ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜   作:萊轟@前サルン

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戦兎「勝つのはディケイドエボルかビルド&プリキュアか…」

みらい「その行方は第49話で!」


49.決戦!ディケイドエボルVSビルド&プリキュア

 戦兎の前まで歩いてきたディケイドエボルは武器を降ろして一度立ち止まる。

 

「救世主の力とやらは所詮、この程度か。こんなんじゃ俺には勝てない」

 

「ふふっ、それはどうかな」

 

 戦兎はディケイドエボルにそう言い、ディケイドエボルのドライバー辺りに手を当てる。すると、戦兎の手がつららのような形をした鋭い鉄の塊に変化した。

 

「何っ!?」

 

「フッ、ハイラントビルドは他のライダーの究極の姿を呼び出す他にも自分のイメージしたものを創造(ビルド)する事が出来るのさ!」

 

「くっ…また厄介な力を手に入れたもんだなぁ…」

 

 戦兎にドライバーごと腹部をつららのような形をした鋭い鉄の塊で貫かれたディケイドエボルは少し苦しんでいた。

 

「…だが、俺の身体には不死身の力・オルテガがある。ハイラントビルドではどうする事も出来ない!」

 

「悪いが、こっちには"オルテガ"キラーがいてな…」

 

 と戦兎が言った瞬間、キュアミラクル エメラルドスタイルに変身しているみらいがリンクルソードを左手に持ちながらディケイドエボルに勢いよく向かっていく。

 

「怪物さん、あなたは私が倒すよ!」

 

「"オルテガ"キラーがこんな可愛らしいお嬢さんとはなぁ…俺も随分と舐められたもんだなぁ!!」

 

 ディケイドエボルはソードモードのライドブッカーでみらいに斬りかかるが、リンクルソードに弾かれる。

 

「なっ、何故だ!?何故、俺の斬撃がいとも簡単に弾かれる!?」

 

「エメラルドの力がオルテガより強いからだ!」

 

「フン、調子に乗るなぁ!!!」

 

 と、自分の力がエメラルドより劣っていると言われたディケイドエボルは憤りを感じ、フルパワーで再度、みらいに斬りかかるが、武器を持っている腕が突然動かなくなった。

 

「な、何だぁ!!?体が動かん!!!どうなってる!!?」

 

「(エボルト、お前はもう終わりだ)」

 

 と、説教BGMが流れ出すと共にディケイドとエボルトの合体が解けて中から門矢 士が出てきた。

 

「助かったぜ、救世主」

 

「ディケイドエボルだと厄介だからな。あと、戦いが終わった後、何でことはを殺したかを教えてもらうぞ」

 

「分かった」

 

 戦兎と門矢 士はそう会話しながらエボルトと戦うみらいを見守っていた。みらいは強力なエメラルドの力を宿したリンクルソードでディケイドの力が無くなり、一気にパワーダウンしたエボルトを何回も切り裂く。そしてリンクルストーン・エメラルドをリンクルソードに装填して必殺技を発動させる。

 

「プリキュア・エメラルド・リンクルスラッシュ!!!」

 

 みらいはそう言いながら、攻撃を避ける体力も残っていないエボルトを一刀両断する。「おのれおのれおのれぇ!!!人間共がァァァァァァァァァァァァ!!!」エボルトの断末魔と共に体内にあったオルテガは砕けてしまい、それと共にエボルトも光の粒子となって消えていった。

 

「やったね、みらい!」

 

 みらいに憑依している誰かはそう言った後、みらいに身体の主導権を返した。

 

「さぁ、教えてくれ。何でことはを殺したんだ?」

 

「オルテガの力を破壊する為さ。人型の彼女に宿るエメラルドの力はオルテガに及ばないほど少なかった…どうすればエメラルドの力をオルテガに勝る程までに上げる事が出来るか考えた時、一回彼女を死なせて彼女をエメラルドの原石に還せばいいと思ったんだ」

 

「どういうことだ??簡単に言ってくれ」

 

「つまり、彼女の内部と外部を入れ替えたって事だ。死ぬ前、エメラルドの原石は彼女の身体の内部に眠っていた。殺す事で彼女の身体を内部にしまい、エメラルドの原石を外部に出してエメラルドの力をより一層強いものに変えたんだ。まぁ、誰かの身体を使わなきゃ戦えないんだがな…」

 

「誰かの身体を使う……って事はまさか!」

 

「そう、さっき戦っていた奴とエメラルドの原石の正体は花海ことはだ」

 

 と、門矢 士が言うとことはがまたみらいに憑依し、戦兎に抱きついていく。

 

「戦兎ー!!今まで正体隠しててごめん!」

 

「(はーちゃん…!!)」

 

「もうこの世界にいないと思ってたからまだいて良かった!ことは、元の姿には戻れそうか?」

 

「いや、戦いが終わるまでは戻れない…」

 

「戦いって…今、終わったんじゃないのか?」

 

「いや、まだ終わってないよ!」

 

 ことははそう言いながら万丈達が戦っている方を指さす。戦兎がことはの指さす方を見るとそこには変身が解け、服がボロボロになり、傷だらけの万丈達がいた。そしてその近くには時田 カレハがいた。

 

「魔闇が狼憑きとしてよく働いてくれてたわね…」

 

「どういうことだ?」

 

「魔闇は私の影武者だ」

 

「影武者…って事はまさか、お前が人狼!」

 

「そう、私が人狼だ。といってもただの人狼ではない。ゲームマスター兼人狼だ」

 

「ゲームマスター…!」

 

「私がこの世界の支配者!!この世界にいる限り私には逆らえないのだ!」

 

「くっ…」

 

「さぁ、最後の勝負と行こうか!!救世主!!!」

 

 時田カレハは強い口調で戦兎にそう言い、ドラクエXの時元神キュロノスのような姿に変化し、戦兎に向かっていくのだった…

 

 

 

 

to be continued...........




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