ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「今年もビルド&プリキュアをよろしくお願いします!」
モフルン「新年1発目のビルド&プリキュア 第21話どうぞモフ!」
俺は目を覚まし、みらいの両親と祖母に新年の挨拶をしに行こうとしたが俺が目を覚ました場所は自分の部屋ではなく辺り一面真っ白な場所だった。隣で寝ているみらいの身体を揺すり、起きるよう呼びかける。
「みらい、起きろ!」
「…まだ眠いよぉ〜」
「ここはどこなんだ?」
「…何言ってるの?ここは私の家……じゃない!?」
右手で目を擦りながら辺りをゆっくりと見渡すみらいは今、自分がいる場所が自分の家ではない事に気付き驚く。
「あれ、君は…?」
俺とみらいが無限に続く真っ白な空間を進んでいると、突然、どこからか声が聞こえてきた。声のする方を見てみるとそこには天才ゲーマーMの名を持つ宝生永夢がいた。
「何故ここに?」
「僕にも分からない…気が付いたらここにいたんだ」
永夢も俺たちと同じ様に気が付いたらここにいたようだ。俺と永夢が話をしていると永夢の後方から1人の女の子がやって来た。
「あれ、はるかちゃんじゃん!」
「みらいちゃん!」
「お前の知り合いか?」
「うん、はるかちゃんは私と同じでプリキュアなの!」
みらいは永夢の後方からやってきたはるかという女の子と知り合いらしい。
俺を含めた4人はその後、出口を探しにこの真っ白な空間を歩いていく。
歩き始めてから数十分後、ここに来たばかりの頃の俺たちと同じ様に真っ白な空間に倒れている人が三人いた。近くに行ってみるとその三人は万丈、リコ、ことはだった。
「いつまでも寝てんな!筋肉バカ!」
「なんだよ…まだ寝かせろよぉ…」
俺は倒れている万丈にそう言うが一向に起きる気配がしないので身体を強く揺すって無理やり起こす。その後、リコとことはも起こし、この空間にいる人は7人となった。
「そういえばここに来た時、白衣を着ていてゲーム機がお腹のあたりに埋め込まれている怪物を見た気がします…」
「
「多分、僕の倒れていた場所の近くだと思います」
永夢は白衣を身に纏い、ゲーム機がお腹に埋め込まれている怪物を見たという。永夢は自分の倒れていた場所付近に怪物がいたと言う。永夢に大体の場所を聞いた俺たちは早速、永夢の倒れていた場所に向かう。
永夢の倒れていた場所に着き、近くに怪物がいるか付近を見渡していると怪物が突然現れた。
俺と万丈はビルドドライバーを取り出して腰に装着する。そして、俺は二つのスロットにラビットフルボトルとタンクフルボトルを挿す。万丈はドラゴン型自立行動メカであるクローズドラゴンにドラゴンフルボトルを挿してからドライバーのスロットに挿す。
『ラビット!タンク!』
『bestmatch!』
『wake up!Cross-Z dragon!』
ドライバーからの音声が鳴り響いた後、俺と万丈はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。
『Are youready?』
「「変身!」」
レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。俺と万丈は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!』
変身した俺はドリルクラッシャーを右手に、万丈はビートクローザーを左手に持つ。みらい達3人も俺たちと同時に変身し、俺たちと共に怪物へ向かっていく。俺たちが変身したのを見た永夢はドライバーを腰に装着し、マキシマムマイティXガシャットをドライバーに挿し、ドライバーのレバーを倒す。
『レ〜ベルマックス!』
「ハイパー大変身!」
ハイパー大変身という掛け声と共にムテキガシャットをマキシマムマイティXガシャットの右側に挿し、マキシマムマイティXの飛び出ている部分とムテキガシャットの天面のスイッチを押して変身する。
『パッカ〜ン!ムーテーキー!輝け〜!流星のごとく黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼイド!』
ムテキゲーマーに変身した永夢は右手にガシャコンキースラッシャーを持ちながら怪物へ向かっていく。春野はるかも皆に遅れて変身アイテムを取り出す。
「プリキュア・プリンセスエンゲージ!」
はるかは変身セリフを言うと共にドレスアップキーをプリンセスパフュームに挿して捻り、変身する。
「咲きほこる花のプリンセス! キュアフローラ!」
変身したはるかは空高く跳び上がり、怪物に向かって急降下していく。変身した俺たち7人は攻撃を避けながら怪物に攻撃する。
「舞え、花よ!プリキュア・フローラル・トルビヨン!」
「リンクル・アクアマリン!」
はるかが怪物に向けて無数の花びらを飛ばした後、リコがアクアマリンの魔法で無数の花びらを固まらせて無数の氷のつぶてに変える。無数の氷のつぶては怪物に当たる。氷のつぶてを受けた怪物は怯み、必殺技を打つ隙が出来た。俺と万丈はドライバーのレバーを回し、永夢はハイパームテキガシャットのスイッチを二回押して必殺技を放つ。
『Ready go!』
『ボルテックフィニッシュ!イェーイ!』
『ドラゴニックフィニッシュ!』
『ハイパークリティカルスパーキング!』
3人は一斉に跳び上がり、怪物に向かって急降下していく。怪物は隙を突かれているため、防ぐ事が出来ず、必殺技を受けてしまう。
必殺技を受けた怪物は爆発と共に消えていく。怪物の元となったゲームと医者は真っ白な空間に眩い光を放つ。
「くっ…眩しい…!」
光に包まれた俺は真っ白な空間に来た時と同じようにどこかに倒れた状態で目を覚ます。だが、周りには俺の実験机やフルボトルなどが置いてあった。
「…夢だったのか?」
「ふわぁぁ…戦兎、おはよう〜」
「みらい!今見た夢は何だったんだ?」
「なんだったんだろうね…私にも分からない」
俺が起きるのと同時に隣で寝ていたみらいも目を覚ます。真っ白な空間での出来事は何だったのかを聞いたが、みらいもあの空間で起きた事がよく分からないようだ。
「それより、お雑煮食べようよ!」
「…そうだな」
その後、俺とみらいは真っ白な空間での出来事を気にすることなく元日を過ごした。後に気付いたのだが、俺の実験机には永夢に力を返し、消えたはずのドクターフルボトルとゲームフルボトルが置いてあった。二つのフルボトルを見た俺はもしかしたら、あの空間での出来事は夢のようで夢じゃなかったのかもしれないと思うのだった…
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