ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
万丈「最近、俺の出番少なくない?」
戦兎「こっちの世界のリコとイチャイチャしてるから出番が減るんだよ!出番欲しかったらイチャイチャしないで戦いなさい!って事で第28話どうぞ!」
ディケイドを退けた日から数日経った今日は2月14日、女性が男性にチョコレートを贈り、愛の告白をする日・バレンタインデーである。いつものようにみらい達と学校へ行き、靴から上履きへ履き替える為に下駄箱の扉を開けると下駄箱の中にはチョコレートが入っていると思われる手紙つきの小箱が何個かあった。
「はぁ…誰だよ、俺の下駄箱にチョコ入れた奴は…」
「桐生 戦兎君、私のは受け取ってくれた?」
「全く、面倒くさい事…」
俺の下駄箱に入っている数個のうちの1つは魔闇 月が入れたらしい。ホワイトデーにチョコレートのお返しをするのが面倒で嫌だったので魔闇 月に全く、面倒くさい事すんなよと言おうとしたその瞬間、魔闇 月が俺に勢いよく抱きついてきた。
「桐生 戦兎君!」
「ちょっ、ちょっと!!戦兎には私がいるんだから抱きつかないで!ってか離れてよ!」
魔闇 月が俺に抱きつく所を見たみらいはしかめっ面になりながら戦兎から離れるよう指示する。だが、魔闇 月は一向に離れようとしなかった。
そばで少し悲しげな表情を浮かべているみらいを見た俺は魔闇 月の両腕を引き離し、みらいの手を引いてそのまま教室へ駆け足で向かっていく。
「みらい、いつも言ってるけど俺にはお前だけだ!だから、心配すんな!」
「戦兎…!」
教室に着いた後、俺はみらいを安心させる為に俺にはお前だけだ!と言ってあげた。俺の言葉を聞いたみらいはいつものような明るさを取り戻し、他の友達と話す時も明るく話せるようになっていた。
それから数時間後、学校が終わり、下校の時間になる。リコは万丈にチョコを渡す為に早く帰ると言い、ことはもリコに付き添うと言ってリコと共に駆け足で家へ帰っていく。一方、残った俺とみらいはゆっくりと歩きながら家へ向かっていた。
「ねぇ、戦兎…ちょっとここ寄っていかない?」
そう言うみらいが指差す先にあったのは2年前、俺とみらいが出会った公園であった。別世界とはいえ、元いた世界の公園と何ら違いはなかった。俺とみらいは公園内の芝生広場に隣り合わせで座り、出会った時の思い出などを話し始める。
「ここっておれとみらいが出会った場所だよな」
「うん、そして私が戦兎を好きになった場所でもあるんだよ!」
「お前、最初からおれのこと好きだったのか!?」
「当たり前。あの時の戦兎かっこよかったもん!」
みらいが最初から俺の事が好きだったという事を初めて知り、俺は驚く。そしてその他にも2年前の懐かしい思い出などを話していると芝生の上に置いていた俺の右手にみらいの左手が重なった。
「みらい…///」
「戦兎、今日はバレンタイン…でしょ?だから、はいこれ!」
みらいはそう言いながら、空いている右手を通学バックの中に入れて通学バックから中くらいの大きさの箱を取り出し、俺に渡してきた。
「これは…!」
「手作りのチョコだよ!戦兎、これからもよろしくね!」
みらいはそう言いながら俺の右頬に顔を近づけていき、キスをする。キスをされた俺は自分の顔が次第に赤くなっていくのを感じた。
「さっ、もう辺りも暗くなりそうだし帰ろうか!」
「そうだな!」
みらいは日が沈みかけて薄暗くなっている空を見ながら俺にそう言う。その後、俺とみらいはいつもの様に手を繋いで思い出話の続きを話しながら仲良く家へ帰っていった。
それから数時間後、俺は貰ったチョコの手紙を順番に読んでいく。どれも"前から好きでした"的な告白文が書かれていたが魔闇 月の手紙にはこんな事が書かれていた。
『桐生 戦兎君へあなたは近いうちに3枚のメダルで変身するレジェンドライダーと出会うでしょう。ですがその前に懐かしき2人があなたの前に現れます。その名は…』
"その名は"の後の部分はなぜか破れていて読めなかった。手紙を取り魔闇 月の手作りのチョコが入っていると思われる箱を開けてみるとそこにはロボットのような形のチョコと
to be continued......
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