ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
万丈「お前の事だからこの時の為の"秘策"があるんだろ?」
戦兎「当たり前だ!」
万丈「やっぱりな…秘策について教えてくれないか?」
戦兎「それは第23話を見てからのお楽しみだ!」
※後半に出てくる色セリフは
ピンク=ミラクル
紫色=マジカル
です!
※2 二重鉤括弧セリフは2人のセリフなので色はつけません
光に吸い込まれた後、目を覚ますとそこは自分の部屋だった。俺は万丈の部屋に行き、万丈を起こす。
「起きろ!お前、今日バイトだろ?」
「…うるせぇな、もう少し寝かせろ」
起こしてあげようとしたのに万丈にもう少し寝かせろと言われたので俺は仕方なく万丈をもう少し寝かせておく事にし、部屋着から普段着に着替える。
普段着に着替え終わり、俺が階段を上り上の階へ行こうとしたその時、みらい達が焦り顔をしながら上の階から勢いよく降りてきた。
「戦兎!私の部屋に来て!!」
「そんなに慌ててどうしたんだ?」
「いいから早く!!」
みらいは俺の手を引いて二階にある自分の部屋まで駆け上がっていく。俺は手を引かれたままみらいの部屋に入り、みらいに窓際まで連れられ、窓から外を見る。すると、そこにはとんでもない光景が広がっていた。
「これは…!」
町には箒に乗って空を飛ぶ人がいたり、魔法の練習をしている人達がいた。これを見た俺はさっきのみらい達のように慌てて地下の万丈の部屋と向かい、万丈の身体を激しく揺らして万丈を起こす。
「万丈!!起きろ!!」
「…寝かせろって言ってんだろ」
「寝てる場合か!外を見てみろ!」
「はぁ?外に何かあんのかよ?」
俺は寝ている万丈をベッドから起こしてみらいの部屋まで押していき、窓際に立たせる。
「何だよ、空飛ぶ魔法使いと魔法使って遊ぶ子しかいねぇじゃねーか…ん!?こっちの世界に魔法使いだと!?どういうことなんだよ!」
窓の外を見た万丈は夢だと思い、自分の頰を叩き、窓の外の景色を見直しているが景色が変わらない為、これが今、起きている事とようやく理解し、俺にこれはどういうことなのかを聞いてきた。
「…デウスマストが無理やり二つの世界を融合させたせいだ」
「デウス…マスト?」
「あぁ、今まで戦ってきた怪物、敵の親玉だ」
俺は万丈にデウスマストの事とそのデウスマストがした事を簡単に説明する。
「おーい!みらい!」
俺たちが話していると魔法界の3人が箒にまゆみとカナを乗せてみらいの家の前までやって来た。
「今日、皆で遊ばないか?」
「えっ、あ、その…」
「みらい?どうかしたの?」
みらい達はジュンに遊ばないか?と誘われたがまゆみやかなといった
「ねぇ、魔法見て驚かないの!?」
「えっ?」
みらいはまゆみとかなにそう言うがまゆみとかなはえっ?魔法で驚く?というような表情でみらいを見ていた。まゆみとかなの表情を見てみらいは俺の言った通り、これはデウスマストの仕業なのか…と考える。
「まっ、いいや!私達、先に行ってるね!」
珍しく考え込むみらいの姿を見たまゆみはそう言いながら箒に乗って他のメンバーと共に公園のある方向へ向かっていった。
デウスマストにどう対抗するかを考える為に一旦、家に帰ろうとしたが、ことはが目を瞑りながら俺たちにこう言う。
「もうここまで押し寄せてる、混沌が…」
「どうやら、考えてる暇はないようだな」
ことはの言葉を聞いた俺は皆にそう言い、魔法の樹の下に行き、デウスマストと戦う準備をする。そして魔法の樹が消え、空からデウスマストが現れた。
「皆、行くぞ!」
「「うん!」」
皆は俺の合図と共に変身する。俺と万丈はビルドドライバーを取り出して腰に装着する。そして、俺は二つのスロットにラビットフルボトルとタンクフルボトルを挿す。万丈はドラゴン型自立行動メカであるクローズドラゴンにドラゴンフルボトルを挿してからドライバーのスロットに挿す。
『ラビット!タンク!』
『best match!』
『wake up!Cross-Z dragon!』
ドライバーからの音声が鳴り響いた後、俺と万丈はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。
『Are you ready?』
「「変身!」」
レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。俺と万丈は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!』
「「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!」」
みらいとリコがそう唱えると、リンクルストーン・ダイヤがモフルンの胸元部分に挿し込まれていく。
「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
モフルンにリンクルストーン・ダイヤが挿された状態でそう唱えると、2人の服装や髪型、背丈が変化していく。
「キュアップ・ラパパ!エメラルド!」
ことはがそう唱えると、リンクルストーン・エメラルドがリンクルスマホンという変身アイテムに挿し込まれていく。その後、リンクルスマホンの画面にアルファベットのfを書くと、Feliceという文字が浮かび上がる。
