ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「またはるかちゃんに会えるなんてワクワクもんだぁ!」
戦兎「あぁ!ワクワクもんだな!」
みらい「第45話どうぞ♪」
戦兎はゴーストの力を手に入れ、手に入れなければいけない力も残すはエグゼイドのみ。戦兎は宝生 永夢に会う為にみらいと共に聖都大学附属病院へと向かっていた。聖都大学附属病院に行くのに全く関係のないみらいが何故戦兎と一緒にいるかって?それは戦兎がみらい大好き人間だからである。これがロリコン物理学…
「おい、ナレーター!それ以上俺に関する悪い噂広めたらタダではおかないぞ?」
「戦兎の向いてる方は空だけど戦兎は一体、誰と話してるの?」
「…独り言だ」
まだ行く場所も目的も知らないみらいを二人乗りバイクの後部座席に乗せてバイクを走らせる事数十分、聖都大学附属病院に着いた。
「戦兎、ここはどこ?」
「聖都大学附属病院。2年前、夢で会った宝生 永夢がいる場所だ」
「2年前…あっ、あの時の夢か!でも、それならはるかちゃんがいる可能性も…」
「それはない。宇宙の法則が偶然一致し、世界が融合したのはビルドと魔法つかいプリキュアだけだ」
「う〜ん…なんか難しい話だなぁ…私にはよく分からないや」
と、戦兎とみらいが病院の入り口に向かって歩いていると、ディケイドエボルと戦うムテキゲーマーの仮面ライダーエグゼイドがいた。
宝生 永夢だけでは勝てないと感じた戦兎はビルドストームナックルとビルドストームフルボトルを取り出してから腰にドライバーを装着し、ビルドストームナックルにビルドストームフルボトルを装填する。そしてビルドストームナックルをドライバーに挿す。
『ボトルビューン!』
『ビルドストーム!』
待機音を少し流した後、ドライバーのレバーを勢いよく回す。そして、ナックルに形状が似た坩堝型のストームライドビルダーが背後に出現し、中で吹き荒れる大量のストームを戦兎の頭上からぶちまける。そして戦兎を覆っているストームをかき消して変身が完了する。
『風来天才!ビルドストーム!』
『ビュンビュンビュンビュンビビューン!』
「今いくぞ!」
「あっ!戦兎、私を置いてかないで!!」
戦兎に置き去りにされたみらいははぁ…と軽くため息をついた後、バイクを降りる。みらいがバイクから降りた時、地面に何かが落ちた。
「あれ、エメラルドの原石…なんでこんな所に…?」
と、みらいが地面に落ちたエメラルドの原石を拾って見つめていると聞き覚えのある声がエメラルドの原石から聞こえてきた。
「…みらい、身体借りるよ」
と、エメラルドの原石からの声が聞こえた瞬間、みらいの瞳の色が緑色に変わる。そしてみらいはことはが持っているはずのリンクルスマホンを取り出し、変身する。
「キュアップ・ラパパ! エメラルド! ミラクル・ファンファン・フラワーレ!」
「奇跡が起こす命の鼓動 キュアミラクル エメラルド!」
みらいは聞いた事のない呪文で変身する事や自分がエメラルドを使えている事に驚いていた。みらいの身体は今、誰かが使っているが、意識は変わらずみらいのものだ。
「(ちょ…ちょっと!私の身体使わないでよ〜!)」
「大丈夫、身体の主導権は戦況に応じて交代するから!」
と、言いながらみらいが密かに持ってきていたリンクルソードを右手に持ち、戦兎と宝生 永夢に加勢していく。
「戦兎くん、久しぶりだね!」
「はぁ?いつも会ってるだろ。ってか今は話す事より戦いに集中しろ!」
「(ちょっとあなた、久しぶりって何!?戦兎は私の彼なの!!」
「分かってるって♪」
みらいの身体の主導権を持っている何かはそう言いながらリンクルソードでディケイドエボルを斬っていく。
