ビルド&プリキュア 〜俺と私が創る未来〜 作:萊轟@前サルン
みらい「第50話どうぞ!」
ハイラントビルド状態の戦兎は身体にウィザード インフィニティーの力を纏わせ、四肢、背中、胸部にオールドラゴンのドラゴンパーツを装着してから禍々しい姿をした時田 カレハへと向かっていく。
「フン、ウィザードの力など使っても無意味だ!」
「ウィザードのだけじゃなく、俺の力もある事を忘れるなよ」
時田 カレハは自分に向かってくる戦兎に対して炎系の攻撃魔法を出そうと素早い動きで魔法陣を描くが、戦兎がドラゴンクローで時田 カレハが作った魔法陣を壊した。
「くっ…なら、これでどうだ!」
時田 カレハは小さい魔法陣を自分の周りに何個も描き、魔法陣の中から戦兎に向けて鎖を発射する。鎖は戦兎の四肢を縛り、戦兎は身動きが取れなくなった。
「ぐっ…これはマズイ。早く抜け出さなければ…!」
「そうはいくかぁ!!」
時田 カレハはそう言いながら、雷系の魔法で戦兎を攻撃する。電撃を受けた戦兎は近辺にある建物の壁へと吹っ飛ばされていく。
「フン、救世主も落ちたものだなぁ…冥土の土産に教えてやろう。お前達をここへ呼んだ本当の理由を」
「本当の理由だと…?」
「そうだ」
時田 カレハは倒れた状態から起き上がろうとしている戦兎になぜここに戦兎たちを呼んだのかの"本当の理由"を話し始める。
「あの日、生きることの辛さに耐えられなかった私は首を縄にかけた。だけど、その数十秒後、誰かが私の前に現れてこんな事を言った…"自分自身が作る世界で死ぬ事なく永久に過ごしてみないか?"と。自分自身が世界を作れれば生きる事の辛さなど何もないと感じた私は首を縦に振り不老不死のオルテガの力を受け取ろうとした。だが、しかし…」
「エボルトにオルテガの力を奪われて不老不死にはなれなかった…と」
「だからこそ私は破壊に対抗する様々な創造の力を宿すお前達やレジェンド達を魔闇や朝田を使い、ここへ呼んだ。そして先程、お前達は見事にエボルトを倒した」
「魔闇や朝田、そして俺達や他の皆はエボルトを倒す為だけに使われ続けていたわけか」
「そうだ、お前らは所詮、私の計画の捨て石だったのだ。だが、魔闇や朝田といった無能人間達よりは良く働いてくれた…感謝する」
「無能だと…?魔闇と朝田は無能なんかじゃない!!魔闇と朝田は普通の人間だ!!普通に毎日を過ごし、立派に生きていた!そしてお前とは違って生きる事に幸せを感じていた!」
「フン、だが今はもう死んでいる。死人に口はないのだよ」
「2人は俺の心の中で熱い火種となって生きている!俺は皆の想いだけでなく2人の想いを背負ってこの世界を
戦兎は強い口調で時田 カレハにそう言いながら平成二期全ての主人公ライダー達を究極フォーム状態で召喚し、時田 カレハへと向かわせていく。
「究極フォーム勢揃いか…だが、もう遅い!私はエボルトが消滅した時に体内から流出したオルテガの力を手に入れた!今、この瞬間私は不老不死の支配者となる…!!」
時田 カレハはそう言いながら、あたりの地面に散らばるオルテガの力の欠片を吸い寄せて体内へ吸収していく。オルテガの力を手に入れた時田 カレハの姿は段々と禍々しいものへと変わっていく。
「これは…」
「戦兎、姿が変わりきる前に時田 カレハを倒すよ!」
「みらい…いや、ことは、いくぞ!」
戦兎とことはは声をかけ合い、同じタイミングで空高く飛び上がり、必殺技を発動させる。
『Ready go!』
『ハイラントフィニッシュ!!』
「プリキュア・エメラルド・リンクルスラッシュ!!!」
必殺技を発動させた2人は時田 カレハに攻撃するが、黒い手の様なオーラで簡単に弾かれた。
「ハイラントビルドとエメラルドでも敵わないとは…!」
「ビルド、よく見ろ。オルテガを手に入れ、自分の私利私欲を完全に満たしたアイツはもうアイツではない。というか、エボルトはどこに行ったんだかな〜」
「なら、アイツを何だと言うんだ?」
「ただの自己中の
「エボルトは消滅したはずじゃ?」
「奴はお前達と戦って負けた後、液状化して地面に散らばるオルテガに自分の細胞を付着させていった」
「って事はエボルトはまだ生きているのか」
「そうだ」
と、門矢 士と話している間に時田 カレハは姿を完全な物へと変えた。エボル ブラックホールフォームのようなカラーリングで体全体は人間型のエレメント系モンスターまんまだった。
「禍々しい…エメラルドの力を最大限まで引き出せている私でさえも震えてしまうとは…」
ことははそう言いながら額から冷や汗を流す。その一方で戦兎は勇者の様に、時田 カレハに恐れることなく勇敢に向かって行こうとする。そして自分についてこない仲間達にこう言う。
「皆、最後の勝負だ。いくぞ」
戦兎は皆にそう言い、1人、先に時田 カレハへと向かっていったのだった……
to be continued..........
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