ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
一海「おい戦兎!はやくみーたん出せよ!」
戦兎「近いうちに出ると思うからお楽しみに!」
一海「いいねぇ!!んじゃ、来週からはドルオタ、推しと付き合うってよの連載開始だな!」
戦兎「連載なんてするわけないでしょ!ってなわけで第30話どうぞ!」
"
「アンクとかいうやつはどこにいるんだ?」
「アンクなら近くのシャ○レーゼでアイス買ってるんじゃないか?」
「なんでアイス!?」
「アイツ、アイスが大好きだからさ〜」
「へっ、へぇ〜…」
俺はアイスが好物な怪物がこの世にいるとは思っていなかったので火野 映司からアンクというグリードの大好物はアイスだと聞いて驚く。本題のアンクの居場所を聞いた俺は会計を済ませた後、みらいと共に"
シャ○レーゼに着き、店内に入るとそこには沢山のアイスが入ったアイスコーナーをじーっと見つめるアンクがいた。アンクはアイスに夢中のあまり今、来店した俺とみらいに気づいていない様子。
「お〜い、アイスに夢中なそこのあなた〜!」
「あぁん?お前ら、俺に何の用だ?」
「アンタはエニグマ事件の時に復活したが再び消滅したはずだ。なのに何でここにいるんだ?」
「俺も知らねぇよ。あの後、気付いたら皆、揃ってここにいたんだよ」
「ここに来る直前に変なことはなかったか?」
「変な事ねぇ…そういえば、誰かが俺の頭の中でこう言ってきたんだ…"平和な世界を創る為の礎となれ"と」
「平和な世界を創る為の礎ねぇ…」
アンクにこの世界にいる理由を聞いた俺は謎の力でフルボトルを生成出来たり、俺の事を救世主と呼んだりする魔闇 月がアンクや火野 映司達をこの世界へワープさせてきたと考える。
「桐生 戦兎君。あなた今、私が仮面ライダー達をこの世界へワープさせたんだと思ってたでしょ?」
「心が読めるとは流石だな…」
「確かに私は仮面ライダー達をこの世界へワープさせている。だけど、仮面ライダー達をワープさせたのは私だけではない」
「何だと!?」
「フフフ…仮面ライダー達をワープさせたもう1人の人物は意外と身近にいるかもね」
魔闇 月は仮面ライダー達をこの世界にワープさせた人物が自分ともう1人いると語った。そして最後に、仮面ライダー達をワープさせた人物は身近にいるとヒントを言ってからこの場を去っていった。
「今のはお前らの取り巻きか?」
「いや、ただの友達だ」
「そうか」
アンクに魔闇 月は取り巻きか?と聞かれたので俺はただの友達と答える。俺の返事を聞いていたみらいは最近魔闇 月から積極的なアタックを受けている俺が魔闇 月を"ただの友達"として認識している事を知り、ホッと安心する。
「俺はアイス買ったから先に帰ってるぞ」
「待て!俺たちも付いてく!」
「フン、好きにしろ」
俺はアンクにそう言い、みらいと共にアンクの後ろを歩く。アンクの歩くスピードは早く、俺たちの歩きはほぼ早歩きになっていた。
その頃、朝日奈家にいる万丈はリコと一緒に皿洗いや掃除などの家事をしていた。
「なぁ、リコ」
「何?」
「指輪…付けてる?」
「指輪?付けてないわよ!まさか、私が他の男の人に告白されてないか心配してる?」
「いっ、いや!心配してねぇよ!」
やはり、こっちの世界のリコは万丈が渡したはずの指輪を指にはめていなかった。万丈に指輪を付けているかどうかを聞かれたリコはからかうような目をし、軽く笑いながら万丈に指輪をはめていない事を伝える。
その後、家事を終えた万丈は自分の部屋に戻り、今いるB世界について考える。
「この世界は俺が指輪を渡していない世界なのか…」
万丈がB世界について考えていると、誰かがドアノブを回して部屋の扉を開ける。扉の前にはリコがいた。
「なぁ、リコ」
「ん?何かしら?」
「今いる俺が別世界から来たって言ったら信じるか?」
「…信じるわよ」
「えっ!?何で?」
「だって、私が知ってる万丈くんは積極的じゃないから…」