「みらい、お前なんかいつもより積極的な戦い方をするなぁ…」
「積極的にいかないと勝てないからね!」
「積極的ねぇ…んじゃ、俺もそうするか」
「じゃあ俺も!」
戦兎と宝生 永夢はみらい?のように慎重にではなく、積極的な戦い方をする事にした。ここでみらいの身体の主導権を持っている何かはみらいにこう言う。
「みらい!今度はみらいの番だよ!」
みらいの身体の主導権を持っている何かはそう言いながら身体の主導権をみらいに返した。身体の主導権がみらいに戻った事で瞳の色も紫色に戻った。
「戦兎、私が囮になる!だから、その間にディケイドエボルの背後に回って攻撃して!!」
「分かった!」
みらいは戦兎達にそう言った後、ディケイドエボルの真上を何回も何回も行ったり来たりを繰り返していき、ディケイドエボルの意識を自分に向けさせる。
「ホラホラホラ、こっちだよ〜!」
「フフッ、楽しませてくれるねぇ…」
ディケイドエボルはそう言いながらみらいを追いかけていく。その間に戦兎と宝生 永夢はディケイドエボルの背後に回り込む。そしてブレードモードのガシャコンキースラッシャーとバスターブレードモードのフルボトルバスターをディケイドエボルに振り下ろす。
「「うぉぉ!!」」
「フッ、遅い!」
ディケイドエボルは自分に向けて振り下ろされたガシャコンキースラッシャーとフルボトルバスターを受け止め、アーマーの内部から溢れ出てくる破壊のオーラで二つの武器を消滅させた。
「武器が…」
「くっ…」
「可愛いお嬢さんを囮にするとは…戦兎らしくないなぁ…」
「黙れ!」
「まぁいい、今日はもう疲れた。また会おう!」
ディケイドエボルはそう言いながらオーロラを潜り、どこかへ去っていってしまった。変身を解いた宝生 永夢は戦兎に近づいていく。
「君達、何故ここにいるの?」
「何故って…力を貸してもらいに来たのさ!」
「力を貸す…か。奇遇だね!僕達も丁度、君達に力を貸してもらいに行こうとしてたんだ!」
「僕"達"も?」
「うん、僕とはるかちゃん!」
と、宝生 永夢が名前を呼ぶと、物陰から春野はるかが出てきた。春野はるかはみらいの近くへ駆け寄っていく。
「みらいちゃん!久しぶり!!」
「はるかちゃん!元気だった?」
「うん!元気、元気!」
みらいと春野はるかは久しぶりの再会を喜んでいて戦兎や宝生 永夢よりも話し込んでいた。それを見た宝生 永夢は戦兎と共に少し離れた場所に移動し、こんな事を話し出した。
「ねぇ、オルテガの力って知ってる?」
「オルテガ?知らんな、何なんだそれは?」
「不死の力さ」
「不死の力…?」
「そう、さっきの怪物は見ての通り破壊の力を持っていたけど、他にも不死の力・オルテガというものも持っている」
「エボルトが…?まさか、そんな事…!」
「持ってるのさ。そしてそのオルテガの力を消さない限り僕達はB世界であるこの世界から出られない」
宝生 永夢はエボルトが不死の力・オルテガを持っていると言う。そしてオルテガの力を消さない限りこの世界から出る事は出来ないと戦兎に伝える。
「なら、どうすればいいんだよ!」
「一つだけある。エボルトの中からオルテガを出す方法が!」
宝生 永夢は戦兎にエボルトの中からオルテガを出す方法が一つだけあると戦兎に言う。それを聞いた戦兎は教えてくれ!と言っているような勢いで宝生 永夢に顔を近づける。戦兎に教えてくれ!と表情で言われた気がした宝生 永夢はあたりに誰もいないことを確認してからオルテガを出す方法を静かに話し始めるのだった…
to be continued......
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