はドキドキもんだよぉ…リコぉ〜私の緊張ほぐす方法ないのぉ〜?」

 

「ないわね」

 

「はぁ…」

 

 全然緊張が解けないみらいはうつ伏せでベッドに寝転がり、枕に顔をぴったりと付けて足をジタバタさせていた。

 

 その頃俺は朝日奈今日子にクリスマスケーキを買うよう頼まれ、町に来ていた。町は雪が舞った影響で辺り一面は雪に覆われており、歩く度にサクッ、サクッという足音がする。

 

「今日はホワイトクリスマスだね!」

 

「そうだね!」

 

 俺が町を歩いていると、話しながら仲良く歩いている一組のカップルがいた。そのカップルを見た俺はみらいとこの雪道を歩いてみたいなぁ…と思っていた。

 

 それから数分後、町の洋菓子屋に着き、俺は6号サイズのケーキを一つとみらいの両親と祖母に居候のお礼としてブッシュ・ド・ノエル買い、洋菓子屋を出て行く。その後、俺は寄り道をする事なく真っ直ぐ朝日奈家に帰っていった。

 

 朝日奈家に帰ると食卓にはいつもより豪華な料理が並んでいる。そんな豪華な食卓の上に更に買ってきたクリスマスケーキとブッシュ・ド・ノエルを置いて食卓は更に豪華になった。

 

「わぁ…!美味しいそう〜!」

 

「だよなぁ〜!早く食いてぇ!」

 

「2人とも、先に食べる前の挨拶をするわよ!」

 

「「いただきます!」」

 

 みらいと万丈はヨダレを垂らしそうな顔をしながらそう言う。今にも料理に食らいつきそうな2人を見たリコは先に食べる前の挨拶をすると2人に言う。いただきます!と食前の挨拶をした後、2人はローストチキンレッグに食らいつく。

 

 料理を食べ終わった後、俺は自分の部屋に戻り、"ある物"を作っていた。その途中、自分の部屋の扉が開く音がした。その音を聞いた俺は慌てて作り途中の"ある物"を毛布の下に隠した。俺の部屋に来たのはみらいだった。

 

「ど、どうした?俺になんか用か?」

 

「戦兎くん、庭に来て!」

 

「分かった…けど何で庭に?」

 

「内緒!」

 

 みらいに庭に来るよう言われた俺はみらいに着いて行き、玄関を出て庭に行く。俺は庭で2人きりならプレゼントを渡す絶好のチャンスだと思い、ポケットからフルボトルの入った箱を取り出してみらいに渡した。

 

「みらい、プレゼントだ!」

 

「…これは?」

 

「開ければ分かるさ」

 

 俺にそう言われたみらいは箱の紐を解き、蓋をあける。箱の中に入っている魔法使いフルボトルを見たみらいは喜びの表情を浮かべていた。

 

「わぁ…!戦兎くんが持ってたやつだ!前はダメって言ってたのになんでくれたの?」

 

「実はな、この世界で初めてお前に会った時、その"魔法使いフルボトル"が光ったんだ。最初は気のせいかと思ったが、三番勝負の時にことはが"自分は魔法使い"と言った事やみらい、リコ、ことはの三人に近づく度に魔法使いフルボトルが光るのを見て確信したんだ。お前らが魔法使いフルボトルを持っていれば何かが起こると…」

 

「触れば何かが起こるかも!」

 

 フルボトルを渡した理由を聞いたみらいはそう言いながら魔法使いフルボトルに触れる。すると、赤色だった魔法使いフルボトルの配色がピンク、紫、緑色に変わった。

 

「やっぱりな…」

 

「戦兎くんこんなワクワクなプレゼントありがとう!」

 

「もう一つプレゼントが…」

 

 俺がもう一つプレゼントがあるとみらいに言おうとしたその時、上空にサンタクロースのような格好をし、背中にケーキを乗せている怪物が現れた。みらいはリコ達を呼びに家に戻り、俺はポケットから取り出したフルボトルを上下に振ってドライバーに挿す。

 

サンタクロース!ケーキ!

 

bestmatch!

 

 ドライバーからの音声が鳴り響いた後、俺はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。

 

Areyouready?

 

「変身!」

 

 レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。俺は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。

 

聖なる使者!メリークリスマス!イェイ!