リコは自分の知っている万丈は今いる万丈よりも積極的ではないと言う。もう1人の自分がどういう感じなのかをリコの話を通して知った万丈はだから指輪を渡していないのか…と思った。
少しの沈黙が流れた後、リコは涙目になりながら万丈に抱きついた。万丈はリコがいきなり抱きついてきた事に驚いている。
「万丈くん…私をギュッと抱きしめてくれないかしら?」
「あぁ、分かった」
ギュッと抱きしめるよう頼まれた万丈はリコの背中に両腕を回してリコをギュッと抱きしめた。万丈にギュッと抱きしめてもらえたリコはフフッと笑みを浮かべていた。だが、万丈はそれだけでは終わらず抱きしめている両腕を離した後、リコを軽く押して近くの壁に背中を密着させる。
「万丈くん?」
「リコ、今いる俺でしか出来ない事をしてやるよ!」
「え!?えっ、えぇ〜///」
万丈はそう言いながらリコの顎に手を添えて軽くクイッと引き、顔を自分に向ける。そして自分の唇をリコの唇に近づけていく。
万丈とリコの唇の先が軽く触れ合い、完全なキスになろうとしたその時、部屋の扉が開いた。
「2人共…何やってるの?」
扉の前にはことはがいた。2人は慌てて離れる。万丈はいつもより数倍早く筋トレをし、リコは噛みながらもことはに話しかける。
「は、ははは、はーちゃん!ノック無しで人の部屋入るのはダメなのよ!」
「ごめん、次からはちゃんとノックするね!」
「全く、もう…///」
「で、万丈とリコに見せたい物があってここに来たの!」
「見せたい物?」
ことははそう言うと早速、自分のポケットから魔法界の物であろう新聞を取り出し、2人に見せる。
「これは…万丈くんの知り合いか何か?」
「仮面ライダー全てが知り合いって訳じゃねぇ…コイツは俺が知らないライダーだ」
ことはが取り出した魔法界の新聞の記事の写真には仮面ライダーウィザードが写っていた。これを見た万丈は戦兎ならこの仮面ライダーを知ってると思い、戦兎の元へと向かった。
その頃、"
「なぁ、ワープ前の状況はどうだったか詳しく覚えてるか?」
「詳しくは覚えていない…だけど、ワープする時、橙色の髪をした子がいた気がするんだ」
「橙色の髪の子…?みらい、何か分かるか?」
「橙色の髪としか分からないとなると私にもそれを誰だか当てる事は出来ないな〜」
火野 映司からヒントを貰った俺たちだったが、魔闇 月の他に仮面ライダー達をこの世界にワープさせた人物はまだ分からなかった。橙色の髪をヒントに誰も喋らない静かな空間の中で俺が仮面ライダー達をワープさせた人物は誰なのか考えていると、外から崩壊音が聞こえてきた。店の外に出てみるとそこには門矢士と恐竜グリードがいた。
「救世主さんに凶暴なやつをプレゼントしてやる。有り難く思え」
「破壊者・ディケイド…!思い通りにはさせない!!」
俺はポケットからハザードトリガーとフルフルラビットタンクフルボトルラビットを取り出す。そして、ハザードトリガーを起動させ、フルフルラビットタンクフルボトルをラビットの方に合わせる。
『ハザードオン!』
『ラビット&ラビット!』
ハザードトリガーを起動し、フルフルラビットタンクフルボトルをラビットに合わせた後、ハザードトリガーとフルフルラビットタンクフルボトルをドライバーに挿す。そしてハザードトリガーのスイッチをもう一度押してからドライバーのレバーを勢いよく回す。
『マックスハザードオン!』
『ガタガタゴットンズッタンズタン!ガタガタゴットンズッタンズタン!』
『Areyouready?』
「変身!」
レバーを回すと、前方と後方にハザードフォーム用のスナップライドビルダーが現れる。俺は変身!という声を掛けた後、ハザードフォーム用のスナップライドビルダーに挟まれる。その後、ラビットラビットの装甲を身に纏い、変身完了する。
『オーバーフロー!』
『紅のスピーディージャンパー!ラビットラビット!ヤッベーイ!ハエーイ!』
ラビットラビットフォームに変身した俺はラビットラビットフォームの特性である"凄い跳躍"を使いながら恐竜グリードに向かっていく。
