ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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戦兎「今回は久しぶりの魔法界!リコの出る場面が多くなるかもな!」

リコ「最近あまり出れてなかったから嬉しいわ!」

みらい「私は?」

戦兎「少ないかな」

みらい「はぁ…」

万丈「ねぇ、俺は!?」

戦兎「知らんがな。って事で第33話どうぞー」

万丈「おい、適当な始め方すんな!ってか俺の出番はどうなるんだよー!」


33.久しぶりの魔法界!ドーナツ好きの魔法使い!?

 ある日の朝、俺は自分の部屋ではなくどこかの神殿らしき建物の前で目を覚ます。目の前には右半分が白色、左半分が黒色の巨大な天秤が置かれている。右側の白色の方には少量の砂が乗っており、天秤は右側の白色の方に少し傾いていた。だが、その瞬間、左側の黒色の方に右側の白色の方の倍の量の砂が乗っかり、天秤は左側の黒色の方へ傾いた。その瞬間、誰か女性らしき人物が俺の頭に小さな声でこう呟く。

 

「近い将来、破壊を目論む2人が手を組み、貴方を倒しに来るでしょう…」

 

「2人が手を組むだと…?もう少し詳しく…」

 

「私からの警告は以上です」

 

 俺は自分の頭に呟いてくる人物に破壊を目論む2人についてもう少し詳しい事を聞こうとしたが俺の頭に呟く人物は俺を無視し、警告は以上だと言って俺の目の前を真っ暗闇に変える。

 

 その後、俺は誰かが自分の身体を強く揺さぶっていることに気づき、目を覚ます。すると、そこは神殿ではなくいつもの自分の部屋だった。目の前には万丈がいた。

 

「戦兎、大丈夫か?結構うなされてたみたいだけど…」

 

「うなされてた…?って事はあれは夢だったのか」

 

 俺は万丈から結構うなされていたと聞いて巨大な天秤があるような神殿にいた事、女性らしき声の人物から警告を聞いたのが夢の中の出来事であることに気づき、ホッと安堵のため息を吐く。

 

「なんでホッとしてんだよ…まさか、怖い夢でも見たのか〜?」

 

「なわけないだろ!」

 

 万丈は煽り口調で俺に怖い夢でも見たのかな?と聞いてきたので俺は強い口調で万丈に返事する。

 

「あっ、そういえば魔法界の新聞の記事に仮面ライダーウィザードが写ってたんだ」

 

「魔法界にも仮面ライダーが…!?」

 

「リコに魔法界連れてってもらうか?」

 

「あぁ、連れてってもらおう!俺には仮面ライダーの力が必要なんだ!」

 

 俺は仮面ライダーウィザードの力を手に入れる為に魔法界へ行きたいという事をこの時間、居間にいるリコに言いに行く。

 

「リコ、いきなりなんだが魔法界に行かせてもらえないか?」

 

「いいけど…何で?」

 

「仮面ライダーウィザードの力を手に入れたいから…」

 

「分かったわ!今から行くならもう時間ないから早く準備してね!」

 

 リコの承諾を得て魔法界に行ける事になった俺は万丈に今から魔法界へ行く事を伝えてから自分の部屋に戻り荷物の準備をする。そして準備を終えた後、少し重い荷物を持ちながら万丈と共にリコ達3人が待っている玄関へ向かう。

 

「戦兎くん、万丈くん遅いわよ!」

 

「待たせてゴメン!さぁ、魔法界に行こう!」

 

 俺は準備が少し遅くなった事をリコ達に謝ってから魔法界に繋がる津奈木駅へと向かっていった。駅へ向かう道中、前方には俺たちとは反対方向へ向かって歩いている猿渡一海と氷室幻徳がいた。2人は俺たちに気づき、話しかけてきた。

 

「おい、そんな荷物持ってどこ行くんだ?」

 

「別にどこでもいいだろ」

 

 俺はどこへ行くのかを聞いてきた猿渡一海にそう言い、再び駅に向かって歩を進める。だが、2人は俺たちについてきて何度も何度も声をかけてきた。

 

「戦兎〜教えてくれよ〜!」

 

「リコ、どうする?」

 

「まっ、まぁ特別な力を持ってる人なら連れてきても大丈夫かもしれないわ…」

 

 リコは特別な力を持つ人間であれば魔法界へ連れて来たのを皆に納得してもらえるだろうと思い、猿渡一海と氷室幻徳に魔法界の存在を教えると共に俺たちと一緒に魔法界へ行く事を許可した。

 

「俺たちは今から魔法界に行くんだよ」

 

「魔法界だと!?魔法界にはどんな文字付きTシャツが売ってるのかな…」

 

「そこ!?魔法界と聞いたら魔法でしょうが…全く、幻さんは変わらないなぁ…」

 