 

 メリークリスマスフォームに変身した俺はプレゼントボックスを片手に持ちながら怪物に向かっていく。

 

「聖夜を邪魔する悪い子にはお仕置きが必要みたいだな…!」

 

 俺はそう言いながら、持っていたプレゼントボックスを怪物に投げつける。持っていたプレゼントボックスの中身が爆弾の為、怪物に当たった瞬間プレゼントボックスが爆発した。爆発に巻き込まれた怪物は上空から地に落ちていく。

 

 俺が地に落ちた怪物に向かっていこうしたその時、遅れて変身した状態の万丈と三人が現れた。万丈はクローズの装甲の上からサンタのコスチュームを着ていた。

 

「…何だそれ?」

 

「ホッホッホ!俺はサンタクローズ(・・・・)だ!」

 

「はい、つまらない」

 

「少しは笑えよ!」

 

 俺は万丈を無視して地に落ちた怪物の元へ向かっていく。ルビースタイルのミラクルとマジカルは炎を纏わせた拳で怪物を思い切り殴る。

 

 フェリーチェはミラクルとマジカルに殴り飛ばされた怪物を上空に向かって蹴り飛ばした。

 

「戦兎くん、お願いします!」

 

「了解!」

 

 フェリーチェに決めるよう言われた俺はレバーを勢いよく回し、必殺技を発動する。

 

Ready go!

 

ボルテックフィニッシュ!イェーイ!

 

 ドライバーから音声が鳴り響いた後、俺は地面深く潜り隆起した地面から跳躍、x軸で怪物を拘束し、クリスマス仕様に彩られた放物線の上を滑るように加速し途中の点mでさらに加速して怪物に向かっていく。

 

 必殺技が決まり、怪物は爆発と共に消えていく。そして、怪物の元になっていたサンタクロースとケーキはそれぞれ元の場所へと戻っていった。

 

 変身を解いた後、リコと万丈とことはは家の中に戻り、みらいと俺は庭に残った。

 

「戦兎くん、言いたい事があるの…」

 

 俺はみらいに二個目のプレゼントを上げようしたが、その前にみらいが俺に何か言いたい事があるらしい。

 

「私と…私と付き合ってください!」

 

「…!!」

 

 みらいは頰を赤く染め、もじもじしながら俺にそう言った。俺は突然の告白に驚いたが答えは決まっている為、みらいに答えを言う。

 

「…そう言ってくれる日を待ってたぜ。答えは勿論、OKだ!」

 

「戦兎くん…!」

 

 俺からの答えを聞いたみらいは涙を流しながらニコッと満面の笑みを浮かべる。俺はみらいに顎クイした後、自分の唇をみらいの唇へゆっくりと近づけていく。

 

 俺とみらいはお互いの体を抱きしめながら数秒間唇を重ねる。そして唇を離した後、俺はポケットから二つ目のプレゼントを取り出してみらいに渡す。

 

「二つもプレゼントくれるの!」

 

「あぁ、二つ目はネックレスだ」

 

「あっ、これ私が戦兎くんにプレゼントする予定だったのと同じものだ!」

 

 中身を見たみらいは自分が渡したかった物と同じと言う。みらいから貰ったプレゼントの箱を開けて確認すると確かに俺がみらいに渡したネックレスと同じネックレスが入っていた。

 

「ペアルックだね…///」

 

「そ、そうみたいだな…///」

 

 俺とみらいは互いに頰を赤く染めながらそう言う。俺はみらいに恋人になったから自分の名前を呼び捨てで呼んでもいいと言った。

 

「なぁ、恋人になったんだから呼び捨てでいいぞ」

 

「いいの?」

 

「いいよ!」

 

「じゃあ早速呼ばせてもらうね!戦兎!」

 

「何だ?」

 

「だーい好き!」

 

 みらいはそう言いながら再び俺に抱きついてきた。俺は小さな声で俺も大好きだと言いながらみらいの身体を抱きしめた。

 

「2人とも、苦しいモフ」

 

 2人の体に挟まれていたモフルンの声を聞いた俺とみらいはハグをやめる。モフルンはニコッと俺たちに笑顔を見せながらこう言った。

 

「戦兎、みらいおめでとうモフ!」

 

 モフルンからお祝いのメッセージを貰った俺とみらいは手を繋ぎながら家の中へ入っていった。

 

「戦兎?ニヤニヤしてどうしたんだ?いい事あったのか?」

 

「秘密だ!」

 

 地下に戻った俺は万丈にそんなにニヤニヤしてどうしたのか?を聞かれたが秘密だ!と答えて自分の部屋に入っていく。

 

「クリスマスは最ッ高だな!!」

 

 自分の部屋に入った後、俺は地下中に響くような大声でそう叫び、開発途中の"ある物"を再び作りはじめていくのだった…

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