ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「ではでは、第47話どうぞ!」
戦兎は絶対絶命のピンチを迎えていた。マキシマムマイティXガシャットをガンモードのガシャコンキースラッシャーにセットした宝生 永夢はトリガーを引こうとしている。
「ここまでか…」
「フフッ…私の勝ちね」
と、戦兎が死を覚悟し、魔闇 月が勝利を確信したその時、みらいと春野はるかが戦兎達の元に戻ってきた。春野はるかは状況を見るなり、宝生 永夢の元へ行き、ガシャコンキースラッシャーの銃口を上空へ向けてからトリガーを引く。春野はるかに邪魔をされた宝生 永夢は春野はるかを睨みつける。
「何で邪魔するの?
「えぇ、確かに戦兎くんを倒していれば世界が破壊されていたわ…」
「えっ…?」
「永夢くんはまだ知らないかもだけど戦兎くんはこの世界を救う救世主さんなの!だから、戦兎くんを倒さないで!」
「はるかちゃん…」
永夢はもう一度必殺技を放とうとしていたが、春野はるかの話を聞き、戦兎の重要さが分かったのかガシャコンキースラッシャーを下に降ろした。
「戦兎くん!これを受けとって!!」
宝生 永夢が武器を降ろしたのを見た春野はるかは二つのフルボトルを戦兎に向けて投げた。投げられてきたのはドクターフルボトルとゲームフルボトルだった。
「サンキュー!」
受け取った瞬間、集めてきたフルボトルが二つの黄金色のフルボトルになった。
「ついに完成した…!世界を救う最強のフルボトル!!」
「戦兎くん、私達の世界を頼んだよ!」
「分かった!さぁ、新たなる実験を始めようか!」
救世主になり、春野はるかにこの世界の命運を任された戦兎はフルフルラビットタンクフルボトルを抜いて二つの黄金のフルボトルをドライバーに装填する。そしてハザードトリガーを一回取り外し、再度起動してからドライバー上部のくぼみに装填する。
『ハザードオン!』
『ハイラント!!』
ハザードトリガーのスイッチをもう一度押し、ドライバーのレバーを勢いよく回して変身する。
『マックスハザードオン!』
『ガタガタゴットンズッタンズタン!ガタガタゴットンズッタンズタン!』
『Areyouready?』
「変身!」
レバーを回すと、前方と後方にハザードフォーム用のスナップライドビルダーが現れる。俺は変身!という声を掛けた後、ハザードフォーム用のスナップライドビルダーに挟まれる。その後、Wからウィザードまでのライダーの装甲の一部分を左半身に、鎧武からエグゼイドまでのライダーの装甲の一部分を右半身に纏い、変身完了する。
『オーバーフロー!』
『救世のスーパースター!ハイラントビルド!!ヤッベーイ!超スゲーイ!』
「これが救世主のオーラ…!いいわねぇ…楽しくなってきたわ!!
魔闇 月はそう言いながら戦兎に迫っていく。魔闇 月の接近に気づいた戦兎は背中に仮面ライダーW ゴールドエクストリームが持つ羽を生やして素早く攻撃を避けていく。
「ゴールドエクストリームの力だと…まさか、救世の力は平成2期ライダーの究極フォームの力を司っているの!?」
「ゴールドエクストリームだの究極フォームだのよく分からんが一気に決める!」
戦兎はメテオなでしこフュージョンステイツの白いロケットモジュールを両手に装着して両手の白いロケットモジュールを魔闇 月に向けて撃ち出した。
「うわぁぁ!!」
二つの白いロケットモジュールは魔闇 月に命中し、魔闇 月に大ダメージを与える。必殺技を決める隙を作るために戦兎はスーパータトバコンボのトラクローで魔闇 月を切り裂いていく。
「はぁはぁ…ぐっ…!」
「魔闇、これで終わりだ!!」
戦兎はそう言いながらドライバーのレバーに手をかけてレバーを勢いよく回して必殺技を発動させる。
『Ready go!』
『ハイラントフィニッシュ!!』
必殺技を発動させた戦兎は全ての2期ライダーを究極フォームで召喚し、魔闇 月に必殺技を放たせていく。そして召喚した全ての2期ライダー達が必殺技を放ち終わった所で戦兎も跳び上がり、プリズムカラーのオーラを足に纏わせながら魔闇 月に向かって急降下していく。
「フフッ…なかなかやるわね救世主…だが、私は人狼じゃない!狼憑きさ…」
魔闇 月は最後にそう言い残し、戦兎のキックに貫かれた後、爆発と共に消えていった。
「今まで人狼だと思っていたアイツが人狼じゃない…なら、誰が人狼なんだ?」
と、戦兎は変身を解きながら魔闇 月が人狼でないなら誰が人狼なんだろう?と考えていた。そんな戦兎の元にみらい、春野はるか、宝生 永夢に加えて何人か見た事のない人物達がやってきた。
「知らない人ばかりで驚いたでしょ?この人達はね、私と永夢くんの友達だよ!」
「まぁ、一人だけ少し頭のおかしい方がいますが…」
「桐生 戦兎ォ!なぜ君が救世主になれたのか?何故変身後に神である私に会えたのか?その答えは一つ…アハァァ…」
自称・神の言葉尺の都合上省略させていただきます。自称の・神の長い長〜い言葉を聞いた後、戦兎はみらいの近くに行く。(もう天才物理学者じゃなくてただのみらい好きじゃん…)
「おい、ナレーションだから心の声も漏れてんぞ!みらいが好きなのは認めるが俺はまだ現役の天才物理学者だ!!読者が誤解するような事を心の声で漏らすな!」
「せっ、戦兎…?また独り言?」
「ごめん、ちょっと人と話してた」
「戦兎が見てる方に人なんかいないけど…」
この私、"ナレーター"の存在に気づいていないみらいは最近の戦兎の不思議な行動に少し引き始めていた。ざまぁみろ、ロリコ…
「よし、次回から新しいナレーターでいこう!」
戦兎はそう言いながら宝生 永夢達の方に戻っていく。戦兎が再度近づいてくるのを見た宝生 永夢は戦兎にこう言う。
「さっきはごめんね…まさか君が世界を救う人だったとは知らなくて…」
「別にいいよ。お前達が力をくれたおかげで俺も救世主になれたんだからさ!」
「そっか。ありがとう!じゃあ、戦兎、世界の事は君に頼んだよ!」
「分かった!俺が世界を救ってやる!」
戦兎は宝生 永夢、春野はるか達にそう言い、みらいと共に朝日奈家へ帰っていった…
その頃、某所、某時間ではディケイドエボルが時田カレハと話していた。
「これで太陽と月が消え、黄昏の時が来た…」
「その前に俺がこの世界を壊してやんよぉ…」
「フッ、面白い方。なら、どっちが先に自分の目的を達成出来るか?勝負しましょう」
「いいぜェ…」
こうして、二十数話続いてきた高校生編は次回から最終章を迎えるのだった…
to be continued......