 魔法界というワードを聞くと普通は魔法のことに関してを話し出すのだが氷室幻徳は魔法界にどんなTシャツが売っているのか気になっているらしく、魔法の事には一切目もくれない。

 

「カズミン、幻さん準備してる暇ないからこのまま来てよ!」

 

「分かった」

 

 猿渡一海と氷室幻徳の2人を加えた俺たちは津奈木駅の改札のところでリコの後ろに一列で並んでいく。リコの7人分!という声と共に改札をくぐり抜ける。

 

「うぉ…でっけぇカタツムリだなぁ…」

 

「すげぇ…親父の力を使ってもこんなカタツムリ見られないぞ…」

 

 2人は初めて見るカタツムリニアに驚いていた。時間がない為、どんどん車内に乗り込んでいくが、何故か猿渡一海がカタツムリニアのカタツムリの近くにいた。

 

「おい、カタツムリ!こんな仕事辞めて自分の巨大な体を活かして人に食べられる仕事してみねぇか?」

 

 猿渡一海の言葉を聞いたカタツムリニアは困惑していた。出発まであと少ししか時間がなかったので俺は猿渡一海の腕を強く引き、車内まで引っ張っていった。

 

 無事に車内に乗り込んだ俺たち7人は急行のカタツムリニアに揺られる事数十分、魔法界へと着いた。

 

「ここが…魔法界か…?」

 

「そうだ」

 

「すげぇぇ!!おいヒゲ見ろよ、空に魔法使いがいるぞ!」

 

「俺、魔法使いはハ○ー・ポ○ターでしか見た事ないぞ…!」

 

「○リー・○ッターは映像だが、これはマジのヤツだからすげぇ!」

 

 2人は魔法についてを話しながら興奮しているのか、俺たちを置いて街の方へ走っていってしまった。俺はあの2人ならはぐれる事はないと思い、5人でゆっくりと町へ向かって歩いていく。

 

 町へ行くと前来た時にはなかった移動式のドーナツの店があった。店の前には右手に指輪をはめた男が立っており、何かを頼んでいた。

 

「プレーンシュガー!」

 

「いつもプレーンシュガーね。たまには期間限定のマヨネーズドーナツも…」

 

「マヨネーズドーナツとか食うの仁藤しかいないだろ!」

 

「失礼ね!マヨネーズドーナツは人気なのよ!」

 

「はぁ…ここの世界の人物の味覚はどうなっているのやら」

 

 男は店員から受け取ったドーナツ入りの袋を持って近くの席へ座る。男が気になった俺は男の元へ歩いていく。

 

「アンタ、仮面ライダーだろ?」

 

「そうだけど…ってお前誰?」

 

「俺は桐生戦兎。今、仮面ライダーの力を集めてるんだ…アンタの力、俺にくれ」

 

「会って間もないのにそんな事を言うとは…お前、ただ者じゃなそうだな。ちょっとばかし試させてもらうぞ」

 

ドライバーオン!

 

 男はそう言いながら右手を腰についている手形にかざす。すると、音声と共にドライバーが現れる。その後、赤い指輪を左手の中指にはめ、赤い指輪のバイザーを降ろした後、ドライバーの手形を反転させて赤い指輪をはめた左手をドライバーにかざす。

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』

 

フレイム!プリーズ!』

 

ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!!

 

「さぁ、ショータイムだ!」

 

 男は仮面ライダーウィザードに変身する。俺も仮面ライダーウィザードと戦う為に俺はビルドドライバーを取り出して腰に装着する。そして、俺は二つのスロットにラビットフルボトルとタンクフルボトルを挿す。

 

ラビット!タンク!

 

bestmatch!

 

 ドライバーからの音声が鳴り響いた後、俺はビルドドライバーのレバーを勢いよく回す。

 

Are youready?

 

「変身!」

 

 レバーを回すと、前方と後方にスナップライドビルダーが現れる。俺は変身!という声を掛けた後、スナップライドビルダーに挟まれて変身する。

 

鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!

 

「行くぞ、ウィザード!」

 

 それぞれ仮面ライダーに変身した俺と男は自分の武器を片手に互いにぶつかりあっていくのだった。

 

 

 

 その頃、魔法界の目立たない場所ではエボルトと門矢 士が話していた。

 

「おい、地球外生命体。お前も世界の破壊を目論んでるんだよな?」

 

「あぁ、そうだが何か?」

 

「手を組まないか?」

 

「フッフッフ…いいだろう」

 

 エボルトと門矢 士は世界を破壊するという点で気が合ったのか手を組む事になったのだった…

 

 

to be continued.....




NEXT「世界を救う天才は希望か?絶望か?」

来週はビルド&プリキュア外伝の執筆などをしようと思うのでお休みにします。

追記

リアルな事情で今週もおやすみとなります。唐突な報告ですみません

4/1(月)
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