「俺もやらなきゃ!」
「映司!!奴に任せとけ!」
「アンク、そう固い事言うなって!ライダーは助け合いでしょ?」
「くっ…お前が戦いたいなら俺はそれに従う。映司、これを使え!」
アンクはそう言いながらオーメダルホルダーからタカ、トラ、バッタの3つのコアメダルを取り出して火野 映司の方に向けて投げる。アンクから3つのコアメダルを受け取った火野 映司はバックルの3箇所のメダル装填部に右からタカ、トラ、バッタという順で装填していく。そしてバックルを斜めに傾けてオースキャナーで3つのメダルを読み込んで変身する。
『タカ!トラ!バッタ!』
『タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!』
仮面ライダーオーズに変身した火野 映司は俺と同じようにバッタの跳躍力を使い、恐竜グリードへ近づく。そしてある程度近づいた瞬間、トラクローを展開させて恐竜グリードを攻撃していく。
と、俺と火野 映司が恐竜グリードを窮地に追い込み、必殺技を決めようとしたその時、また魔闇 月が俺たちの元へ現れた。俺は魔闇 月を火野 映司に近づかせないよう魔闇 月の体を火野 映司とは反対の方へ押していく。
「魔闇、やめろ!!」
「私を火野 映司から離したって無駄よ。あのグリードからも力は奪い取れるんだからね」
「何だと!?」
魔闇 月はそう言いながらアンクの方へ身体を向ける。どうやらアンクからも力を奪えるらしい。
俺が魔闇 月と話している間に火野 映司は恐竜グリードをメダジャリバーで斬り裂き、オースキャナーでもう一度3つのコアメダルを読み込んで必殺技を発動させていた。
『スキャニングチャージ!』
必殺技を発動させると共に火野 映司はその場で跳び上がり、恐竜グリードめがけて急降下していく。必殺技が決まり、恐竜グリードは倒れたかと思われたが必殺技が決まる瞬間に魔闇 月がエンプティボトル二本を生成し、アンクからタカの成分とメダルの成分を奪い、フルボトルを生成した。
「救世主、あなたがやらなければ世界は救われない…だから、この力を使って下さい」
「くっ…」
俺は魔闇 月を止められなかった悔しさを抱えながらも2つのフルボトルをフルフルラビットタンクフルボトルと入れ替えでドライバーに装填する。そしてドライバーのレバーを回し、フォームチェンジする。
『are youready?』
『オーズ!タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!』
オーズと言った後、オーズ タトバコンボの変身音が流れる。それと共に俺のフォームチェンジが完了し、俺は仮面ライダービルド オーズフォームへとフォームチェンジした。
俺は火野 映司が弱らせてくれた恐竜グリードを見て一気に決めるしかない!と思い、ドライバーのレバーを勢いよく回して必殺技を発動させた。
『Ready Go!』
『ボルテックフィニッシュ!イェーイ!』
俺は赤、黄、緑の3つの輪をくぐりながら恐竜グリードへ向かって急降下していく。必殺技を受けた恐竜グリードは爆発と共に消えていった。
「チッ、またしくじったか…」
門矢 士はそう言いながら次元の壁を使い、俺たちの元から去っていった。恐竜グリードを倒し、変身を解いた俺は消えかけている火野 映司達の元へいく。
「俺のせいでアンタが消える…」
「気にすんなって!こうして他のライダーと助け合いが出来ただけで俺は充分だ!」
「フン、俺はまだやり残したことがあるがな」
「まっ、皆と助け合って世界を守ってよ!ビルド!」
火野 映司はそう言いながらアンクと共に消えていった。俺はまたライダーを消してしまったと酷い罪悪感に駆られるのだった…
NEXT「宇宙キター!!潜入、仮面ライダー部!」
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