ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「中学生編も大詰めを迎えました!」
リコ「これからもビルド&プリキュアをよろしくお願いします!」
モフルン「作者からは以上モフ!第22話どうぞモフ!」
※誤字、脱字あれば誤字報告から報告お願いします!
不思議な夢を見た次の日の朝、俺とみらいとリコと万丈とことはの5人は初詣に行く。朝日奈家から少し歩き、神社に着いた俺たちは賽銭箱の前まで歩いていく。みらいは皆より一歩前に出て賽銭を入れ、鈴を鳴らしてから二度深くお辞儀をし、二回拍手をした後、もう一度深くお辞儀をして一歩下がる。
「こうして1年間のお願いや目標を目を閉じて心の中で言うの!」
「へぇ〜!」
初詣を知らないリコとことははみらいにやり方を教わってから二礼二拍手一礼をする。
「ねぇ、みらいはなんてお願いをしたの?」
「私は皆の笑顔を見るのが大好きだから、魔法界とこっちの世界の皆が一緒に笑顔になれますようにってお願いしたの!」
「良いお願いだな!」
「戦兎はなんてお願いするの?」
「俺はこの世界がこれから先ずっと平和でありますようにって願うつもり!」
「へぇ〜!戦兎のお願いも良いお願いだね!」
俺はみらいに何を願うかを話してから万丈と共に一歩前に出て二礼二拍手一礼をする。俺は二拍手をしている時に頭に前の世界での様々な出来事を思い浮かべながら、この世界がずっと平和でありますように…とお願いをした。5人全員がお願いをして初詣を終えた俺たちが楽しく話していると突然、辺りが暗くなっていった。
「おい、辺りが暗くなってんぞ!?」
「日食…?いや、ただの日食じゃないみたいだな」
俺は太陽を覆っている目のついた黒い影と黒い影の前にいる怪物を見てこれがただの日食ではないと万丈やみらい達に言う。
日食を見続けていると、俺たちの前に眼鏡をかけている優男風の美青年のような外見をした敵が現れた。
「桐生戦兎と万丈龍我…君達は何故、ちゃんとした新世界ではなく、伝説の魔法つかいが存在する異世界に来たか分かるかい?」
「伝説の魔法つかいが存在する異世界…やはり、ここは俺が創り上げた新世界じゃないのか!?」
「その通り…!ここは君が創り上げた新世界ではない!プリキュアがアレキサンドライトの力を得た時、僕は偶然にも君達の過ごしていた前の世界が別の世界と融合するのを目撃した。この新世界創造エネルギーがあれば完全なる混沌の世界を作り上げる事ができると感じた僕は新世界創造エネルギーを奪い、君達の世界の融合を妨げた」
「その結果、世界の融合が不完全となり、行き場をなくした俺達はこの世界に飛ばされたってことか」
万丈は戦兎とオルーバの会話に入ろうとしたが、話が難しすぎて会話にはいれていなかった。
「何言ってんのか分からねぇけどこれだけは分かる!お前は敵だ!」
万丈はオルーバを指差してそう言い、ビルドドライバーを腰に装着する。俺も万丈に続いて腰にドライバーを装着した。
俺はタンク状態のフルフルラビットタンクフルボトルを取り出し、万丈はドラゴンマグマフルボトルを挿してあるクローズマグマナックルを取り出す。そして同じタイミングでドライバーにセットし、ドライバーのレバーを勢いよく回す。
『マックスハザードオン!』
『ガタガタゴットンズッタンズタン!ガタガタゴットンズッタンズタン!』
『ボトルバーン!』
『クローズマグマ!』
『『are you ready?』』
レバーを回すと、俺の前方と後方にハザードフォーム用のスナップライドビルダーが現れ、万丈の後方にナックルに形状が似た坩堝型のマグマライドビルダーが出現する。変身!という声を掛けた後、俺はハザードフォーム用のスナップライドビルダーに挟まれる。その後、タンクの装甲を身に纏い、変身完了する。万丈は中で煮え滾る大量のヴァリアブルマグマを浴びて足元からヤマタノオロチのように八頭の龍が伸び上がり、冷めて全身に固着したマグマを後ろから押し割って変身完了する。
『オーバーフロー!』
『鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!ヤッベーイ!ツエーイ!』
『極熱筋肉!クローズマグマ!』
『アーチャチャチャアチャー!』
「リコ、はーちゃん!いくよ!」
「「うん!」」
「「キュアップ・ラパパ!サファイア!」」
みらいとリコがそう唱えると、リンクルストーン・サファイアがモフルンの胸元部分に挿し込まれていく。
「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
モフルンにリンクルストーン・サファイアが挿された状態でそう唱えると、2人の服装や髪型、背丈が変化していく。
「キュアップ・ラパパ!エメラルド!」
ことはがそう唱えると、リンクルストーン・エメラルドがリンクルスマホンという変身アイテムに挿し込まれていく。その後、リンクルスマホンの画面にアルファベットのfを書くと、Feliceという文字が浮かび上がる。