「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」
ことはがそう唱えると、みらいとリコの様に服装や髪型、背丈が変化していく。
「2人の奇跡!キュアミラクル!」
「2人の魔法!キュアマジカル!」
「あまねく命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
「「魔法つかいプリキュア!!」」
変身した俺たちはデウスマストに向かっていく。俺たちが向かってきているのを見たデウスマストは無数の影を作り出し、その影に俺たちを攻撃するよう指示する。
「リンクル・アクアマリン!」
「リンクル・タンザナイト!」
「「戦兎、万丈くん!」」
みらいとリコは二つの魔法を使い、影を凍らせたり、目を眩ませたりして攻撃する隙を作り、俺と万丈に合図を出す。
「任せろ!いくぞ、万丈!!」
「おうよ!」
俺はブレードモードのドリルクラッシャーに海賊フルボトルを装填し、万丈はビートクローザーにロックフルボトルを装填してグリップエンドを二回引いて必殺技を発動させる。
『Ready go!』
『スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!』
待機音を少し流した後、武器のトリガーを引いて水の刃と蒼炎の火炎弾を影に放っていく。
『ボルテックブレイク!』
『ミリオンスラッシュ!』
水の刃を受けた影は真っ二つに、蒼炎の火炎弾を受けた影は爆発と共に消えていった。無数にいた影を倒し、俺たちが再びデウスマストに向かって行こうとしたその時、行く手にブラックホールが現れた。
「ぐわぁ…!お前、エボルトの力を吸収したのか!?」
「新世界創造エネルギーの一部である彼の力、中々使えるね…」
デウスマストはオルーバの声で俺にそう言う。ブラックホールに吸い込まれないよう必死にブラックホールと反対の方向へ逃げているとことはが俺たちの前に出てきた。
「リンクル・ピンクトルマリン!」
ことはは魔法を使い、花弁状の盾でブラックホールを防ぎ、俺たちを逃がしてくれた。ブラックホールの吸い込みに耐えきれずピンクトルマリンの盾にヒビが入っていく。
「ミラクル、マジカル、戦兎くん、万丈くん!あとは頼みましたよ!」
ことはがそう言った瞬間、ピンクトルマリンの盾が破れ、ことははブラックホールの中へと吸い込まれていった。
「「フェリーチェ!!」」
みらい達はことはを失い、負けを意識してしまう。だが、俺と万丈は負けとは思っていなかった。
「フッハッハッハッハ!!これでマザーはいなくなった!お前達の負けだ!」
「リンクルストーンがある限り、マザーは…いや、ことははまだいる!」
「だが、マザーの力が使えない限り、我には勝てない!」
「それはどうかな?」
俺はそう言いながらみらいにビルドドライバーを投げつける。俺がビルドドライバーを投げるのと同時に12の精霊が魔方陣に組み込まれている状態のレインボーキャリッジがみらいとリコの元へやってくる。その瞬間、みらいの持っている魔法つかいフルボトルと2人のダイヤの原石と解放された魔方陣のエネルギーが混ざり合い、一つの変身アイテムが出来上がった。
「やっと完成したか!名前考えてなかったな…じゃあ、名前はキュアフューチャー缶で!」
「…変な名前だな!」
「黙れ、筋肉バカ」
俺はみらい達が創り出した新たな変身アイテムをキュアフューチャー缶と名付けた。
「私とマジカルならできる…!戦兎、使わせてもらうね!」
みらいはそう言いながら、腰にビルドドライバーを巻き、キュアフューチャー缶を振り、プルタブを開けてからドライバーに装填し、レバーを勢いよく回す。
「み、みらい!?あなたの変身に私を巻き込んでるわよ!どういう事⁈」
『キュアフューチャー!』
『 are you ready?』
「あーもうっ!!できてるわよ!」
リコはみらいと一緒に前方、後方から迫ってきたスナップライドビルダーに挟まれていく。
『ミラクル!マジカル!』
『Be the One!キュアフューチャー!イェイ!イェーイ!』
「ミ、ミラクル?」
「マ、マジカル?」
「「合体しちゃったー!!」」
ミラクルとマジカルは合体し、キュアフューチャーとなった。キュアフューチャーにはピンクと紫のマントを背中に付いており、上半身はアレキサンドライトスタイルのマジカルの衣装がピンク色になった版で下半身はアレキサンドライトスタイルのミラクルの衣装が紫色になった版になっている。そして頭にはアレキサンドライトスタイルのハットを被り、髪は薄ピンク色、瞳は左目がピンク色、右目が紫色になっている。
「これが戦兎の秘策か?」
「あぁ!これが秘策だ!」
俺は最初からこうなることを計算し、密かにみらい達用の新しいビルドドライバーを作っていた。
「「"奇跡"と"魔法"が創る未来!キュアフューチャー!!」」
みらいとリコは名乗りを言ってからデウスマストに勢いよく向かっていくのだった…
to be continued.....
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↑中学生編最終回です!