ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「それでは第27話、どうぞ!」
ディケイドはソードモードのライドブッカーで俺に斬りかかってきた。俺は斬撃を避け、少し距離を取ってビルドドライバーを取り出す。そして腰に装着する。ドライバーを装着した後、二つのスロットにラビットフルボトルとタンクフルボトルを挿す。
『ラビット!タンク!』
『best match!』
ドライバーからの音声が鳴り響いた後、俺はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。
『Are you ready?』
「変身!」
レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。俺は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
変身後、俺はラビットの力が宿る左足で何回も跳躍し、ディケイドを惑わせる。その後、ディケイドの目の前へ行き、タンクの力を宿したキャタピラ模様の足でディケイドの胸部を蹴る。
「おい、お前ら!なんで戦ってんだよ!?同じ仮面ライダーだろ?」
「世界を破壊する為だ…コイツを片付けた後、お前らの相手をしてやるからそこで待ってろ!」
左 翔太郎はライダー同士で戦っている事に疑問を抱き、なぜ戦っているのかを俺たちに聞いてきた。ディケイドは世界を破壊する為だと左 翔太郎に言う。
「ディケイド…世界の破壊はさせないぜ!行くぜ、フィリップ!」
「OK!翔太郎!」
左 翔太郎はそう言いながらドライバーを腰に装着し、ジョーカーメモリを取り出しながらフィリップに合図をする。そして左 翔太郎から合図を受け取ったフィリップもドライバーを腰に装着した後、サイクロンメモリを取り出す。
『サイクロン!』
『ジョーカー!』
ガイアメモリを起動させた後、フィリップが先にドライバーの右側のスロットにサイクロンメモリを装填する。フィリップの装填したメモリは左 翔太郎のドライバーの右側のスロットへと送られていく。フィリップはサイクロンメモリが送られていくのと共にその場に倒れた。そして左 翔太郎はフィリップから送られてきたサイクロンメモリを再び装填してから自分のジョーカーメモリをドライバーの左側のスロットに装填する。二つのメモリを装填した後、ドライバーの両側のレバーを外向き倒して変身する。
『サイクロン!ジョーカー!』
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
変身後、2人は決めゼリフを言ってからディケイドへと向かっていく。少し離れた場所に待機しているみらいは倒れているフィリップを安全な場所へと避難させた。
一方、ディケイドと戦っている俺はガンモードのドリルクラッシャーを取り出し、ドリルクラッシャーのフルボトル装填部にハリネズミフルボトルを装填し、必殺技を発動させる。
『Ready go!』
『ボルテックブレイク!』
待機音声を少し流してからドリルクラッシャーのトリガーを引く。トリガーを引いた瞬間、ドリルクラッシャーの銃口からは鋭い針が何本も放出されていった。ディケイドは必殺技を避けるためにイリュージョンのカードを取り出し、バックルに挿し、バックルのトリガーを引いてカードの効果を発動させる。
『アタックライド!イリュージョン!』
ディケイドがイリュージョンのカードを使った事によりドリルクラッシャーから放たれた鋭い針はディケイド本体ではなくディケイドの分身に当たっていく。
「くっ…どうすれば奴に大ダメージを与えられる?考えろ…俺」
と、俺がどうすればディケイドに大ダメージを与えられるかを考えていたその時、
「俺たちの変身が解けていく…!」
魔闇 月が成分を吸っていくのと共に仮面ライダーWの変身が解けていった。そして吸い終わると、二つのエンプティボトルは探偵フルボトルとUSBメモリフルボトルに変わっていた。変身が解けた左 翔太郎は少し離れた場所に行き、俺の戦いを見守っていた。
「救世主、これを使って!」
魔闇 月はそう言いながら探偵フルボトルとUSBメモリフルボトルを俺に投げる。二つのフルボトルを受け取った俺は早速、ラビットとタンクフルボトルを抜き、探偵フルボトルとUSBメモリフルボトルをドライバーのスロットに挿す。
『探偵!USBメモリ!』
『bestmatch!』
探偵フルボトルとUSBメモリフルボトルを挿した後、ドライバーのレバーを回してフォームチェンジする。
『Are you ready?』
『ダブル!〜♪』
ダブルと言った後、ダブル サイクロンジョーカーの変身音が流れる。それと共に俺のフォームチェンジが完了し、俺は仮面ライダービルド Wフォームへとフォームチェンジした。
フォームチェンジした俺はドライバーのレバーを勢いよく回して必殺技を発動させる。
『Ready Go!』
『ボルテックフィニッシュ!イェーイ!』
俺はディケイドを巻きこみながら強い風と共に高い場所まで上昇していく。高くまで上昇した後、ライダーキックの態勢をとりながらさっきの強い風に巻き込まれ、上空に舞っているディケイドに向かって急降下していく。
俺の必殺技を受けたディケイドは後方へ吹っ飛ばされていくが、受け身を取り俺の必殺技に何とか耐えた。
「流石に分が悪いな…桐生戦兎、また会おう」
「待て!」
ディケイドは俺にそう言いながら次元の壁(オーロラ)を使い、どこか去っていってしまった。俺は変身を解き、魔闇 月の元へ行く。
「魔闇、お前は一体、何者なんだ?」
「ふふっ…内緒。それより今はこの2人の心配をした方がいいんじゃない?」
魔闇の見る方へ顔を向けるとそこには身体が半透明になっている左 翔太郎とフィリップがいた。
「2人が消えかかってる…!」
「2人が消えるのはあなたが仮面ライダーWの力を手に入れたからよ」
「力は返せないのか?」
「あなたが救世主となり、この世界を救うまでは力は返せない」
「まじかよ…」
仮面ライダーWの力を奪い、責任を感じている俺の元に左 翔太郎とフィリップが歩み寄ってきた。
「桐生戦兎、彼女を大切にしろよ!」
「当たり前だ。大事にするさ…」
「桐生戦兎、一人で世界を救おうとは思わず誰かと…いや、皆と力を合わせて世界を救ってくれ。それが救世主だ」
左 翔太郎は俺に彼女を大切に、フィリップは俺に一人ではなく皆と力を合わせて世界を救うのが本当の救世主だと言ってくれた。
「そろそろ時間みたいだな…じゃあな、桐生戦兎!」
左 翔太郎がそう言うと共に左 翔太郎とフィリップは小さな光の粒となって消えていった。
二人が消えた後、俺は二人の力がこもっている探偵フルボトルとUSBメモリフルボトルをぎゅっと握りしめる。
「それじゃ私、塾の時間だからそろそろ行くね」
魔闇 月は俺にそう言い、俺たちとは反対の方向へ歩いていった。そして残った俺とみらいも家に向かって真っ直ぐ帰っていく。
「戦兎、もうすぐでバレンタインだね…」
「そうだな…」
家へ帰っている途中、みらいは俺にあと少しでバレンタインである事を伝えてきた。俺はまだ力を仮面ライダーの力を失って消えていった二人の事を考えていたので小さい声でそうだな…と返事する事しか出来なかった。
「戦兎、二人が消えた事を
「
「うん!二人の力を手に入れた事で平和に近づいたって考えよ!」
「分かった。
「うんうん!ポジティブなのが一番だよ!」
みらいは俺の返事を聞いて俺がまだ2人の事を考えている事が分かっていたようで俺に
「そろそろ夕飯の時間だから急ぐぞ!」
「うん!」
俺は自分の右手首についている腕時計を見てもうすぐで夕飯の時間だと気づき、みらいに急ぐぞ!と言い2人で走って家へ帰っていった。
to be continued......
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