「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」
ことはがそう唱えると、みらいとリコの様に服装や髪型、背丈が変化していく。
「2人の奇跡!キュアミラクル!」
「2人の魔法!キュアマジカル!」
「あまねく命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
「「魔法つかいプリキュア!!」」
変身した5人はオルーバへ向かっていく。俺はフルボトルバスターを大剣状態のバスターブレードモードにしてオルーバ に斬りかかるが、オルーバは片手でフルボトルバスターを弾き返す。
「リンクル・タンザナイト!」
みらいがタンザナイトの魔法を使い、オルーバの目を眩ましている間に万丈はオルーバの腹部を何回も殴る。万丈の攻撃が効いたのかオルーバは万丈に殴られた腹部を抑えながら俺達を睨みつけてきた。
「中々やるじゃないか…!僕も本気でいくとしよう」
オルーバはそう言いながら自分の眼鏡を左手で握り潰し、髪を逆立てて背中に天使のような羽と悪魔のような羽を生やす。
「さぁ、始めようか…!」
「先手必勝!!」
オルーバがさぁ、始めようかと、戦いの始まりの合図をすると共に万丈が先手必勝!とオルーバに勢いよく向かっていった。だが、本気のオルーバには先程、効いていた攻撃が効かなくなっていた。
「何っ!?」
「フッフッフ…さっきと同じ攻撃で本気の僕を倒せると思うかい?」
オルーバはそう言いながら万丈を遠方へ殴り飛ばす。リコは自分の大切な人を殴り飛ばしたオルーバに憤りを感じ、万丈と同じようにオルーバに勢いよく向かうが、みぞおち辺りに鋭い蹴り技をくらい、蹴り技を受けたみぞおち辺りを抑えながらその場に倒れてしまう。これで残ったのは俺とみらいとことはの3人となった。
「みらい、ことは頼みがある」
「何?」
「
「止めるって…どうやって?」
「とにかく動きを止めておいてくれればいい」
俺は2人に小声でそう言う。2人は俺の説明不足のせいで作戦の意図をあまり理解出来ていない様子だったが俺に言われた通り、攻撃に気をつけながらオルーバに向かっていく。
「腕を掴んで身動きを取れなくする作戦か…だが、いつまでも持つと思うなよ!」
オルーバは自分の腕を掴んでいるみらい達を吹き飛ばそうと身体から衝撃波を出す。みらい達は衝撃波に押されながらも必死にオルーバの腕を掴み続ける。
「戦兎!今がチャンスだよ!」
「おう!勝利の法則は決まった!」
オルーバの衝撃波が収まった所でみらいは俺に合図を出す。合図を受けた俺はフルボトルバスターに四つのフルボトルを装填し、必殺技を発動させる。
『タンク!ジェット!ガトリング!ロケット!』
『アルティメットマッチデース!』
『アルティメットマッチブレイク!』
待機音を少し流した後、大砲状態のバスターキャノンモードのフルボトルバスターのトリガーを引き、巨大な青いエネルギー弾をオルーバに向けて放つ。みらいとことははギリギリまでオルーバの動きを止め続け、オルーバから離れていく。みらいとことはに動きを止められ、必殺技を防ぐことが出来なかったオルーバは巨大な青いエネルギー弾に呑まれていく。
「流石、天才物理学者、ぼくの負けだよ…だが、君達がこの世界に来た事で更に力を増したデウスマスト様の力で世界は完全なる混沌に陥るだろう…」
オルーバはそう言いながら、持っていた魔導書のような物に残された自分の力と俺達から奪った新世界創造エネルギーを注ぎ込んだ後、爆発と共に散っていったはずだったが、何処からか巨大な手が現れオルーバや眷属達を吸収していった。
「あれがデウスマストなのか…!?」
俺達の見つめる先には活動を開始したデウスマストがいた。デウスマストが活動を開始してから起こった白い渦がどんどん巨大化していく。その渦の中に世界樹が現れ、ことはが驚いていた。渦の表面にマザー・ラパーパが現れ、みらいとリコとことらのリンクルストーンが光り出す。リンクルストーンが光り出すのと共にみらいとリコとことはは光の彼方に吸い込まれていく。
「みらい!!」
「戦兎!!」
俺はオルーバの攻撃を受けて変身が解けた状態で倒れている万丈を救出した後、光の彼方に吸い込まれていくみらいの手を掴み、助けようとするが俺の力より吸い込む力の方が強く、みらい達だけでなく俺と万丈までもが光の彼方へと吸い込まれていくのだった…
to be continued.....
※時間軸
・まほプリ第31話 ビルド最終回
オルーバが新世界創造エネルギーを奪う。
魔法つかいプリキュアがアレキサンドライトの力を得る。
・まほプリ第32話 ビルド&プリキュア第1話
世界の融合が不完全となり、行き場を失なった戦兎が伝説の魔法つかいがいるこの世界に飛ばされる。
戦兎がみらいと出会う。
NEXT「Be The One!2人はベストマッチ!」